ボイストレーニング

YUBA(弓場)メソッドの効果〜口を大きく開けて歌え!は正しい?

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え〜っ!!!!!

 

って声が聞こえてきそう・・・

 

YUBAメソッドにおいては、”口は大きく開かない”んです。
みなさんの中にはボイストレーナーから ”歌うときは口を大きく開けて歌いなさい”って教わった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私もその一人です。

 

しかし・・・それは逆に歌が下手に聴こえる原因の一つでもあったんです!

 

今日は、YUBAメソッドの弓場徹先生から教えていただいた、口を大きく開いて歌うと起こることについてご紹介します。

 

なぜ ”口は大きく開くな”?

よく言われていること

ボイストレーニングを受けたことがある方のな中には、こんなことを言われた方がいるかもしれません。

「教会ってよく音や声が響くでしょう?あれは教会の天井が高いので、よく反響するからです。口の中も同じで、大きく開けて高さを高くすると、声がよく響くようになるんです。」

まあ、高さを高くすると反響してよく響くっていう原理はあると思うのですが、、、でも口を大きく開けるって、顎を下に開けていませんか?上あごを上に上げてはいませんよね^^;

 

YUBA(弓場)メソッドで言われたこと

私は顎関節症だったので、今でもハンバーガーはかじりつけません(涙)指2本空かないんです。なのに、弓場先生が私の歌声を聴いてくださった時におっしゃったのは

「君、それだけ口を開いてるのに、よくそれだけ歌えるねぇ。やっぱり能力が高いんだね。」

・・・え?私、口が開かないんだけど・・・って思っていたら

 

「でもね、歌うときはそんなに顎を動かして口を開いちゃだめだよ。ゆっくりなテンポの歌ならまだしも、早めの歌になると歌詞に口がついて行かないし、言葉がはっきりと聴こえないからね」

 

顎を大きく動かすな

歌い手さんの中には顎を大きく動かすことで声やビブラートをコントロールしている方もいます。ホイットニー・ヒューストンなんかも、顎を大きく開いて、顎でビブラートをかける歌手でした。ホイットニーくらい強い顎を持っていれば大きく開けることも、ビブラートをかけることも苦ではなかったのだろうけれど、顎関節症の私にしてみたらすぐさま痛くなるどころか、本当に動かなくなってしまいます。

でも顎関節症でなくとも、顎を大きく動かして口を開くことは、早いテンポの歌詞を歌うときには顎で言葉を作ろうとしてしまう分、その言葉の口を作るのに時間がかかってしまい、はっきりと聞き取り辛くなります。

例えば「あ」から「い」の発音をするとしたら、顎を下に開けて「あ」を発音し、次に顎を閉じ気味にしてから「い」を発音します。でも、顎をあまり動かさずに「あ」→「い」と発音してみると、口を開いて発音したときより、スムーズに変わるのがわかります。

弓場先生はオペラやカンツォーネなどイタリア語での歌唱に多く関わっていらっしゃるので、特にイタリア語での早口のような歌を歌う際には必須の技術のようです。

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口を開けるより大事なこと

YUBA(弓場)メソッドにおいては、

 息漏れをなくすこと=喉の筋肉をコントロールする

これがとっても大事な要素、技術になります。

例えば、”お腹に空気を入れて、腹筋でブレスコントロールして!”という定説も、YUBAメソッドでは

息漏れをなくすこと=喉の筋肉をコントロールする

これができれば自然にできるようになると言っています。お腹に空気を入れよう、お腹で呼吸しなきゃ・・・と思っていると、意識がお腹に集中してしまいます。でも、実際には声帯と声帯を囲む喉の筋肉の伸縮により声が生まれます。声帯から息漏れが多いと、息を長く、または強い声に変えていく力に回しにくくなります。

なので 声帯と声帯を囲む筋肉に意識を集中させるのです。

喉の筋肉をコントロールしながら、表声(地声)と裏声をうまく混ぜきれいなビブラートがかかった声を自由に出せるようになりたいですね。

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ありがとうの歌

昭和のバケモノ高視聴率ドラマといえば「ありがとう」。この主題歌は主役に抜擢されたチーターこと、水前寺清子さんが歌っています。

チーターの歌はパンチがあって、切れがイイ!セリフを聞いても、明らかに他の役者さんとは段違いの声質。息漏れの少ない声なんですね。息を声に変える効率がいいだろうなぁ。

ただ地声の方が強めなので、ビブラートがあまりかかりません。裏声が入ってくればもっと奇麗なビブラートになるんだろうけれど、、、でも、そうするとあの響きではなくなる・・・。

表声(地声)と裏声をバランスよく、いい塩梅で調合できればミックスボイスということになりますが、でも、チーターの歌声はミックスボイスではないからこその産物だと、私は感じます。

ミックスボイスが全てではない、、、ということかもしれません

 

まとめ

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1.YUBAメソッドにおいて、歌う時に「口を大きく開く」はいい方法ではない 

2.口を開けて歌う=顎を動かしながら歌うと歌詞、言葉に口がついて行かず、聞きづらくなる

3.口を開けて歌うより、喉からの息漏れがないようにすることが大事

4.息漏れがない声を意識する事で、お腹でブレスコントロールをしようとしなくても、自然とできるようになる

 

みなさんも、顎をあまり動かさずに歌う方法、是非試してみてくださいね。

 

ゑり音

ビブラートがかかるミックスボイス!超簡単練習方法とは?

前回の「ビブラートのかけ方のコツは、この喉の使い方と発声方法です」では、ビブラートが自然にかかる発声方法としてのミックスボイスと、ミックスボイスを作るための基礎練習についてご紹介しました。

今回はミックスボイスを発声するために必要な基礎練習、地声と裏声を発声し分ける練習とともに是非試していただきたい方法をご紹介します。

あまり馴染みがないかもしれないのですが、動作自体は簡単なのでやってみてください。

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ビブラートがかかるミックスボイスの練習方法

音声サンプル〜地声と裏声を繋げる

やや固い声の地声から始まり、次第に裏声を混ぜ、裏声の量を多くするにつれてミックスボイスになりビブラートがかかり始めます。
どんどん裏声を多くしていくとビブラートは消え、ミックスボイスから息を多く含んだ裏声に変わっています。

このサンプルでは一定の音程で地声、ミックスボイス、裏声と変化させていますが、地声と裏声を別々に発声練習する際には、地声は低い音域で、裏声は高い音域で発声しました。

しかし、実際に歌っている時にはCDのように、いつも決まった箇所で決まったことができるとは限りません。
特にライブでは湿度、温度、ライティング、お客様の反応、速度、のどの渇き具合・・・なにせライブは生ものですから、その時々で状態が変わってしまいます。

