私の好きな歌

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アスタリフトCMソング2018秋 ナチュラルウーマン

今年、2018年秋。
富士フィルムアスタリフトのCM、ご覧になりましたか?

とっても素敵です。誰が美しいとかそういうことではなく、バックに流れている歌もいいし、シンプルなんだけど、シンプルさを生かす構成、私は好きです。

イメージキャラクターの松田聖子さん、そして高畑充希さんが砂の上を歩き、多くの女性とともに歩いています。

これだけシンプルにするって、本当に難しいことだと思うんです。誤魔化せないから。砂の質も、風の強さも、歌の大きさなんかも。

みんなが口ずさんでる歌はキャロル・キングの『ナチュラルウーマン』です。

 

「ナチュラルウーマン」

アスタリフトCM

モノクロの砂漠の世界の中で、アレサ・フランクリンの名曲「ナチュラル・ウーマン」を合唱する大勢の女性たち。彼女たちを導きながら、松田と高畑も歌う。

そこに「ジェリーで、美に革命。」というタイトルとともに、ジェリー アクアリスタが登場。すると世界は色につつまれ、ハリとうるおいに満ちた松田と高畑の美しい表情とともに「生きるほどに、強く。美しく。」というメッセージが映し出される。

すべての女性がなりたい美しさをかなえるために、化粧品にできることも、まだまだある。富士フイルムがジェリー開発に込めた、そんな想いを堂々と宣言する映像となっている。

 

「Natural Woman」はアレサ?キャロルキング?

実は私、NaturalWomanをアレサ・フランクリンが歌っているって知らなかったんです!この記事を書くまで。ずっとキャロルキングしか歌ってないくらいに思ってました。

この歌はキャロルキングがまだ無名だった頃、1960年代に書いた曲。それをアレサに提供した歌だったんです。Natural Womanは世界的に大ヒットとなりました。

キャロルキング自身も1970年代になってアルバム『タペストリー(つづれおり)』に歌声を収録。

 

Carol KingのNaturalWoman

そうそう、この歌声、このアレンジ。聞きなれた安心感。言ってみれば、これも本家本元。

 

 

Natural Womanの歌詞

Natural Woman(英詩)
Written by: Gerry Goffin / Carole King / Jerry Wexler

Looking out on the morning rain
I used to feel so uninspired
And when I knew I had to face another day
Lord, it made me feel so tired
Before the day I met you, life was so unkind
But your the key to my peace of mind
‘Cause you make me feel
You make me feel
You make me feel like
A natural woman (woman)
When my soul was in the lost and found
You came along to claim it
I didn’t know just what was wrong with me
Till your kiss helped me name it
Now I’m no longer doubtful, of what I’m living for
And if I make you happy I don’t need to do more
‘Cause you make me feel
You make me feel
You make me feel like
A natural woman (woman)
Oh, baby, what you’ve done to me (what you’ve done to me)
You make me feel so good inside (good inside)
And I just want to be, close to you (want to be)
You make me feel so alive
You make me feel
You make me feel
You make me feel like
A natural woman (woman)
You make me feel
You make me feel
You make me feel like a natural woman (woman)
You make me feel
You make me feel
 © Sony/ATV Music Publishing LLC

★Natural Woman意味と内容

この歌のテーマは

You Make me feel like a natural woman

です。

“Natural Woman”とは自然な女性。わかりやすく言えば「ありのままで」。

あなたが私をありのままでいさせてくれる

みたいな感じでしょうか。

朝降る雨を見つめても
何も感じるものはなかったわ

また一日を暮らさなくてはならないとわかると
とてもうんざりしたわ

あなたに会うまで人生ってとても冷たいものだった
でもあなたの愛が私の心の安らぎへの鍵だったの

だってあなたといるとありのままの私でいられるから

私の魂が忘れ物保管所にあったとき
あなたがやってきて引き取ってくれたわ

私ったらどうしちゃったのかわからなかったわ
あなたのキスが教えてくれるまで

何のために生きているのか私はもう迷わない
あなたを幸せにすることができるのなら、それがすべてだからなのね

だってあなたといるとありのままの私でいられるから

あなたが私にしてくれること
心の奥までいい気持になるわ
ただ私はあなたの近くにいたいの

生きているということをあなたは感じさせてくれる

出典:https://ladysatin.exblog.jp/21254976/

 

こちらの訳はladysatinさんのブログから転載させていただきました。ladysatinさん、NaturalWomanの歌詞について、とっても深い考察をされています。

私はもっとこの歌について知りたい!と思ったのはladysatinさんの訳や、言葉に対する感性の高さがあったからです。

いい訳、悪い訳というレベルではなく、深く深く、歌詞の世界に身を置いて、耳を澄ませ、肌で感じて言葉を味わっている様子が伝わってきます。正直、こういう訳に触れたのは初めてでした。

