先日、ワンカラデビューしてきました!
ワンカラとは、一人でボックスに入ってカラオケをしたり、ナレーションなどを録音したりできるスペースです。
平日休みができたので、思い切って一人で気兼ねなく歌えて録音ができるワンカラに行ってみました。
その時の模様をレポします。
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目次
ヒトカラ対応のカラオケ店よりワンカラがよかった理由
ヒトカラという名前を、私はつい最近まで知りませんでした。ただ、一昨年だったか、年末年始をカラオケボックスで過ごす人たちがテレビで取材されていて、その際使っていたカラオケ屋さんがヒトカラだったんです。
今回、渋谷に行きたかったので”渋谷 ひとり カラオケ”と検索してみたところ、電話ボックスのような部屋でヘッドフォンをつけながら歌う動画を発見!その方のコメントを見て初めて私がテレビで見たカラオケ屋さんが”ヒトカラ”という名前だったと知りました。
また記事を検索する中で、ヒトカラでは歌声を録音することも簡単にできるとのこと。
どうせカラオケに行くなら録音したいけれど、普通のカラオケ屋さんだと難しいんです。単にICレコーダーやスマートフォンで録音しようとすると隣の部屋の歌声や振動、オーダー持ってくる人の声、終了時間を知らせる電話の音など、結構音が入ってしまうんです。
私は歌声をクリアに、きれいに録音したかったので、ミキサーにケーブルをつないで録音できる設備が欲しかったんです。
なので全ての部屋でヘッドフォンからしか音が出ない仕組みのヒトカラに、ケーブルをつないでもいいミキサーがあれば予約しようと思いました。
そこでワンカラでの録音方法や、設置してあるミキサーの機種を調べ、録音に必要などんな機器を持ち込むのかを特定しました。また、行こうと思っていたのが水曜日だったもので、それなら映画館はレディースデイなので1,100円で見られる!と思い出し、前から見たかったボヘミアンラプソディも1日のコースに取り入れることにしました。
ミキサーはXENYX-1002FXというアナログミキサー。これならケーブルをつないで私が持っているTASCAMのICレコーダーと接続できます。
「さて、予約するか!」
と思ったところ、、、
ヒトカラ新宿大ガード店を選んだ理由
ワンカラのWebページで渋谷店の料金表を確認し、さらに念のために渋谷店の口コミなんかも見たいなぁと調べていたところ、なんと、渋谷店が閉店したとの情報が目に入りました。
「でも、もしかしたらガセネタかも。。。だって公式サイトでは渋谷店って載ってるし。。。」
と疑い、さらに調べてみたのですが、その情報は本当でした。しかも閉店の理由はわからず、よく利用していた方の話によるとお客さんも結構入っていたとのこと。立地もちとせ会館に入っていたようなのでとても賑わっている場所ということもあり、行く気まんまんだった私はなんとなく意気消沈してしまいました。とっても残念、、、
でもカラオケで歌声を録音し、帰りにボヘミアンラプソディを見る!ということが最優先なので、仕方ない、渋谷はすっぱり諦めることにしました。
そうなると、渋谷以外のワンカラなら新宿か池袋かぁと思ったのですが、
・ワンカラのモーニングフリータイムを使いたい
・ワンカラ終了後、スムーズにTOHO系の映画館でボヘミアンラプソディが見られる(水曜日がレディースデーだったので)
・家から行きやすい
この3点から、ワンカラ新宿大ガード店を選びました。
特に映画館との距離がとても近く、ワンカラ終了時間から映画の上映時間まで40分だったので、移動して軽食を食べるのにちょうどいい空き時間だったのです。
録音に必要な機材は?