どんな状況でも流れて行く曲、歌を歌いきる精神力が必要になります。

地声であろうが、裏声であろうが、です。

逆を言えば、地声でも裏声でも歌うことが出来ていれば、どう転んでも歌を止めずに歌っていくことができます。

そこに・・・

ミックスボイスを使うことが出来れば、選択肢が2つから3つに増えます。これってすごいことなんです。

奇麗なビブラートを生む、地声と裏声の間にあるミックスボイスを手に入れましょう。

 

地声と裏声を繋げる練習1

<喉をなぞる>

 

1.地声で発声している時、指で喉の上の方を触ります。発音は「お」でも「あ」でもどちらでも構いません。

2.指に意識を集中させます。これから指を下ろして行くに連れてだんだん裏声が混ざってきます

3.指を喉をなぞるように、だんだん下に下ろして行きます

4.次第に息を多くして行きます

5.喉の一番下に指が到達した時には、息が多い裏声にします

 

<解説>

声帯や喉の動きは、実際外からは全く見えませんね。
発声している時にレントゲンでもとっていればいいんですけれど(笑)

地声を発声している時、声帯は縮んでいます。
裏声になるにつれて声帯が伸びて行きます。

声帯が縮んでいる時に発声されるのは地声。
声帯が伸びている時に発声されるのは裏声。

見えない声帯や喉の動きをなんとか擬似的にでも体験できないかなぁと思って考えた方法です。

なので、私の場合はこの指の動きが今のところピンと来たのですが、もしかしたら逆方法の下から上の動きの方がピッタリくる方もいれば、喉の中央から上下に指を広げて行く動きピッタリする方もいると思います。

この動画の方法は一例ですので、声帯や喉の動きを視覚化するということを意識して練習してみてください。

 

地声と裏声を繋げる練習2

<舌を使う>

1.舌の位置を確認します。いま力が抜けていますか?口の中のどこに触れていますか?

2.普通に出しやすい音程で地声で発声します。使うのは「あ」でも「お」でもどちらでも構いません。

3.舌を全体的に口の中の下の方に下げて行きます

4.喉が開いて息が多くなっていくのを感じます

 

<解説>

この方法の場合、喉の開閉の感覚が掴めると思います。
舌を下げるに連れて息が多くなっていきますね。

ただ注意しなければならないのは、舌に力が入るとこもった、通らない声になってしまうという点です。
舌に力が入ると、口の中全体にも力が入り、顎にも力が入ってしまう可能性もあります。
本来、声帯を震わせ、身体の中で共鳴させて発せられるのが声なので、どこかに力がはいると共鳴せず、響きが止まってしまいます。
鉄の棒をそのまま叩くと”カン!”と音が響きますが、鉄の棒を押さえながら叩くと音は響きません。

なので、あくまでも喉の開閉の感覚を掴む方法として試していただければと思います。

 

ビブラートが奇麗な歌手

代表的な歌い手さんは美空ひばりさんですね。
あの秋元康さんが『川の流れのように』など、プロデュースする際にまず念頭に置いたのがひばりさんの”ビブラート”だったと言います。

「美空ひばりさんのビブラートを奇麗に聞かせたい」

好き嫌いは別として、声の安定感、低音から高音への変わらない声質、ピッチ(音程)の正確さ、抜群のリズム感、絶対的な音感・・・。

しかもその正確さやテクニックに彼女らしい声と歌い回しという個性を持っていることが、なによりの才能。

こんなに才能あふれた類希なる天賦の持ち主のひばりさんですが、いわゆるヒット曲が出ない時期もかなりありました。それから秋元康さんプロデュース作品の『川の流れのように』を含むアルバムをリリースし、小椋佳さん作の『愛燦々』をリリースするまで、かなり長い間新しいヒット曲がでませんでした。

テクニック、声質、声量・・・歌い手に求められるものが揃っていたとしても、だからといって売れるとは限りません。

そのときに歌い手の一番いい部分を引き出す楽曲、これがなにより大切な要素だと思います。
なので、秋元康さんや小椋佳さんとの出逢いは、ひばりさんのとってとてもいいタイミングでの貴重な出逢いだったんじゃないかなと思えます。

ひばりさんのあの奇麗な、規則性を持ったビブラートは、無理に喉を使って作り出しているものではなく、地声と裏声を上手く混ぜ合わせながら生み出されたビブラート。

じっくりお聞きになってみてください。

 

まとめ

ビブラートをかけるには、ビブラートがかかる発声方法であるミックスボイスを身につけることが有効です。

1.地声から裏声に変えながら発声練習をしていきます

2.地声と裏声を繋げる過程で、地声と裏声のバランスがとれた時にビブラートがかかります

3.地声と裏声を繋げる練習をする際、喉をなぞるように指を使い、指に意識を集中させながら行ってみます。

4.地声と裏声を繋げる練習をする際、舌を下げるようにしてみます

ビブラートのかけ方のコツは、この喉の使い方と発声方法です

ビブラートできるようになれば歌がもっと上手く聞こえるのに
なかなか奇麗なビブラートを出す事が出来ない・・・

と悩んでいませんか?

・ビブラートが続かない
・思ったようにビブラートが発動しない
・ビブラートかけていると疲れる
・そもそもビブラートが作れない

 

そして、本を買ったり、YouTubeを見たりして、ビブラートを作る方法、
例えば顎をふるわせる練習をしたり、喉を上下させる練習をしたり・・・

でも、ビブラートはどこかをわざと震わせて作り出すものではないって
ご存知ですか?

ビブラートを作るコツは、、、

実はミックスボイスにあるんです!

ここで紹介するミッスクボイスのトレーニングをしていけば
ビブラートはすぐそこです!

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ビブラートの練習方法

ビブラートがかかる発声方法

冒頭でもご紹介しましたが、ビブラートは

ミックスボイスが鍵

なんです。

この弓場徹先生の個人レッスン時の音声の中、

0:59分くらいにカーソルを移動させてお聞き下さい。

 

4つの音を音程を下げるスケールで発声していきます。

 

一番高い音(0:59位)は、入り始めで息を止め、押さえつけたような、地声が強い音になっておりビブラートはかかっていません。

でも少し経つと息が入り始め、裏声を混ぜることができ、地声と裏声と息のバランスが取れてきます。

結果、ビブラートがかかるようになりました。

 

そして、一番低い音も(1:03位)、地声と裏声のバランスがとれており、ビブラートがかかっています。

 

それに比べて中間の2音(1:01位)にはビブラートがかかっていません。

地声が裏声に比べて多く使われているため、押さえつけたような、息を止めているような声になってバランスが取れていません。

 

弓場先生の発声(0:43位)をお聞きになると、どの音程の音もしっかり”声”になっているのがわかりますか?

息を止めて押さえつけているような圧迫感もなく、実に身体に響き、声としても空気を響かせています。

聞いているだけでも振動が伝わってきますよね?