他の歌についても訳をされています。どうぞ、お時間をとって訪れていただきたいブログです。
ladysatinさんのブログはこちらから

 

衝撃的なアレサのNaturalWoman

この映像は、2015年のケネディー・センター名誉賞授賞式での歌声です。
この賞は1978年から始まったもので、毎年優れた芸術作品を発表したアーティストに贈られるもの。アレサはすでに受賞しており、2015年はキャロルキングが受賞しました。

その受賞に華を添えたのがアレサフランクリン。

まずはその歌声をお聞きください。

私はしばしフリーズしてしまいました。あまりのソウルフルな思いに。

そう、単に歌が上手いとか、声量があるとか、声が通るとか、そんな一般的な”評価”的な言葉なんてちっぽけに感じてしまいます。

彼女に評価は必要ない。

彼女が歌っているこの映像、彼女が歌っていること自体を彼女が全肯定している姿。

声を超えた、振動、パルスが空気を震わせ、観客や会場の壁、天井を共鳴させて奏でているかのようです。

音は声帯を震わせ、筋肉や骨を振動させ発せられ、さらに身に周りにあるものにぶつかり振動を生みながら伝わっていきます。そして同調していきます。

それがいい音であれ悪い音であれ、同調していきます。ちょっと例えは違うかもしれませんが、磁石に吸い寄せられていくかのような、音には、そんな力があります。

そんなことを、久しぶりに実感した、アレサのNaturalWomanです。

「NaturalWoman」ができるまで

これは吉岡正晴さんというソウル、ブラック、ダンス・ミュージックを得意となさっている音楽評論家が解説しているサイトがあります。

その記事の中にNaturalWomanができるまでの経緯を紹介してくれています。その内容がまたすごく心に響いたんです。

文章もとてもドラマティック。だけど誇張しているわけでもなく、記事と割り切って努めて冷静になっている文章じゃない。

NaturalWomanにご興味を持っていただけたなら、ぜひ読んでいただきたい記事です。

→吉岡正晴さん”NaturalWomanの記事”はこちら

 

 

Whitney Houstonの「NaturalWoman」

これは、なんか切ないです。ボビーへ、ボビーがいる舞台ソデに向かって歌っているんですが、もうそのこと自体が切ない、、、

叫びのようにも思えます。

ちなみに、Whitneyの本名はWhitney Elizabeth Houston。この名前の名付け親はアレサフランクリンだと言われています。

 

 

まとめ

1.2018年秋の富士フィルムアスタリフトのCMソングは「Natural Woman」。

2.「Natural Woman」はアレサフランクリンで有名。キャロルキングが作り、自身も歌っています。

3.「Natural Woman」のテーマはNatural Woman=ありのまま。You make me feel like a natural woman・・・あなたといるとありのままの私でいられる、というラブソングです。

4.NaturalWomanの訳について、satinさんのブログをご紹介。

5.2015年のケネディー・センター名誉賞授賞式でキャロルキングのお祝いにアレサが歌った映像からその圧巻のアレサワールドをご紹介しました。

6.NaturalWomanができるまでの背景や経緯について、岡正晴さん”NaturalWomanの記事”をご紹介しました。

7.私が敬愛する、またアレサがずっと可愛がっていたWhitney Houstonの歌声もご紹介しました。

 

さいごに

久しぶりにソウルミュージックの世界に触れたなぁ。ここ数年、私自身が歌の活動を休止していたこともあって、こうして音楽を聴くとか、音楽と向き合うことから遠ざかっていたからかもしれません。

聖子ちゃんファンということでアスタリフトのCMがアンテナにひっかかり、そこからキャロルキング→NaturalWoman→アレサフランクリン→WhitneyHoustonと渡ったバトン。

ソウルについて詳しい方のブログにも出会えて、またとてもハートフルな訳を発表された方のブログにも出会えて、この数時間、何日も経ったかのような充実感でいっぱいです。

・・・で、そんな流れで、なんと、Whitneyの自伝的映画が作られ、アメリカではすでに公開されているという事実を知り、これまた結構な衝撃を受けている私。日本では2019年に公開されることが決まったとのこと!