ヒトカラに置いてあるミキサーはXENYX-1002FX。
私の使っているICレコーダーはTASCAM DR-07。
録音方法として候補は2種類ありました。
1. ミキサーの出力ポートを使う方法
上記画像の右側、黄色く囲んだ部分の ””OUT””と、
ICレコーダーの ””LINE OUT”” を下記のようなコードで接続します。
ミキサーの赤いポートには赤いケーブルを、ミキサーの白いポートには白いケーブルを挿します。ICレコーダーには黒いケーブルを挿します。
この録音の場合は、歌っている声のみが録音されます。なので、カラオケ音源を流さなくても録音可能です。アカペラのデモテープを作るとか、朗読のみ録音したいなど、この接続で可能です。
2. ヘッドフォンポートを使って接続を使って録音する方法
上記の写真では、ICレコーダーのLINE INポートは隣の小さな箱と接続しています。この小さな箱はヘッドフォンが接続されている機器になります。ワンカラではこの機器に接続したヘッドフォンから流れるカラオケ音源を聴きながら歌うのですが、この機器にはもう1つあいているヘッドフォンポートがあります。
そのもう片方のヘッドフォンポートとICレコーダーのLINE INを下記のようなコードで接続します。
ただ、注意しなければならないのは著作権です。
この接続の場合は第一興商なりJOYSOUNDが作り、著作権を持ったカラオケ音源が一緒に録音されてしまいます。なので、歌のレッスンに使ったり、歌い方の研究をするなど、個人的に使用する目的のみとなりますのでご注意くださいね。
ワンカラ新宿大ガード店はこんなところがよかった
<設備について>
思っていたよりもずっと綺麗で使いやすく、音も良く、女性一人でも女性専用エリアがあるためとても快適に過ごせました。
ドリンクエリアにはホットコーヒーなどのホットドリンクもコーラなどのコールドドリンク、テッシュもあり、ソファで休みながら過ごせます。お手洗いもとても普通のカラオケ屋さんに比べ物にならないくらい綺麗でした。
ワンカラでは歌う部屋のことをPITという言い方をしています。PITはオートロックで安全。室内は、両手を広げられはしないものの、電話ボックスよりもずっと広く、ハンガーや手荷物を入れるカゴも設置。ドリンクコーナーでもってきたコップを置いておく専用の場所もありました。
扉にはガラス部分がありますがほとんどがすりガラスなので、中に人がいるかいないかを確認できる程度にしか見えません。
また、普通のカラオケ屋さんのようにミュージックはヘッドフォンを通してしか聞こえないため騒音は気になりません。歌を歌うだけでなく、ナレーションの録音のためにきたり、英会話のレッスンに使う方もいるようなので、使い方は自由に考えることができます。
私は音楽スタジオで録音したこともあったのですが、どうしても他の部屋で演奏しているバンドのドラム音やBASSが一緒に録音されてしまいました。なのでこちらのワンカラはとても良くて、これからもぜひ行きたいと思っています。
<お得に利用する方法>
「ワンカラのWebサイトを見た!」というと、入会金が無料になり、ヘッドフォン使用料が300円引きになります。また、6:00AM〜12:00PMのモーニングフリータイムがとっても安く、平日は1,200円と一番安いのですが、週末でも1,500円とかなりお得なんです。
ただ池袋店はモーニングフリータイムが6-13時で週末でも1,700円なので、7時間で1,700円と、こちらの方がコスパはいいので、もし1時間でも長く使いたいなら池袋店もいいかもしれません。
<ミキサー こんな使い方!>
女性で地声が弱い方は、高音域や中音域のミキシングをちょっと強めにすると力むことが減るかもしれません。ただ、子音の音も強めになるため、声を生かし、かつ綺麗に音をとれるようにマイクGAIN(マイクが拾う音)を減らし、かつヘッドフォンから聞こえる音量を増やすなどで調整できると思います。
お店側も、ミキサーの使い方をもう少し詳しく解説してくれる動画など流してくれたらいいかなぁと思います。
さいごに
ワンカラはこんな方なら楽しめるし、利用する価値があるかなぁと思うのが、
☆じっくり自分のボーカルに集中したい方。録音を聞いて改善点を確認したいって方にはとっても有効だと思います。
逆にスタンドマイクでド派手パフォーマンスや振り付けの練習をしたい方には不向きです。どうしてもスペースが狭いので、ワンカラでは基本的な歌の練習をするのがいいと思います。動いてしまうとずっと出さないですませてしまう歌い癖みたいなのがついてしまうこともあるので、直立でも歌えると、動いた時にもパフォーマンスが上がると思いますよっ。
なお、録音をしたい方は、自分の声質を確認しながらミキシング調整をしたり、録音準備をする時間をたっぷり設けた方がいいので、時間には少なくとも30分くらい余裕をもった方がいいです。また初めていらっしゃる方は、入会申し込みに5分程度見た方がいいですね。なので、午前中が空いている方はモーニングフリータイムがとってもお勧めです。
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ワンカラ新宿大ガード店
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目 1-1 新宿カレイドビル4F
03-5322-8844
24時間営業
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