地声と裏声を混ぜ、かつそのバランスが50/50に近い範囲で混ぜられている時に、ミックスボイスが発声できます。

 

そして、ミックスボイスが発声できている時、ビブラートも発声できているのです。

正しいビブラートとは、(ここではあえて無理矢理作るビブラートを目指していはいないので、”正しい”と表現しています)

故意に喉を震わせたり、

顎を上下に開け閉めして作り出したり、

そういうことをせずに、地声と裏声のバランスを微妙に変えることでビブラートのON/OFFも切り替えていくのです。

 

音声サンプル

拙いですが、地声、ミックスボイス、そして裏声の音声サンプルをご紹介します。

 

地声サンプル

途中、ビブラートがかかりそうになってますね(^^;)

油断すると裏声が混じってビブラートがかかりそうになります。

地声をずっと続けて発声するにも、結構体力と言うか喉力がいるんですね。

 

あえてビブラートがかからない発声をしている歌い手さんがいます。

例えば、松任谷由実さん。地声が一般女性より低いことが特徴ですね。

話し声はある程度空気が混じっているので柔らかい響きですが、歌うと地声含有率が一気に上がって固い声になっているようです。

 

松任谷由実さんの歌い方

この動画は「守ってあげたい」の歌声です。恐らく、40代後半かな?

もし削除されてご覧になれなくなったらごめんなさい。

始めの方の歌詞「その瞳を忘れないで」の、

”で”

の音がこの辺りの旋律の中では一番低いですね。

この ”で” の発音の時に、かすかにビブラートがかかりかけているように聞こえます。

低い音で、しかも小節や歌詞の最後に低い音を歌う時、力が抜けるのか裏声が混じりビブラートっぽくなってるように聞こえます。

ユーミンは、主に歌に使う中音域でだと思うのですが、ビブラートが不規則にかかるそうなんです。規則性のないビブラートより、いっそビブラートをかけない方が美しいのではないか?そう考えて、敢えてビブラートをかけない歌唱を意識なさったと聞いたことがあります。

 

地声をかなり高い音域まで歌うのって、本当に大変ですね。喉も締まってしまうし、詰まるし、首筋に力は入るし・・・
ビブラートを敢えてかけず、地声を主に使うユーミン・・・すごい精神力だなぁと思います。

 

ミックスボイスサンプル

ビブラートがかかっているのがわかります。

地声とほぼ同じ音程でミックスボイスで発声した音になります。

地声の時とは声の固さや、響き、通り方、音の質が違って聞こえますね。

地声より声帯を長く使う=裏声を混ぜた声です。

 

裏声サンプル

こちらは地声、ミックスボイスとほぼ同じ音程で発声した裏声のサンプルです。

息漏れの多い裏声にしているので全体的に ボーーーーーっ とした音になっています。

こちらもビブラートはかかっていませんね。

 

では、地声、ミックスボイス、裏声、それぞれなんとなく違うなぁというところまではわかったとして、地声からミックスボイス、ミックスボイスから裏声と使い分けるにはどうしたらいいのか?

次は、ひとつの音を発声して、地声→ミックスボイス→裏声に変わって行く、変えて行く方法をご紹介します。

 

地声→ミックスボイス→裏声と発声を変える

地声→ミックスボイス→裏声の音声サンプル

やや固い声の地声から始まり、次第に裏声を混ぜ、裏声の量を多くするにつれてビブラートがかかり始めます。
どんどん裏声を多くしていくとビブラートは消え、息を多く含んだ声に変わってきました。

先ほどのサンプルでは、地声、ミックスボイス、裏声それぞれの声を個別に発声しています。が、実際歌を歌う時には流れの中で地声と裏声のバランスを変えて行く必要があります。

 

練習方法その1ー基本的な練習

「お」で、地声と裏声を別々に発声する

1.地声で「おー!」と、強く発声します

2.地声より2オクターブほど高い音を「おー!」と、強く発声します

3.地声「おー!」と裏声「おー!」を交互に発声します

4.音程を少しずつ上げながら地声「おー!」、裏声「おー!」と発声をしていきます

この方法は、恐らく他のボイストレーナーの方や、声楽家の方もおっしゃっていることなので、ご存知で、既に試されている方もいらっしゃるかもしれません。

「お」で発声する理由

”発声練習”というとよく「あ」で発声しますよね?
一番馴染んでいる母音ですし、言いやすい母音ですね。

そして、発声練習の時、こんなこと言われたことないですか?

・口を中を大きく開けて!

・口の中にボールが入るように縦に開けて!

・喉を開いて!

これって、ボイトレを受けた経験のある方は、なんらか指摘されてるんじゃないかと思うんです。
確かに、正しいんです。

試しに「お」で発声してみてください。
上記3つのポイントが自然にできていませんか?

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「あ」は結構喉に引っかかりやすい母音なんです。

 

強く発声する理由

地声と裏声をそれぞれ鍛えるには、地声を使う音と、裏声で使う音を、はっきりと変える必要があります。
しかも、ある程度大きな声で発声することで、その違いを身体や喉にはっきり感じることもでき、意識も変わります。

この明らかな違いを喉や声帯、身体で感じ、覚えることが大切です。

「これが地声だよ」「これが裏声だよ」

そう身体に覚えてもらうんです。そして

「今は地声を出してるぞ」「今は裏声を出してるぞ」

と意識するんです。
それを積み重ねて行くと、「裏声」や「地声」と意識したタイミングから身体にサインが伝わり、身体が整えるまでの時間がだんだん短くなってきます。

歌っている最中、頭で考え「よし次の音はミックスボイスにしよう」「ここは地声で張ってみよう」と思っても、そう思っている間に歌が通り過ぎてしまいます。

 

発声し分けることが出来れば地声と裏声を繋げ、ミックスボイスを作ることがぐっと近づきます。
つまりビブラートをかける声を出しやすくなる、ということです。

次回は地声と裏声を発声し分ける練習とともにお試しいただきたい、地声と裏声を繋げる方法をご紹介します。

 

まとめ

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1.ビブラートはミックスボイス発生時に自然に作られるものです

2.ミックスボイスは地声と裏声の両方の混ざり具合のバランス取れた時の声で、かつビブラートが自然にかかる声です

3.ビブラートを発声しやすくするには地声と裏声を別々に発声できる状態にする必要があります

4.地声と裏声は「お」の発音で、強く、はっきりと音程を変えて練習することで、喉に負担をかけずに身体に覚えさせます

 

喉を揺らしたり、顎を動かして「すぐにビブラートをかけたい!」と焦る気持ちもあるとは思いますが、
そこはグッとこらえて、喉にも顎にも負担をかけずに、長く歌っていくことのできる身体にしていきましょう!

次回の”地声と裏声を繋げて行く練習方法”をどうぞお楽しみに!

 

ホイットニーヒューストンの神がかり的地声

今までの記事の中では何回も
”ミックスボイス”
という発声方法について語ってきました。

その代表としてご紹介したのが”YUBAメソッド”。

ではミックスボイスができれば、歌って上手くなるのでしょうか?
発声がきれいなら、歌はうまいのでしょうか?