→ホイットニードキュメンタリー映画「Whitney」の情報はこちらから

来年は確か(ソウルとは全く関係ないけれど)シティハンターも公開されるらしく、わくわくな2019年になりそうです。

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ちあきなおみ 私の好きなオススメの歌はこの2曲

今朝、10月8日の朝日新聞広告で大きく「ちあきなおみ」と出ているのを見ました。

ちあきなおみさんは私も大好きな歌い手さん。コロッケさんのモノマネで『喝采』が有名ですよね。

昨年だったか、一青窈さんが『雨に濡れた慕情』をカバーなさって、ドラマの主題歌だったか、なっていた気がします。

この新聞広告では「ちあきなおみ 歌の世界聞きくらべ」として10枚のアルバムを収録しているセットらしいのですが、私の超オススメの曲がどちらも入っていなかったんです。

 

ちあきなおみの歌

ちあきなおみさんの歌唱力

そもそも、ちあきなおみという歌手はソウルなんかを得意としていた方なんです。どうりで、ちょっとやそっとのリズム感じゃないと思っていたんです。

でも、日本で歌手としてやっていくには演歌を歌った方がいい、演歌を歌ってくれ、とプロデューサーだったか、事務所から依頼されて演歌を歌うようになったと聞いたことがあります。

この新聞の中にある曲で「さとうきび畑」の歌があります。
もう、あの曲を思い出しただけでちあきなおみさんの歌声が聞こえてきそうな気がしませんか?

もちろん、森山良子さん素敵ですよね。彼女も米軍基地で仕事をしていたお父上から、英語の発音を厳しく指導され、また米軍が身近にあったから、彼女の美しい声と相まって彼女にしか歌えない歌に、どの歌でも変えてしまえるんだろうなって思うんです。

そしてちあきなおみさんも、ソウルという、ちょっと血なまぐさいような世界で、魂の解放を歌った歌がおおいジャンルにインスパイアされたこと自体、ソウルリズムの血が引き合ったんだろうなって想像します。

 

ちあきなおみ 私のオススメの曲1「始発・・・まで〜暗いはしけ」

作曲:Velho-Ferreira 日本語詞:吉田旺 原詩:Velho-Ferreira

原曲は映画「過去を持つ愛情」の歌としてアマリア・ロドリゲスが歌ったもの。日本語版として吉田旺さんが詩を書き、ちあきなおみさんが歌っています。

ちあきなおみさんは、ポルトガル民族歌謡であるFADO(ファド)を日本語詞でよく歌っていました。『霧笛』もそうですね。

このシンプルな楽器、でもシンプルなだけにべたーっとした音楽になってしまうこともあり得る曲。

こういう曲を歌うと、歌のデッサン力が活きてくるんですよぇ。

バックがシンプルだと、歌い手でそこでどう歌うのか、どんな世界にするのか、どんな主人公として生きるのかが明確であればあるほど、聞き手にどんどん映像や、風や、温度が生まれてくる。

これは技術じゃない。

そう、声をだす技術やビブラートをかける技術はあります。でも、例えば

「ここでデクレッシェンドかけたら物悲しく聞こえるよ」

なんてもんじゃないんですよね。

カメラの絞りってあるじゃないですか。その絞りをまず心に装着する。そして、心と声帯をつないで、その絞りを心からかけていく、、、そうすると心の絞りに連動して声も変わってくる・・・そんな感じかな?

 

余談ですけれど、中島みゆきさんが作ったこの曲を思い出してしまいました。
LALALA/研ナオコ

 

 

ちあきなおみ 私のオススメの曲2「雪」

作詞:吉田旺 作曲:池毅

この曲、”女”が彼女の言った言葉のところ、全然違うんですよ。「負けた」という言葉の女性と。はっきり違うんです。

何を言ってるのかわからない!ってお思いになったら、ぜひ聞いてみてください。

この曲は、詞や曲が素晴らしいのは言うまでもないのですが、ちあきなおみさんの女らしさや女として生きてる覚悟みたいなものがね、感じられるかのようです。

「霧笛」では自分のものにならない相手を毒殺する女を、

「雪」では存在すら気づかれずに孤独に切り刻まれるかのような女を、

それでも、その時を痛々しくも生きてる姿がそこにあるように思えます。

そして、生きていくしかない自分に、踵を返すことで自分で背中を押しているような、そんな世界が見えてきます。

さよならは、言えないまま。

 

ちあきなおみさん自身が好きだった歌

NHKの歌番組を見ていたら、作曲家のすぎものまさとさんが出ていらっしゃいました。すぎもとさんが作曲した歌『冬隣(ふゆどなり)』を、ちあきなおみさんがとても好きだったというお話をなさっていました。

この歌は、逝ってしまった人が置いていった寂しい時間が描かれています。

奇しくも、ちあきなおみさんが、この歌の主人公と同じ境遇になってしまうことになり、彼女はステージを下りました。

 

 

