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2019紅白 ユーミン(松任谷由実)のノーサイドに思うこと

最近気になったこと
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2019 年の紅白歌合戦に、ユーミン(松任谷由実)さんが出演されてましたね。

ネットではやはり不評なのでしょうか?実は私まだリサーチしていません。(松田聖子については絶賛の声が多かったとネットニュースに乗ってましたけれど・・・)

2019年紅白歌合戦で松田聖子 白いネグリジェってどんなの?

今回は、紅白でのユーミンについて、ほんのすこし感想を書きたいと思います。

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目次

松任谷由実の「ノーサイド」

「ノーサイド」って?

1984年にアルバム「NO SIDE」に収録された曲です。Wikiペディアによると、

作曲のきっかけとなったのは1984年1月7日に行われた第63回大会決勝・天理大分舞鶴戦。<中略>決まれば同点で両校優勝となるゴールキックを主将が左に外し、その直後ノーサイドの笛が鳴っている。この光景に「どんなに悔やんでも、高校生が部活を辞めたら、次のシーズンは、自分と同じゼッケンをつけて駆けてゆく誰かを見ていることになる。その情景が思い浮かんで、ぐっと来てしまいました」と、この曲の着想を得たという。

このアルバム、私も持っています。「破れた恋の直し方教えます

紅白での「ノーサイド」

松任谷由実(ユーミン)の歌、竹内まりやとの違い

松田聖子もそうですけれど、確実にユーミンも声が出なくなってますよね?それは火を見るよりも明らかです。

この歌を聴いて、みなさんはどう感じたのでしょうか?

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年齢のことだけ言うと、竹内まりやも還暦を過ぎてるのにあんなに歌えてる!と感じるかもしれませんね。で、竹内まりやとユーミンの差は何かというと

  1. 歌ってきた回数、ツアーの数が違いすぎる
    ユーミンは毎年全国ツアーを行なっています。また冬には苗場、夏には逗子。ここ数年は本数が減っているのかもしれませんが、それでも、毎年コンサートをしているって、かなり超人的です。一方、竹内まりやはツアーはおろか、コンサートはほとんどしてきませんでした。これは家庭のことや、山下達郎氏のスケジュールと合わせなくてはならないこともあって、自分の好きにできない状況もあってのことです。いくらユーミンが元気で超人的な体力をもっていたとしても、疲れることはたしかです。
  2. 根本的な発声の違い
    竹内まりやのルーツは洋楽。海外留学もし英語で曲を作ることも日常だったようです。一方、ユーミンは個性的な彼女の声を最大限に生かす歌唱法を自ら生み出し歌っています。アルバム「Cowgirl Dreamin’」の頃にボイトレを受けたようですが、それでも培ってきたものがありますし、彼女の個性をつぶすことにはならなかったように思えます。竹内まりやが正しくて、ユーミンが正しくないってことではないんです。それは自由なんです。まりやちゃんだってキーを下げて歌う曲あります。「プラスティックラブ」は、ライブでは音源より下げてました。アレンジがいいのかあんまり気にならなかったんですが、紅白でのVTRで気づきました。声が出なくなることも個性、声が出続けることも個性なのかな、と今回ちょっと思いました。

声が出なくなても歌う

単純にすごいと思うんです。もう喉のコントロールができない、力が入らないのに、あれだけ歌うんですから。そしてライブでも同じように、しかも踊りながら、衣装つけながら歌い通すんです。

今回の紅白は地味な衣装で演出でしたが、それでもあのバンドマンを従えて歌い切るって、本当に素晴らしいと思うんです、私。

おそらく、どう歌うかを体に叩き込んでいるんじゃないかと思います。じゃないと、迷いますから。どこまで地声をはって、どこから裏声にするのか…。それを今できる精一杯のことを、プロとして歌うことの精一杯をやるっていう姿がね、やっぱり素晴らしいと思ってしまうんです。

やっぱり松任谷由実の歌は、松任谷由実の声で色づく歌なんだなぁ、、、

紅白でユーミンが言ったこと

歌い終わって、ラグビー日本代表選手が集まるところに戻ってきたユーミン。感想を求められると

「この曲にこんなチャンスを与えてくださって本当にありがとう」

というような内容の言葉を言っていました。

歌った自分に、じゃなくてこの「ノーサイド」という曲に…という言い方がね、素敵だなって思いました。歌は作曲者の手を離れて聴き手のものになる。独り歩きをした歌が時代を超えて、それこそ同じゼッケンを誰かが付けて駆けていく選手を見送りながら、ノーサイドはずっとひっそりと生きてきたって感じかな?人々がみんな忘れても、この歌の存在に光を当ててくれた力があったんですよね。

若い方にはピンとこないかもしれないけれど、この歌をリアルタイムで聴いていた私としては懐かしいだけじゃなく、生きてきたんだなぁって過去から認めてもらえたような、許されたような、そんな感じすらしました。

まとめ

  1. 2019年紅白歌合戦で松任谷由実が歌ったのは1984年のアルバム「NO SIDE」に収録された曲「ノーサイド」
  2. バックバンドのメンバーはドラム:林立夫、ベース:小原礼、ギター:鈴木茂、キーボード:松任谷正隆という、超豪華な方々。

  3. 声は確かに高音域は地声が張れず弱々しい裏声でした。でも、やっぱり紛れもなく”松任谷由実のノーサイド”を聞くことができました。
  4. 「ノーサイド」という曲が再び晴れの舞台に光を浴びたことにとても感謝しているようでした。

さいごに

全員が、すべての歌手がMISIAみたいだったらどうでしょう?

すべての歌い手が美空ひばりみたいだったら、どうなんだろう?

歌が上手いっていうことも私も記事にしたことはあるのですが、今はその人にしか歌えない歌を、その人の声で歌えることが、本当は一番”うまい”、味のある、旨味のある巧さなのかもしれないって思います。

それは歳をとって、それまで同様にはできなくなった時にこそ光るもの。自分に残ったもの。だから、困難の中にこそ、本当の自分がいるのかもって。そして本当に信じられる人も見つけられる、、、そんな気がします。

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