 

ミックスボイスが手に入ったらできること

声帯とその周りの筋肉を短い状態で使う地声、

そして

長く伸ばした状態で使う裏声、

 

そのどちらの筋肉の使い方も、それぞれ訓練することで
地声が得意な低めの声を出す時には裏声の感覚を混ぜ、
裏声が得意な高めの声を出す時には地声の感覚を混ぜることで
低い音から高い音まで、一定の響きを保ちながら移動できる。

 

裏声の感覚とは声帯から息を漏らす=息を含ませた声、

地声の感覚とは声帯を締め息を漏らさない=息が混じらない声。

 

外国人アーティストだとセリーヌディオンはミックスボイスができる代表格と言われています。
日本人アーティストでいうと、アンジェラアキさんやスピッツの草野君

 

ミックスボイスとは、地声の要素と裏声の要素を、どの音程でも使うことができ、その効果として地声と裏声の境目で起こる換声点が無くなる技術...

とでも言えるかもしれません。

 

ホイットニーヒューストンの歌声

ホイットニーの歌声を、あまりご存じない方もいるかもしれませんね。
90年代にスーパースターとなり、マイケルジャクソンと方を並べていたDIVAです。

彼女はミックスボイスではなく、地声を張り上げて歌っていたsingerですね。
歌っているとき、顎がすっごく動いているんです。

 

以前は

「どうして彼女はあんなに顎が動くんだろう?」

って不思議だったんです。
みなさんやってみてできたらすごいです!

顎に力点があるんだと思うんです、彼女。
じゃなければ、ビブラートかける時に顎があんなに動くなんてありえない!

でも地声がかなり強く、それと薬物使用のせいであそこまで強靭な地声を張り上げることができたのかもしれないのですが、天性の音域を持っていたので、本当に神業だったんだなぁと思います。

そうなんです!

ミックスボイスが生み出した歌声ではなく、彼女の歌い癖が創り出した産物=神様からの贈り物なんです!

 

WhitneyHoustonホイットニーヒューストンというジャンル

彼女が世に出る頃、有名な洋楽の女性シンガーと言えばシンディローパー、シーナイーストン、オリビアニュートンジョン、あたりかな?

高いキーでパワフルに歌うという意味ではアレサフランクリンやチャカカーン、ユーロビートだとシェリルリン。

さすがにそれぞれ独特な個性を放っていますよね。

その中でも、「Saving all my love for you」を聴いた時は本当に衝撃的でした。今まで聞いた事がない声、歌、パワフルさ。

そして・・・
今から思うと、そこにはどうしようもない枯渇感や淋しさに似たものを感じ取っていたのかもしれません。堂々として笑っているんだけれど、ずっと何かを追い求めて探しているような必死さ。

単純に上手いとか、声量があるとか、音域が広いとか、、、そんなくくりではない、全く違うジャンルのよう。
それは、いつもどこかで命がけで歌うホイットニーヒューストンというジャンルだったのかもしれません。

 

声が出せないWhitney

復帰を果たしたWhitney。

この映像は恐らく、復帰してそんなに経っていない頃だと思います。

本当は、復帰したての頃の映像、歌声を見ていただきたかったのですが
あいにく数年前にごっそり削除されてしまいました。

声はかすれ、がなり上げる声、必死に歌うWhitneyの姿。

奇麗という言葉とはほど遠い彼女の姿。

でも・・・

その”生き返ってきた”彼女の歌う姿に、私は感動せずにはいられませんでした。

声が出せないからこそ、彼女の天性の感性、リズム感が生き生きしてきます。
もしかしたら、復帰に合わせて、それこそYUBAメソッドのような発声を取り入れていたら、時間はかかってもこれほど酷くはならなかったかもしれません。

 

世界ツアーでの酷評

薬物の恩恵か、甘い呪いか、彼女の尋常ではないパワフルな発声は、復帰後にはみるかげもなく、恐らく、声帯と声帯の周りの筋肉は目も当てられないほどの状態だったと推測します。

私はさいたまスーパーアリーナでのライブに行きました。
アリーナ席、しかもVIP席。

しかし実のところ、チケットはあまり売れていなかったようです。
VIP席なのに、心ない方が何人かいらしていました。
彼女への野次とバッシング。

でも、日本でのライブはとてもよかったんですよ。
時間が短縮されたわけではないし、最初から最後までちゃんと歌えてたんですから。

スペインだかどこかの国でのライブは、気管支炎も患ったためにほとんど歌えなかったと聴きました。お客様の中には返金を求める人もいたと聞きます。

 

I’ll never leave,never!〜命がけで歌う

彼女はライブでこの言葉を私たちに伝えました。

I’ll never leave,never!

復帰以降、何回彼女はこの言葉を口にしたのでしょう...

私が生きるべきはこの道、この世界、このステージ。
だから私は二度と過ちは犯さない、私は歌い続ける。

そんな魂からの叫びだったように思えます。

かつての声じゃないこと。
かつでの姿ではないこと。
それは誰より、彼女が一番感じていたこと。
変わってしまった自分を曝け出そうと、この道しかないんだ!という強い意志。

ちょっと想像してみてください。
老いて変わって行くのではなく、誰から見ても”変わり果てた”姿で表舞台に立つ勇気。

金銭的に困ったんだろう、、、だから歌しかなかったんだよ。

そうかもしれません。
そうだとしても、針のむしろを覚悟で、わざわざ傷に塩水をしみこませるようなことを、誰が好んでするでしょうか?

命がけで歌う歌手、WhitneyHoustonの誕生。

私はさいたまスーパーアリーナでのライブを見たとき、彼女が生きていてくれることに、心から感謝しました。その気持ちは今でも変わっていません。

 

ミックスボイスは万能じゃない

whitneyがミックスボイスに長けていなかったから、あれだけ世界中を振るわす歌が歌えたんじゃないかと私は思います。

それが私の感じた枯渇感と寂しさにもつながっていたのかもしれません。
確かに、ミックスボイスは歌い手が歌手として歌える寿命を延ばしてくれます。

でも、

だからと言って、ミックスボイスは万能じゃない。
1つの手段であり、道具でしかありません。

例えば、Whitneyが歌うAllways Love You。
もし、ミックスボイスで朗々と歌い上げてしまっていたら、あの緊張感を彼女は醸し出せていなかったかもしれません。

本当なら、ミックスボイスは使えるけど。今は使わないの・・・くらいに選択肢として、地声も裏声もミックスボイスも、自分の裁量次第でいかようにでも組み合わせて表現できるっていうのが理想だなぁと思います。

 

まとめ

地声をかなり強く高音まで歌い上げるホイットニーヒューストン。
その地声はまさしく神がかっています。
顎が強靭だったのでしょう。

ミックスボイスという概念は恐らく黒人の発声法がヒントになっているのではないかと思います。声帯と声帯の周りの筋肉の弾力、柔らかさ、厚み・・・。
普段から声帯の周りの筋肉を使う言語=息をたっぷり使い、子音をふんだんにつかう言語。