ちあきなおみ 私のオススメの曲〜おまけ「伝わりますか」

作詞作曲:飛鳥涼

この曲、初めて聞いたのは飛鳥のセルフカバーアルバムでした。「伝わりますか」の他には中森明菜さんに書いた「予感」なんかも入っていました。

で、すっごく良かったんです。当時、20代になるかならないかの頃だったのかな?すっごく想っている方がいたんですけれど、それ以上にはならなかったんです。この曲を聴くとその人を思い出します。
・・・
そんなことを言っていたら、なんと夢に彼が登場しました、びっくり(笑)

そういえばASKAさん、オーケストラとコンサートされるようですね。
仙台、札幌、東京のチケットはまだあるようです。

ホイットニーを思うにつけ、薬物を使用すると声が出なくなるのかな?と。一時的にはガンガン張り上げられるんですけれど、それこそ筋肉や声帯が疲弊してしまうような印象があります。
でもASKSさんが白か黒かはわかりませんが、あの伸びやかな声が聞けることをお祈りしています。

 

さいごに

ちあきなおみさんのオススメ曲2曲とおまけの曲をご紹介しました。

1曲目:「始発・・・まで(暗いはしけ)」
2曲目:「雪」
番外編:ちあきなおみさんが好きだった歌「冬隣」
おまけ:「伝わりますか」

おまけの「伝わりますか」は飛鳥Verもご紹介しました。

もともとソウルを歌っていただけのことはある!今も錆び付くことのない名曲。私がご紹介した曲は有名な曲ではないと思いますが、確かにちあきなおみさんの歌唱力や歌手、そして人としての生きっぷりをうかがわせるような気がして、大好きな歌です。

ぜひ、みなさまのちあきなおみコレクションに加えていただけたら嬉しいです。

 

友達のまま?恋愛に心が傾いた時に聴きたい歌 3選

いつもはバカ言ったり、一緒に出かけたりするのも友達だったのに、どうして、なんで、他の誰かと話してるといつもより楽しそうに見えてくる。。。なんだか、ふっと遠くに行っちゃったような気持ちになる。そこにいるのに、私たちが一緒に過ごしてきた時間をはるかに超えてるように感じる。

知らないあなたがそこにいる。

え?そんなはずないのに。
友達じゃない!そう友達なのに、友達のはずだったのに・・・

何を望んでるんだろ、あなたに。

 

そんな友達だったはずの人に思いを寄せていく男女の歌をご紹介します。

 

友達のまま?〜ここにいるのに

『逢いたいから』/古内東子

作詞作曲

作詞作曲とも古内東子(ふるうち とうこ)。

 

歌詞

出典:http://j-lyric.net/artist/a0023a2/l012cee.html

 

一番近くて一番遠い人

なんだかそんな存在なのかなって気がしてくる曲です。この曲は古内東子さんの楽曲の中でもかなり初期の作品。男性目線の曲を歌っているのですが、彼女の声が、この曲の主人公がどれだけ切ないか、どれだけ苦しいかを代弁してくれているかのようです。

こうやって逢えていれば、いつか僕の存在に気づいてくれるんじゃないかって、目を覚ましてくれるんじゃないかって。

どうして自分じゃないんだろう?こんなに近くにいるのに、、、

 

何度聞いても、とても胸に響く歌です。

 

 

友達のまま?〜きっかけさえあればいいのに

『トワイライト・アヴェニュー』/スターダストレビュー

作詞作曲

作詞:竜真知子
作曲:根本要

根本要さんはリードボーカルをとってる方です。

 

歌詞

こんなふうに

ほんの少しのハプニングがあったら、誰かのプッシュがあったら、、、。もどかしい友達っていう距離。

仲間でいると騒々しいから、本当は、こんな風にただ隣で歩いてる時間、もっと一緒に過ごしていたいんだ。

いつか、ラッキーハプニングが起きますように。

 

もしかしたら、自分だけがそう感じているのかもしれないっていう気持ちを持ちつつ、流れ星に願い事をお願いするような、祈るような、そんな歌じゃないかと感じています。

 

 

友達のまま?〜僕を見て

『もうひとつの土曜日』/浜田省吾

作詞作曲

作詞、作曲/浜田省吾

 

歌詞

出典:http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36202

 

そして、彼女の答えは?

