今年も松田聖子が紅白歌合戦に出ましたね。
この見出し、なんか、いじわるだなぁ。にしてもSweetMemories歌わないのね。まだフレッシュフレッシュなんて、懐メロ人形化させるのはもう止めようよって思うのは私だけなのよね、きっと。
気持ちいい?#松田聖子 は代役が音合わせ/紅白リハ https://t.co/w3BMX9uP8q
— えりねーさん (@Panda80DA) December 30, 2019
大晦日より前に 書こうと思ってはいたのですが、なんとなく記事にできずに 紅白が終った今日になってしまいました。
というより、Singleヒットソングメドレーというテーマにがっくりしてしまったっていうのが大きいかな?まあ、普通の松田聖子ファンなら「かわいい聖子ちゃんが見られる!」「懐かしい曲が聴ける!」って喜んでるのかな?
朝起きて開口一番、母から聞かれたのは
「今回の聖子ちゃんは口パクだったのかしら?」
・・・さて、今回は生声で歌ってくれたのでしょうか?
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目次
2019紅白で歌うシングルメドレーって?
昨年の紅白で歌った曲もメドレーだったから私的にはショックでした。まあ私がショックなだけでファンの方々にとっては
「聖子ちゃんなら何歌ってもいい!」
「聖子ちゃんが生きて歌ってるだけで嬉しい!」
っておっしゃる方、かなりいらっしゃいました。でもなんだか化石みたいに扱われてるんだなぁって。阿部サダヲさんだけ「聖子ちゃん!」って騒いでくれてたけれど、あれも「台本だよね」と、なんだか寂しい思いがしました。
曲目は?
そしてやってきた今回2019年。聖子ちゃんが歌ったメドレーはこちらです。
♩時間の国のアリス〜Rock’n Rouge〜チェリーブラッサム〜夏の扉♩
の4曲。まさしく聖子黄金期のヒット曲ですね。聴かせる大人系ではなく、キャピキャピかわいい系に徹したようです。
本放送、そしてこの動画と、何回か聴いていたんですが、すっごく、すっごーーーーく贔屓目にみると、なんか松田聖子ってやっぱりスゴイ歌手だわって、聴いているうちにそう思えてきました。
まず1曲目は時間の国のアリスです。
作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(ユーミン)
#2019紅白 での #松田聖子 時間の国のアリス♩ pic.twitter.com/QDbLRcaIlm
— えりねーさん (@Panda80DA) January 1, 2020
2曲目はRock’n Rouge。
作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(ユーミン)
#2019紅白 #松田聖子 Rock'n Rouge♩ pic.twitter.com/oqfwB1UV5a
— えりねーさん (@Panda80DA) January 1, 2020
3曲目はチェリーブラッサム。
作詞:三浦徳子、作曲:財津和夫
#2019紅白 #松田聖子 チェリーブラッサム♩ pic.twitter.com/lFhtPLeANC
— えりねーさん (@Panda80DA) January 1, 2020
4曲目、ラストは夏の扉。
作詞:三浦徳子、作曲:財津和夫
#2019紅白 #松田聖子 夏の扉♩ pic.twitter.com/cz9oWWvHnQ
— えりねーさん (@Panda80DA) January 1, 2020
さっきも書きましたけれど、何回か通して聴いたり、1曲ずつ聴いたりしたんですけれど、聴くごとに松田聖子というアイコンというか、おそらく最大にして最後の国民的アイドルという幻想を体現しているんだなぁと思ったんです。まさしく”職業:松田聖子”を全うしようとしてるっていうか。
口パクだったの?生声だったの?
生声だった、と思いました。
「夏の扉」だけ?って思ったところはあったのですが、おそらく歌っていたんだと思います。
判断ポイント1
低音が響いていなかった。
特に時間の国のアリスでは、歌の冒頭『鳶色のほうき星流れて消えて』あたりがあまりクリアに聞こえませんでしたよね。録音ならレベルを調整したりして、おしなべて全体的に聞こえたのかなと。
判断ポイント2
「る」が「ドゥ」になっていた
聖子ちゃん、癖なんだと思うんですけれど、♩春に♩の「る」とか、♩踊ってる♩の「る」とか、比較的「る」を「ドゥ」って発音しがちなんです。でも録音だと綺麗に「る」って歌ってたなと。
判断ポイント2
鼻が膨らんでた
呼吸が浅いせいか、声帯からの息漏れが多くて苦しいせいか、♩愛はただ〜♩とか、鼻を膨らませて歌ってました。口パクなら呼吸は自由にできますから、いつも綺麗な顔で歌ってました。
判断ポイント3
声の伸びが少ない
高音は結構伸びてましたね。でも低音から中音はマイクに声が乗りずらかったみたいですね。録音だとまんべんなく声が伸びた状態なので、今回は生声かなと。
判断ポイント4
ところどころ声が太くなる
中音域になるとちょっとドスが効いてるに近い声質になってました。おそらく、地声と裏声のバランスが取れてるのかな?と。なので安定した声が出てる気がしました。でも低音は声になりづらく、高音は細い地声になっていたので、その声質の変化は生声ならではじゃないのかなと思いました。
紅組の女性陣がノリノリ!?
あーちゃん(Perfume)
すっごく嬉しそうですよねぇ
のっち(Perfume)
となりはaikoなんだけど、のっちは本当に楽しそうにぴょんぴょん跳ねてて可愛かったですよ。(右隣はaikoなんだけど、ちょっとやらされてる感があったかなぁ)
島津亜矢と水島かおり
左で青いお着物を着ているのが島津亜矢さん。彼女は紅白直前番組で「松田聖子さんのステージが楽しみです。大好きなので」って言ってました。そしてちょっと見づらいのですが、白いドレス姿で手を振っている女性、おそらく水島かおりさん。思いっきりファンみたいに手を振り返してます。
椎名林檎と石川さゆり
椎名林檎のしぐさが印象的です。感激なのか、「この年齢でここまでするってスゴイ」っていう賞賛なのか…?でも、求められたらやるのがプロっていう姿勢に感銘を受けたのかもしれません。石川さゆりさんとは仲がいいみたいですね、聖子ちゃん。気づけば現役で昭和から歌い続け、紅白に出ている歌手っていないですものね。
まとめ
- 2019年紅白歌合戦で松田聖子はメドレーを歌った
- 歌った曲は♩時間の国のアリス、Rock’n Rouge、チェリーブラッサム、夏の扉♩の4曲
- 口パクか生歌かを私なりに検証したところ、今回は生歌だと考えた
- 生歌だと考えた理由は声のムラ、発音など、録音では目立たないいくつかの歌い癖が見受けられた点からだった
さいごに
今回、松田聖子の今の歌声を何度も聞きました。コンサート、最近はJAZZライブ以外行っていないのですが、あ〜、去年やっていたシングル曲だけのコンサートってこんな感じだったんだろうなって、NHK側もそれを意識したのかなと思えました。
両手をあげて「聖子ちゃん素敵!」「かわいい!」「4曲とも懐かしぃ!」って歓喜はできませんでした。キーを下げて、でもオリジナルのアレンジで歌わざるをえない状況が、なんか苦しくて。
でも、確かに80年代のアイドルの中で現役でコンサートができる、ツアーができる、オリジナルアルバムを発売できる女性シンガーって、いないですよね。私はちょっと聖子ちゃんに高望みをし過ぎていたのかもしれないと思い始めました。
そのことについて、日を改めてブログに書けたらと思っています。
読んでくださってありがとうございます。
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