しかし、ホイットニーは彼女だけが持っていた歌唱能力、高音まで強められる地声と小さい声で使われる裏声。その絶妙なコントラストがホイットニーワールドを作っていたと私は考えます。

多くの人々が憧れ、でも決して手の届かない、自分のものにはならないあの歌唱力。

でもだからこそ、もっと追いかけたくなる。

正しい発声法を超えたものがそこにあるから。

 

弓場徹先生のレッスンは効果抜群!YUBAメソッドはすごかった

今日は、声楽家であり教授でもある弓場徹先生とのボイストレーニングレッスン風景を振り返ってご紹介します。

2009年 衝撃的な歌声

私が弓場先生に師事していた頃の、最初で最後の発表会での音源です。

ピアノを弾いてくださっているのはピアニストでもある先生の奥様。

 

前日から発熱しながらの歌唱でしたが、歌い終わった後、弓場先生が愉快そうに手をたたいて笑っていらっしゃるのが印象的でした。

他の方々からはとにかく

「すごいっ・・・」

という声と、声も歌い方も

衝撃的な歌声

で、ある意味”迫りくる怖さ”すら感じた と評していただきました。

我ながら、これだけのパワーをこの1曲に込めることができる自分であることを幸せに思うとともに、そんな私を放し飼いの如く好きにさせてくださった弓場先生の寛大さに感謝です。
普通のトレーナーならこんなことはさせてくれません。
喉を痛める原因になるから・・・。

でも弓場先生がご自身のメソッドに自信があるからこそ、こんな無茶を許してくださいました。

この時があったから、今の私がいます。

 

 

間違いだらけの発声方法

君の発声、おかしいよね?

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23歳頃からボーカルスクールに通い始めました。10人を越えるボイストレーナーに習ってきたのですが、その中お一人から、私の発声についてこんなことを言われました。

 

「君の発声はおかしいよね?だいたい、話し声と歌声がそんなに違うって変だろう、普通じゃない!」

 

話し声と歌声って同じじゃなきゃいけないの?

私はそんなにおかしい?

話し声って何?
全人格を否定されているようなショックにさいなまれながら、次に何をしたらいいのかを泣きながら考えました。

 

 話し声は“地声”というものらしい。
 じゃあ、地声で歌えるようになればいい?
 どうしたら地声で歌えるようになる?

 

そんなことをきっかけに、私は地声とはなんぞや、正しい発声方法ってなんだ?と、その答えを求めて探すことになりました。有るときはボーカルスクール、ある時は本、有るときは耳鼻科のお医者様・・・

それから10年ちょっとたった頃、ある発声方法を試した男性のサイトを見つけました。

 

新しい発声論理との出逢い

理論Kokuban&lady

そこには声帯の構造から導き出した”発声方法”と”トレーニング方法”が載っていました。

 

「声帯を短く使う低い音域が得意な地声と、
 声帯を伸ばして使う高い声が得意な裏声と声には2種類ある。
でも声帯自体が自ら伸びたり縮んだりするのではなく、
声帯の周りについている筋肉が動いて声帯の形が変わる・・・・・・

 地声と裏声の換声点の不安定さを乗りこえるには
声帯の周りの筋肉を鍛える必要がある。
その方法は、地声と裏声を別々に鍛えること。
そしてそのときには大きな声を使って練習しないと、
付加がかからず、なかなか筋トレにならない・・・・・」

 

というような内容でした。(今はそのサイトがなくなっているのでうろ覚えでごめんなさい)

 

もしかしたら、これかもしれない...
 私がずっと探してた”声が出るメカニズム”

 

そこに書かれてあったのは、今まで聞いたことがなかった説ででした。

歌の上手い下手は感性だったとしても、声を出すということについては感性や才能ではなく、誰にもある程度の可能性があるはずだ、と以前から私は思っていました。それまでは地声から裏声に声が変わる換声点の扱いについては、少なくとも私は、どのトレーナーからも聞いたことがありませんでした。

 

もしかしたら私もこの方法で地声が出せて、裏声とのバランスがとれるようになるかもしれない!

 

その発声方法の提唱者が“弓場徹”先生だったのです。

 

弓場先生のレッスンってどんな感じ?

音符

載っていた連絡先に、すぐに、ほんとに読んですぐ電話をしました。

レッスン料は3016,000円+スタジオ使用料。

その金額に一瞬ひるみました。が、賭けてみよう!と心に決めたんです。
もしかしたら本当に私が探していたものかもしれない。
今まで多くのスクールに行き、トレーナーにかけてきたお金と時間に比べたら・・・

そして、たまたま1枠あいていた朝のレッスンに申し込みました。

 

弓場先生のレッスンはとにかくテンポが早く面白い!例えばこんな会話・・・

「君、音符読める?(私:いいえ)。」

「英語、できる?(私:いいえ)」

OK!音符読めなくても、英語できなくても歌えるからっ。大丈夫!たいした問題じゃない!」

「(発声の仕方が気持ち悪いと、言われたことについて)まあ一般ウケはしないけど、それくらいのことだから」

「君、アメリカ人と付き合ったことある?俺はあるんだけどね。

まあ、すっごくpassionateな人たちなんだ」

 

そして、あるレッスンの音源がこちら↓です。

時間が30分きっかりしかないので、部屋に入ってすぐ発声練習が始まります。

このレッスンは、入室後0:05あたりから始まり、

そして実際の歌唱指導は7:40あたりから始まりまっています。

 

 

弓場先生からの忘れられない言葉

恐らくこの先も私の力となり、勇気となってくれる言葉です。

 

「発声はいつでも教えてあげられる。
 けれど情熱は教えてあげられないんだ。」

 


この言葉はYUBAメソッン教室の発表会に向けたレッスン時にいただきました。

 

私が選んだ曲は、ミュージカル『ドリームガールズ』の中で、ジェニファー・ホリデーやジェニファー・ハドソンが歌った激情的な歌

115047r

 

自分から心が離れていく恋人に

言っておくけれど、あなたが愛してるのは私なのよ、あなたは私を愛するのよ、いい?わかった?

と、ちょっと脅迫ちっくな歌です。
でも当然、恋人は彼女を捨てるのです。そんなアメリカ人らしい肉迫が存分に描かれた歌は

And I am telling you,I’m not going

私はお世辞にも肉食系には見えないため、当初弓場先生は心配なさっていたようです。

 

ところが・・・

 

音取りが終わり、実際に歌い出したら弓場先生がびっくりなさって、挙げ句の果てには半笑いに近いお顔をなさっていました。
そして・・・


 「いやー、びっくりしたよ!
  見た目と全く違って、そのギャップがすごく面白い!!