みなさんはどう描きますか?
この主人公は彼女からどういう答えをもらえたのかって。

男性の立場で聴くのと、女性の立場で聴くのとでも違うのかなぁって思います。

ある方の書き込みで、この歌と共に男性からプロポーズされたって方がいました。
女性の立場として言うと、少なからず想いを寄せている男性からならそりゃ嬉しいですよね。

 

さいごに

友達以上恋人未満、それってかなり恋人に近いですよね。少なくともお互いを異性としてみているってことだからです。
でも学生時代から仲のいい友達とか仲間の状態だと、なかなかお互いに同じ気持ちで恋愛を育てていくって難しい。好きって感情を持たないまま仲良くなるって素敵なことなのに。

相手を異性としてみるってことは、つまりは自分が男性だとか、女性だって意識するってこと。
気恥ずかしさとか、バツの悪さとかあるけど、でも自分の中に新しいチャンネルを作れたってことですよね。

今友達にトキメイてるなら、大切な人として愛せるチャンスなのかもしれないですね。

失恋ソング 女性にオススメ2曲〜懐かしの名曲から

泣いても泣いても、彼には届かない

もう彼は戻ってこないの?
諦めてみる、
また思い出す、
恋しくなる、
本当はまだ想ってくれてるんじゃないかって思う、
「大丈夫、大丈夫」って少し明るくなる、
自分を励ましてみる、
ちょっと元気が出て強気に悪口なんて言ってみたりする、
自分がどんどんみじめに思えてくる、
涙が出てくる、

そしてまた、

やっぱり戻ってこないんだって諦めてみる・・・

 

これを読んでくださってる方は、今どんなステージにいらっしゃるのでしょうか?

 

今回は、私が失恋した時にグサっとささった曲、私に生気を与えてくれた曲を紹介したいと思います。

 

失恋ソング〜もう、どうしたらいいの?

恋』石川ひとみ

作詞作曲者

作詞は岡田冨美子。
岡田さんはピンクレディの「ピンクタイフーン」の作詞もなさってるんですね。

作曲は玉置浩二。
1983年というと、「ワインレッドの心」をリリースした頃。メジャーデビューして間もない頃に作ったんですね。

 

歌詞

出典:http://lyric.evesta.jp/l7bb841.html

 

恋と憎しみ

この曲は1983年にリリースされたシングル曲です。石川ひとみさんと言えば『まちぶせ』が有名かな?

この『恋』を聞いた時、本当に衝撃的でした。いろんな曲をたくさん聞いてきたはずなんですが、女性のというか、失恋した気持ちとか本当の気持ちなんじゃないかって。

この曲には希望がないんですよね。

好きだという気持ちも、もうなんだかわかんなくなってる。いろんな感情が浮かんでは消え、また違う感情が襲ってくる。ひとときも安らげる瞬間なんてない。こんな私にしてるあなたはとっても憎い。そんなあなたを忘れられない私はもっと憎い。

きっとこうなんだよね。失恋するって、フラれるって、
「あなたを待ってるわぁ」
とか
「いつまでもあなたを想ってるわぁ」
なんて穏やかなもんじゃないだよ。

そんな風に感じた記憶があります。

40代になった今でも、失恋ソングと言われてすぐに思い出すのはこの『恋』です。

 

 

失恋ソング〜ひとりが少し慣れた頃

『誕生』中島みゆき

歌はこちら↓で聞くことができます。

https://pv755.com/tanjo

 

歌詞

出典:http://j-lyric.net/artist/a000701/l0055d5.html

 

生まれ変われる

私はこの曲に救われました。

別れを告げられることもなく、私の方から別れを切り出させたい思いから、かなりひどい言動をされてました。軽いDVでしょうか。彼は同期入社で入った女性のことが好きになり、しかも周りから”似合いのカップルだ”とけしかけられてその気になっていたんです。

その人から言われた言葉はいろいろあるのですが、その中でも私のわずかに残っていた尊厳を打ち砕くような言葉に絶望し、女としての自分の存在根こそぎ否定されてしまったことから立ち直れずいました。

その言葉とは
「今後、他のどんな女を女としてみたとしても、お前だけは女として認めない」

 

それから半年くらい、感情が湧き上がることもなく、泣くこともなく、恨むこともなく、どこか機械のように過ごしていたように思います。

クリスマスの季節になって、ラジオからは賑やかな話題やクリスマスソングが流れてくる中、流れてきたのがこの『誕生』でした。

正確に言うと、初めは曲が耳に入ってこなかったんです。でも、この歌詞が聞こえてきた瞬間、能面のようになった私の顔に、ボッと、血が通い始めるのがわかりました。

 

「泣きながら生まれる子供のように、もう一度生きるため、泣いてきたのね」

 

そして、私はただただ泣きました。

泣いていいんだ、生まれ変わっていいんだ、もう苦しまなくていいんだ

 

私は生まれ落ちた時、男じゃないことで家族にとてもがっかりされました。その記憶がこびりついていて、長いこと女性であることを受け入れられずに過ごしてきたんです。それでも、20歳前後になれば恋愛する機会も出てきたのですが、一生懸命、女性らしい女性であることをやってきたように思います。

この『誕生』は、この曲とみゆきさんに「やっと生まれたね、おめでとう」と言ってもらってる気持ちになり、とってもとっても救われたんです。

 

さいごに

「命がけの恋を、女は1日で忘れられる」

だったかな?何かの宣伝文句に使われていました。

本当はね、自分に悲しい思いをさせる人なんて、ダメなんです。
あなたに苦しい思いや寂しい思いをさせて、それをわかってくれることもなく平気でいられる人なんて、ダメなんだよね。

でも、もしかしたら、、、って。

あの時の彼に戻ってくれるんじゃないかって。
ちょっとの気持ちの隙があっただけで、本当は彼だって忘れられない気持ちなのかもって、思っちゃったりするんだよね。

 

じゃあ、わたしを好きじゃない彼は好きでいちゃいけないの?

 

失恋しても、フラれても、今存在している”私を悲しませている彼”もまるごと好きでいられたら、きっとあなたの見えてる世界は変わる。

ただただ、今自分のいるところで、淡々と彼を想い続けられる覚悟があれば、きっと自分も変われるし、見えているものも変わると思うんだよね。

つらい失恋に、この2曲が少しでも助けになれれば、、、

久保田利伸の隠れた名曲〜聖子、明菜らへの提供曲〜

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久保田利伸さんのベストアルバム『THE BADDEST CLLABORATION』が発売され、最近、その宣伝のためのTVなどへの出演が盛んですねぇ。

先日は関ジャニの番組に出て、即興でジングルを作ってました。そんな久保田利伸さんは他の歌手の方にたくさんの楽曲を提供しています。

その中で、私がとても好きだったり、よく聴いていた”名曲”をご紹介します。

 

松田聖子

「白い月」

作詞:松田聖子、作曲:久保田利伸 「白い月」

この曲を聴いた時、本当に感激しました。なぜなら、もう声が出なくなって来ていて、音域も狭くなって来ているのに、それでもこれだけの歌唱力を発揮できたのは、ひとえに久保田利伸さんの曲作りのお陰なんです。

この時期の松田聖子が持てる、最もいい部分をキー、音域、そしてメロディーをサビにぶつけて来てくれたんです。

もちろん、そういう歌を地声とファルセットを使いながら松田聖子の声質を最大限に生かす歌い方ができる聖子ちゃんは、やはり高い歌唱力があると言わざるを得ません。

でも、その声量にも音域にも限界がある松田聖子の歌唱力を引き出してくれる曲を作ってくれた久保田利伸の力に、心から感謝と尊敬を感じずにはいられません。

 

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田原俊彦

「It’s BAD」

作詞:松本一起/作曲:久保田利伸 「It’s BAD」

こちらは有名でしょうか?トシちゃんも若いですね、まさに絶頂期。アイドルの中で最初にRAPを取り入れた方ではないでしょうか?

当時、”田原俊彦は歌が下手”、”これしか歌えないくせに久保田の歌を歌うなんて無謀”などと言われているし、まあ今でも言われているのですが・・・・が、いやいや上手いですよ、トシちゃん。

 

IT’s BAD

 

トシちゃんは本当はうまい?

あの頃は歌唱力がある人が大勢いたので、まして歌番組で口パクする歌い手なんて出演していませんでしたから、ちょっと歌唱力に不安を感じさせる要素がある歌い手は容赦なく”下手”の烙印を押されていました。

しかしながら、生で踊りながら歌ってる姿はさすがです。しかも、踊ることを前提として作られてはいないので、踊りやすいようには作っていないんですよ。歌いやすいようにも作っていないですけれど^^;

 

この動画は、2015年に「It’s BAD」を歌っている時の映像です。

 

音がフラットしていないでしょう?改めて見ても、素直に凄いなって思う。

 

この方が「抱きしめてTonight」をアカペラで歌っている番組を見たことあるのですが、リズム崩れたり音程がぶれたりしないんですよ。さすが、80年代にガンガン生放送で歌っていた人は底力がある!今の歌い手とは素地が違うんだな、と痛感しています。

 

中森明菜

「清教徒(アーミッシュ)」

作詞:秋元康、作曲:久保田利伸 「清教徒(アーミッシュ)」

*2017.1月:他の動画を載せていたのですが、アカウント削除になったとのことで別の動画を共有しました。もしかしたらまた削除されてしまうかもしれない...。第一興商がカラオケ音源についての訴訟で勝ったとのことなので、またYouTubeも面白くなってしまうかもしれないですね。

 

こちらはシングルではなく、「BLONDE」のB面

かっこいいでしょう?久保田利伸作品がB面って・・・^^;

当時はまだ久保田利伸も大ブレイク前。その後、明菜さんがラジオで「すごい人に書いてもらってたんだねぇ」と話していました。

・・・とは言っても、「Cry on your smile」とか「You are mine」をリリースした頃。知ってる人は知ってましたよね?私、ファーストアルバム「Shake it paradice」から聴いていました。LPレコードですよ、LP。