  日本人は情熱的になることが本来苦手なんだ。だからこういう歌も合わないことが多いんだけれど、

   君にはその情熱がある

  発声方法はいくらでも教えてあげられるけれど、

  情熱を持つことは教えてあげたくても教えてあげられないんだ。

  当日は発声のことは一切忘れて、女王様になったような気持ちで堂々と歌いなさい

 

普通のトレーナーなら、なんとか体裁を整えようと、
正しい発声に近づく歌を選ぶと思います。

それにあの発声では、正直声帯にも顎にもかなりの力がかかってしまし、故障するリスクが高まるのです。

でも弓場先生は敢えて、発声の正しさより、私の情熱、個性を尊重してくださったのです。

その背景には、YUBAメソッドへの絶対的な自信と信頼があればこそ。

後からでも、私を正しい発声方法で歌わせることが出来る!という自信ですね。

 

その結果、発表会でのこの歌唱になったわけです。

 

 

私の考えるYUBAメソッドの可能性

音痴矯正

実は弓場徹先生は、日本でも、いえ世界でも数少ない

音痴矯正

のできるドクターなのです!

 

そもそも、音痴とは不治の病ではなく、

声帯の伸縮幅が少ないために起きる現象

そう、現象 に過ぎないのです。

 

声帯の伸び縮みで音の高低が作られるのですが、その高さの幅が狭いと、当然作られる音階も少なくなります。

 

例えて言うなら、

長さが3cmのゴムが2本あるとします。

それを定規の上において伸ばしてみたら

20cmに伸ばせるゴム と 5cmにしか伸ばせないゴム

であることがわかりました。

声は、声帯が伸びた時に高音が出ます。

では、ゴムが声帯だと仮定すると、どちらのゴムがより音域が広がるでしょう?

 

 

 より長く伸ばせる声帯(声帯の周りの筋肉)の方が、

 より多くの音階を刻め、発声することができる 

 

のですね!

音痴の方は、この声帯(声帯の周りの筋肉)の収縮率が、一般の方より低く筋肉が固いことが原因で起きると考えられています。

 

なので、

 

YUBAメソッドで声帯の周りの筋肉のストレッチをしましょう!

 

という方法なのです。

 

松田聖子さん

YUBAメソッドは、声帯の筋肉を鍛え、声帯の伸縮をスムーズに行うためのトレーニング方法。

松田聖子さんに、是非弓場先生のところで診断&メンテナンスしてもらいたい!

と前から思っているんです。
彼女はアイドル時代から、若さにまかせて声帯を酷使してきました。

時間はかかるかもしれないけれど、また原曲のキーで、デビュー時以上に歌える可能性だってあるんです!

松田聖子ファンクラブ会員である私としては、そして歌を生きがいとしている身として、切に思います。

 

まとめ

matome

 

☆弓場徹先生に師事していた頃の発表会音源をご紹介し、マイクなし、生ピアノ演奏バックで歌う臨場感をお伝えしています。

☆YUBAメソッドに出逢う道のりを振り返って、地声、裏声、ミックスボイスを意識し出したきっかけをご紹介しています。

☆YUBAメソッドの概要に触れ、その論理的な根拠をご紹介しています。

☆弓場徹先生のレッスンの様子や、影響を受けた言葉をご紹介し、弓場先生の人間像をお伝えしています。

☆私が考えるYUBAメソッドの特徴とその可能性をお伝えしています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あなたの歌ライフに少しでもお役に立ちますように・・・

歌がうまい人ってどんな人?

mic

歌のうまさ

・・・この判断の大半は ”テクニック的に正しく聞こえる” という状態を指すことが多いように思います。

その ”テクニック(技術)”をちょっと分解して、一緒に眺めてみましょう。

歌がうまい人ってこんな人たち?

まずは・・・

MISIA
Superfly

玉置浩二、、、

みなさんもう重鎮級というか、ごっつううまいですよね。

 声量、ピッチ(音程)、リズム感、抑揚、歌の構成、アピール力、メッセージ性・・・

どこをとっても凄まじい!

 

そこで、ゑり音的に”歌がうまい人”について考察してみたいと思います。

 

紅白歌合戦 MISIAへの批判

MISIA

 

紅白歌合戦でのMISIAのパフォーマンスが話題になってましたね、年明け。

なんでも

 

上手過ぎて物足りない、何か伝わってくるものがない・・・

 

というものでした。

 

 

・・・要は、好きか嫌いか とか 聴いていたいか聴いていたくないか

ということなんだと思うんですよね。

 

発言の中には 正しすぎる歌 というコメントが見受けられました。

 

MISIA好きな方には、まったくもって光栄なことなんだけれど・・・

 

もしかしたら、伝わってくるものがない のではなくて

正しすぎる歌

というメッセージ、

 

平和への毅然とした姿勢

それを伝える覚悟

 

なんかが、伝わったのかもしれないですね。

 

 

平原綾香

平原綾香

彼女の歌唱力については色々、賛否両論あるようですが、私は”うまい”って思っています。

「平原綾香とMISIA、どっちがうまい?」

なんて、以前話題にもあがったみたいですね。

 

とにもかくにも、この2人は 声質が全く違いますよね。
そして、聴いた時に、聴き手がイメージする色風景感触も違うような気がします。

 

みなさん、聴き比べてみると面白いかもしれません。

お風呂で聴きたいのはどっち?そして曲は何?

とか

朝起きた時に聴きたいのはなんて言う歌?

とか

好きな人にムカついたときに聴くとスッキリする気がするのは?

とかとか・・・

 

女の子の場合、好きな人がMISIA好きならMISIAがいい感じに聴こえて
彼が平原綾香好きなら、平原綾香の曲が好きになるかもしませんねっ。

 

 

平原綾香「題名のない音楽会」での『天使にラブソングを』

Jupiterがヒットしていた頃のある日曜日、TVで「題名のない音楽会」という音楽番組に彼女が出演しているのをみかけました。
音楽大学での文化祭で彼女は『天使にラブソングを』の主役に抜擢されたエピソードから、劇中歌を歌っていたんですけれど、それが本当によかったんです。

 

ご存知の通り、彼女はサックス専攻。
ですがオーデションで選ばれたようです。
『天使にラブソングを2』のローリン・ヒルを彷彿させたのでしょうか?

 

それとも、声楽を専攻していないからこその”不完全さ”がピッタリだったかもしれません。
不完全さ
は、時に人々にとって魅力になります。

 

完璧ではない”という姿、一生懸命だったり、危なっかしかったりという姿が、もしかしたら”柔らかさ”を生み出すのかもしれません。

 

クッションも、固くてかっちりしたものよりも
柔らかい素材で少し型くずれしそうなもののほうが
気持ちよかったりしますよね。

でもそれは、聴き手が決めればいいことなんです。

 

 何を気持ちいいと思うか・・・

 

私は素直に、平原綾香さんはうまいし、魅力的だと思っています。
身体にしみ込んだリズムっていうのかな?

きっと彼女は、死ぬまでこのリズム感を持ってるんだろうなぁ

って、思わずにいられませんでした。

 

そして何より、彼女のもの”天性の華”。

嫉妬もできないくらい、素晴らしいです!