明菜ちゃんのこのシングルもEPレコードでしたね。

blonde

 

おまけの名曲

EPOが明菜ちゃんに提供した曲「ロンリージャーニー」です。これが名曲なんですよ〜。「ミ・アモーレ」のB面だったんですね。

本人は「ロンリージャー」をA面に推していたそうです...ということは、「ミ・アモーレ」の方を気に入っていたのかな?明菜ちゃん。確かラジオで

 

「いい曲はシングル化されて雑に扱われるより、アルバムに収録して大切に歌いたい」

 

っていうようなことを話していたことがあるんです。

 

高橋真梨子

「想い出はひかりの中」

作詞:高橋真梨子、作曲:久保田利伸

 

この曲の映像が見つからなかったのですが、実は高橋真梨子さんご自身が歌うより先に、久保田利伸さんがコンサートでちらっと歌ってくれて、それで知ったんです。

「歌詞はよくわからないんですけど、こんな曲を高橋真梨子さんに作ったんですよっ」

って。
いい曲だなぁと思ったので、思わず高橋真梨子さんのアルバムも買ってしまいました(笑)正直、彼女にあまり関心はなかったのですが、「想い出はひかりの中」を聴きたかったんです。

 

まとめ

matome

1.久保田利伸さんが楽曲提供している歌を紹介しています。

2.松田聖子さんへはシングル「白い月」。声量や音域に限界を見せ始めた聖子さんの歌唱力を最大限に発揮させる、私的には神業的楽曲です。

3.田原俊彦さんにはシングル「It’s BAD」。RAP調の歌で難しい歌ですが、今聴くとトシちゃんはとても上手です。

4.中森明菜さんには「BLONDE」のB面曲「清教徒(アーミッシュ)」を書いています。B面ながらリズムが効いていてかっこいい曲です。これは久保田利伸さんが「Cry on your smile」を歌っていた頃に発売されています。

5.中森明菜さんには久保田利伸さん以外で隠れた名曲「ロンリージャー」があります。こちらはEPOが作詞も作曲も手がけています。「ミ・アモーレ」のB面でしたが、当時明菜さんが最も気に入っていた曲と聞いた事があります。

6.高橋真梨子さんへの提供曲は「想い出はひかりの中」。曲を提供しています。

 

 

隠れた名曲と言えば、松田聖子さん、中森明菜さんにはまだまだ沢山ありますね。”え?こんな人が提供してたの!?”というような作品。

そんな曲を紹介する機会も作りたいと思っています。

桜を舞台にしたこんな歌、知ってますか?

咲く羅ーSAKURAー /ゑり音

 

往き交い過ぎ行く巡る季節の風の中で

この坂 桜雨 並木道に降り注ぐ

流れる時はいつからどこから誰の元に

私の明日はまだ見えない坂の上から

らららら歩いてゆく刹那の時刻迎えにゆく

この両手天高く広げながら

らららら手のひらに降り積もりし桜雨

花びらの重なりは時を映す

らららら歩いてゆく刹那の時刻迎えにゆく

この両手天高く広げながら

らららら手のひらに降り積もりし桜雨

花びらの重なりは時を映す

咲く羅の絨毯

桜の季節に

作詞/作曲 ゑり音 2009年

 

 

この音源はスタジオで試し録りしたもので、まだ未発表の曲です。

この歌の舞台は 伊豆高原 です。

伊豆高原には立派な桜並木が坂になっていて、上の方まで続いています。

さくらのトンネル

とも呼ばれています。

山の上の方には、泉郷伊豆高原ホテルがあり、そこへの途中にはプールなんかも見えます。

 

満開の桜の中を歩くと、絶え間なく桜が散って、まるで歌舞伎の舞台で、雪が降るシーンのように、実に奇麗に桜が雨のように見えます。

 

一度だけ、大嵐の中を歩いたことがありました。

しかも満開の桜の季節に、、、です。

雨も降れば桜も降る、雨も舞えば桜も舞い、雨に打たれりゃ桜も泣くっていうような、雨と桜のどんちゃん騒ぎ的光景でした。

傘は役に立たず、来てるものも持っていたショルダーもびしょ濡れ状態となってしまいました。

 

晴れでも雨でも

その桜のトンネルを通る度に、時間の経過を感じます。

未来はこの坂の上にあり、過去は今この坂を昇っている時に作られる。

だから、私は未来という過去に向かって歩いているんだ。

という、実感を得ることが出来るんです。

 

そんな想いを書いたのがこの 咲く羅 という曲となったのです。

 

櫻の園/松田聖子

この歌は 作詞:松本隆 作曲:大村雅朗 によるもの。

このコンビでみなさんがご存知の曲と言えば『Sweet Memories』です。

 