 

余談ですが...彼女の、特に高音の”とある発声”が、以前「気持ち悪い」とボイストレーナーに指摘された私の発声と似てるんです。恐らく、あの発声ができるのは、世界でも私と彼女くらいだと思います(笑)

福原美穂

福原美穂

ヒット曲はないものの、彼女、すごくいいですよ〜!

彼女は日本人の着ぐるみを来たアメリカ人なんじゃないかって思ってます。


彼女のファンの中には

”デビュー前の福原美穂は、本当に圧巻だった!まさに神!”

と絶賛していた方が結構多かったように思います。

 

プロデューサーの趣向で、

ちょっとソウルを意識し過ぎた発声やブランディングになってしまったようです。

 

最近結婚なさったとのこと。
心機一転、ますます、期待したいです!

 

まさしく北海道の☆!

 

中島みゆき

意外でした?でも、超絶うまいです。

彼女のうまさは 上手さ ではなく ”旨さ” ですねっ。

 

私のプロデューサーと、みゆきさんが一昨年、紅白で

 ””麦の歌””

を歌った時のことで大いに盛り上がりました。

 

歌手というより表現者

 もう何も言えねえ。。。

そう思わせる魔術師のような歌唱力だと思います。

 

 

朝崎郁恵

この方、ご存知じゃない方も多いんじゃないでしょうか?
そして、この歌、ちょっと聴いてみてください。。。下手だと思いますか?上手いと思いますか?

奄美大島出身の芸歴うん十年の歌手です。

中島みゆきさんもそうですが、自分というジャンルを生きてるって素敵だなと、素直に思える歌い手さんの一人です。

 

 

“上手い”を分解すると、どうなるの?

階段かしげ猫

そうですよね、上手いって一言で言っても、その価値や定義って十人十色。一般的には、

 

音程が合っている
リズムが曲に乗っている
歌詞がしっかり聞こえる

 

あたりでしょうか。

ここまでは楽譜に忠実に歌えるというテクニックですね。

 

そこに

声量がある

音域が広い

が加わると、アピール力が大きくなります。

 

さらに前回ご紹介した

・地声と裏声とミックスボイスが使える

が加わると、

 

歌う側にとっては安定感が、
聴き手にとっては安心感が感じられると思います。

 

この“上手さ”は“巧さ”と言えるかもしれません。

 

そして最も判断が分かれる上手さの分野が

オリジナリティ

このオリジナリティとか独自性とか個性と言ったものは“才能”とも言い換えられます。

そういう意味では“上手さ”ではなく“旨さ”に相当するものかもしれません。

目指す“うまさ”の3コース

ぴこーん

さて、みなさんはどの“うまさ”を“どんな順番”で身につけたいですか?

聴いた方からなんと言われたいですか?ちょっとイメージしてみましょう。

 

ずっと歌いたかった歌や、あの憧れの歌を、

すんごく気持ちよく歌えたあなた!

 

ステージの熱気や大歓声に、自分でもびっくり!!そして初めてあなたのステージを見て、初めてあなたの歌を聴いた方から感想をいただきました。それを聞いて、あなたにはふつふつと自信が湧いてきています。

 

その言葉とは・・・?

 

 

 「さすが、基本の技術をしっかり身につけていて、本当に上手いですね!

 

 

声量もあるし音域も広いし、ゆったりと安心して聴いていられました。

 安心して聴けて、楽しめたよ。」

 

 

個性的ですごく楽しかった!なんか、歌ってる君が夢に出てきそうだよ。」

 

 

上手さとは、技術、演出、個性どれにも当てはまり、そのすべてで同時に発揮することができます。

歌い手がどういう意図を持って歌うのか、それを携えていれば、あと判断するのは聴き手です。

さあ、あなたは何をその歌に込めますか?

 

 

技術は大事

そう、技術は大事です。
自分という個性を、唯一無二の存在が表現したいことを表現できる技術。

マライアキャリーみたい6オクターブ発声できる技術は必要ないし、
ホイットニーみたいに力強い声量も必要ない。。。かもしれない(笑)

 

 自分はどんな楽器で、どんな音を出すことができるのか?

 

そして

 

 好きな歌と、うまい歌は違うことが多いです。

 

どういう歌を歌うかを決めるのも技術です。

焦らず
ひるまず
たゆまなく

自分という楽器が気持ちよく奏でられる技術を探し、見つけたいですね。

 

 

歌が上手い人〜海外デビューした日本人〜

ドリカム・吉田美和さん、
久保田利伸さん、
松田聖子さん、

みなさん海外デビューされてるんです。

そして、みなさん、

 

洋楽=英語の発音に合う声や、声の出し方

 

に変わったなぁと思います。

特に吉田美和さんと久保田利伸さんは、自分のジャンルや得意な曲調と発音を上手く融合しているので、その後、日本内でリリースした曲を歌っても、発声が元に戻らないよう思えます。

 

ただ、松田聖子さんの場合は、アメリカでリリースしていた英語曲の曲調と日本でリリースしている歌のジャンルがあまりに違うんです。

 

もしかしたら、もしかしたらですが、

あのままアメリカでリリースしたような、彼女の声質とリズム感を生かした歌を歌っていたら、もう少し状況が変わっていたかもしれません。

 

 

まとめ

matome

・歌がうまい と感じる歌手の方について

MISIAさん
平原綾香さん
福原美穂さん
中島みゆきさん
朝崎郁恵さん

をご紹介し、それぞれの上手さ、巧さ、旨さについて考察してみました。

 

・上手さの技術を分解してみました

音程、
リズム感、
歌詞の明瞭さ、
声量がある、音域が広い
地声、裏声、ミックスボイス

オリジナリティ

などが挙げられます。

 

・目指す上手さの”3コース”から自分の目指すコースをご提案してみました

技術コース or 声量音域コース or オリジナリティコース

何を”うまい”とし
どんな歌い手を目指すかは、自分で決める!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私はミッスクボイスが万能とは思ってません。

ミックスボイスを使わない方がいい声ってことだってあります。
だからこそ、どっちも使えるようにするんです。

 

以前、桃井かおりさんがおっしゃってました。

 

「泣くシーンだとして、私あくびするとすぐ涙が出るの。そうやって、物理的に出るものは出しておいてから、どの芝居を選ぶかって考えられるくらいプロでいたいの。

 

私も、そんな歌い手でいたいと切に思います。

歌が上手くなる方法~トレーニング嫌いの方に贈る9つの術<後半>

もっと歌が上手くなりたい!

そして

もっと自分らしく歌う方法が知りたい!

 

と思っていらっしゃる方いますか?

今回は 歌が上手くなる方法、その後半。
前半は主に、すぐに実践できる方法をご紹介しました。

この”歌が上手くなる方法~トレーニング嫌いの方に贈る9つの術”では、カラオケ前でもできる付け焼き刃的な方法から、歌そのものへの取り組み方まで、私が実践し、1回でも役に立ったこと、そしてその中でもとてもシンプルな方法をご紹介しています。

歌が上手くなる方法~トレーニング嫌いの方に贈る9つの術<前半> はこちら

 

れんきんじゅつ?