作曲者の大村雅朗さんは1997年に46歳の若さで逝ってしまいました。

もともと郷ひろみの曲を手がけており、聖子さんは郷さんの紹介で大村さんと出逢ったようです。

ただ、聖子さんも大村さんも同じ福岡出身で、しかもご自宅がとても近かったそうで、聖子さんはとても信頼なさってたみたいです。

それを感じることができるエピソードがあります。

 

OhanamiCuple

 

ある日、福岡の自宅にいた聖子さんは、ちょっとしたことから家族と喧嘩をしてしまい、その勢いで家を飛び出してしまいました。

向かった先が大村さんのお家。

いきなり自分の家に飛び込んで来た彼女に

 

松田聖子がこんなところに来たら、マスコミが何を騒ぐかわからない!彼女を守らないと!

 

と、彼女を諭し、無理矢理自宅に帰したそうです。

 

私もバカだったわよね。でも、他にいくところが思いつかなかったんだもの

 

聖子さんは後日、そんなことを口にしていたそうです。

 

当時、松田聖子と言えばスーパーアイドル

そんな彼女が、理由はどうであれマスコミの餌食になるような行動は決して避けなければならなかった・・・

 

いやー、焦りましたよ、ほんとに

 

と大村さんはおっしゃっていたそうです。

 

OhanamiCuple

 

その大村さんが亡くなって数年後。

松本隆さんは、大村さんの

この曲をいつか聖子に歌わせたい

とずっと暖め、実現しないままにっていた曲に詞をつけました。

 

それがこの 『櫻の園』 です。

 

大村さんとのことを思い出す聖子さんは

 

今は、独りで戦っているような気がする・・・

 

と語っていました。

 

そんな背景を感じながら聴くと、また違って聴こえてくるかもしれません。

 

 

経る時(ふるとき)/松任谷由実

千鳥が淵のほとりにフェヤーモントホテルが舞台となったこの歌。

私はこの詞の中の”時間”の描き方が、たまらなく好きなんです。

 桜が散る、時が過ぎる・・・だから 経る時。

ホテルは2002年に取り壊されてしまいました。

 

千鳥ヶ淵の桜並木、水面を埋め尽くす桜の花びら。

今までありもしなかった風景が目の前に広がる。まるで描きかけの絵画のように。

桜が咲くと、もしかしたら姿も見えてくるかもしれない...

年に一度だけ、老夫婦が待っているのはあの頃の息子達なのかもしれません。

私が待っているのは、二度と戻らない、あの頃の私なのかもしれません。

歌詞はこちらへ

 

 

京都物語/梶原秀剛

 

『京都物語』と聞くと原坊こと原由子さんが有名ですよね。

でも私はこちら、私が愛して止まない、梶原秀剛さんの『京都物語』をお送りします。

 

梶原さんの代表曲は、中森明菜さんへの提供曲『月華』や、火曜サスペンス劇場主題歌『体温』など。

もしかしたらカラオケで歌ったことがある、って方、いらっしゃるかもしれませんね。

 

この曲『京都物語』は、梶原秀剛さんがシンガーソングライターとしてデビューした時に作った曲。

最初はもっとスローでギター弾き語り曲だったらしく、CD化の際にはご本人としてもかなりイメージが違った仕上がりになったようです。

アレンジは井上鑑さん。

梶原さんは京都の大学に通っていたことから、京都はほぼ地元に近い存在だったみたいですね。

 

詞の内容は、遠距離恋愛ではなく、別れを選んだ恋人同士の桜舞うさよならの夜を描いています。

 

私はこの他この曲がお気に入りで、3ヶ月ほど、この曲しか聴かない時期があったほど。
私だけではなく、当時この曲に衝撃を覚えた方も少なからずいらっしゃったようですよ。

 

いよいよ、京都の桜が奇麗に見える季節となります。
京都の持つ、静かな情熱が、この曲から感じられて仕方ありません。

 

まとめ

桜をモチーフにした曲とその裏話の紹介をしました。

私、ゑり音のオリジナル曲「咲く羅」

伊豆高原の「さくらのトンネル」を舞台に描いた曲です。

 

・松田聖子『櫻の園』 

故大村雅朗さんが、生前「聖子さんに歌って欲しい」と書いた曲。大村さんの死後、松本隆さんが詞をつけ故人を追悼しています。

 

・松任谷由実『経る時』

千鳥ヶ淵を舞台に描かれたこの曲は、桜とともに、時間や時代の経過を見事に描いた曲です。

 

・梶原秀剛『京都物語』

京都の夜に別れて行く恋人同士の姿を描いた曲。京都のお花見に、もしかしたら彩りを添える曲になるかもしれません、、、