Majo&Neko

そう、錬金術かも♪

歌が上手くなる方法<後半>

 

息が続かない、肺活量がないなぁっていう時は。。。?

 

地声裏声をそれぞれ鍛えて、ミックスボイスをコントロールできるようになると、息漏れが少なくなって、吸った息を効率良く使えるようになります。

オペラ歌手になりたい、ミュージカルをやりたい、
というならある程度負荷をかけて息を吸えるようになることと、吐けるようになることを鍛える必要があります。ただ、その方法は恐らくその世界にいる方はたくさんなさっていることと思うので・・・

このコーナーでご紹介するのは、日常できる”なんちゃってトレーニング”です。

それは・・・

 

☆階段を昇ってバラードを歌う★

 

は?

はにわ

 

 階段?

 

って思われました?

 

そうなんです、階段を使うんです。

 

私は以前、ダンサブルな曲の後にスローな曲を歌わなくてはいけない状況でした。
当然、ダンサブルな曲は動きながらの歌になり、その後に続けてスローナンバーというのはキツイわけです。

 

特に続けていた運動もなく、ウォーキングと言うと聞こえはいいですが、単にお散歩好きで、よく歩いていたくらいなもんです。

 

住んでいたのはマンションの2階。エレベーターなしの階段使用。

・・・で、ふと思いついたんです。

 

これ、使える、、、

 

階段かしげ猫

 

私は階段を普通に昇り、その踊り場で

 小さめの声でバラードを歌う

ということをしてみたんです。

 

昇って来てるので、多少心拍数は多くなっています。
すると、呼吸も平常時より早くなります。

 

その状態を利用してブレスコントロールの練習ができるかも...と思って。

 

・声を小さくしたのは、息を細く出すというブレスコントロールの練習のため
それと、人がいる場所では恥ずかしいので(笑)

・バラードを歌うのは、息を長く使うというブレスコントロールの練習のため

吐くことが中心の動作なのですが、細く長く息を吐いた後に深く吸うことも、結構キツです^^;

 

でも、キツいだけに

かなりいい練習になりますです。

 

階段の段数が多くなればなるほど
早く駆け上がればそれだけ、
付加も比例して重たくなるので
いつもエスカレータを使っている場所、
エレベーターを使っている場所を
是非、階段昇りに変えて
ちょっと試してみてくださいませ。

 

効果あり!です。

 

Vサイン

 

ささいなトレーニングですが、日常に組み込んだことが大きな成果に結びついたのかなって思います。

 

リズムに乗れないなぁ。。。と思った時は?

 

☆歩きながら聴き☆ がオススメ

 

この方法、ヒントは『スウィングガールズ』の1シーンなんです。

SwingGirls

 

『スウィングガールズ』は女子高生が吹奏楽部でJAZZを初体験し、合奏にハマって行くお話ですね。
裏拍の感覚が今ひとつわからない彼女達。

よく慣れ親しんだリズムは

 1、2、、4  、2、、4

赤くなった拍目にアクセントが来ます。

 

でも後拍の場合には

 1  1、、3、

赤くなった拍目にアクセントが来ます。

 

それを体感するのは、このシーンです。

SwingGirlsKousaten

 

交差点で、歩行者用の信号が灯った時
流れてくる曲に合わせて主人公が

 表拍のリズムで歩き、
 裏拍のリズムで手拍子する

んです。

 

映画の中で使われていた曲は「故郷の空」という、この曲でした。

 

そのシーンをヒントに、こんなことをしてみたんです♪

 

歌いたい曲を聴きながら

 

 脚で曲に合わせて歩いて

 手で裏拍をとってみたり

 脚のリズムの倍の拍子を叩いてみたり
(例えば、脚が4拍子で歩いた時、手は脚の1歩につき2回手拍子します)

 

いつもは声と歌だけの関係だった練習を

身体と歌という関係に広げることで

歌が身体や細胞で感じられるようになってきます。

 

 脚の裏で踏みしめたアスファルトの固さ、
 靴のクッションの感触、
 道路に落ちてる小石を踏んでしまったこと、
 裏拍を一生懸命とろうとしてるのに、脚と同じ手拍子になってしまったり、
 ふっと風が吹いて、首筋にひんやりした感覚が気持ちよかったこと...

 

歌が身体と共通の思い出を作ることで
より一層、歌と仲良くなれます

 

そして歌が持ってるリズムも、身体が自然に覚えてくれます

ダンス女性

 

そうしていくうちに、あなたの歌はどんどん進化して行くんです。

 

よろしければ、是非、試してみてくださいね。

 

 

歌が上手くなる方法ーブランディングー

 

☆30回 歌詞を読む☆

 

そうです。

歌詞を読むんです。

 

「当たり前じゃない!いつも読んでるよっ。」

 

そうですよね?

読んでますよね。

 

でも、もっと、読んで欲しいのです。

最低、30回!
読む女性

 

弓場徹先生の一番弟子である、渡辺えりこ先生から強く教えていただいたことなんです。

ゑり音さん、

ちゃんと歌詞読んでないのに、
 ちゃんと歌詞を歌えるわけ、ないよね?

 読むことの先に、歌に乗せる”歌詞”があるんだから

 

えりこ先生のおっしゃる”読む”とは”声に出して読む”ということです。

 

それまで、歌を歌う時に歌詞カードを読んではいましたが

歌詞を読むだけのために、歌詞カードを見ることはなかったんです。

 

でも、えりこ先生にアドバイスいただいた時

ほんとだ!

って、すっごく反省したんです。

 

ぴこーん

 

それから、すごく読みました。

毎日、楽譜を持ち歩き、小さくても声が出すことが許される状況では、とにかく声を出して読むようになりました。

 

すると、歌の世界ニュアンスや風景、そんなものが感じることができてきたんです。それは、

 

 私独自の歌の世界

 

例えば、”桜”というキーワード1つとったとしても

あなたにとっての桜と、私にとっての桜とでは、思い出も、色も、大きさも違います。

何度も何度も読んでいるうちに、その歌詞の世界が、自分独自の色に染まり変わるんです。
momo-sakurapool

自分独自の色を出す、それがブランディング

 

その歌、その楽曲に対するブランディングは

こんな些細なところからも手に入れることが出来ます。

 

通り一遍じゃない、あなただけの歌を謳ってください。

 

 

歌が上手くなる方法ー究極の方法ー

 

歌が上手くなる方法というのは

歌がうまく聞こえると言い換えてみましょう。

 

歌が上手くなる究極の方法は

 

上手く歌える歌を歌う

 

ということ。

Singer&Guitar

 

”好きな歌”ではありません。

 

上手く歌える歌

 

です。

 

これ、抵抗がある方、結構いらっしゃるかもしれません。

好きな歌を歌いたいですよね?本当は。

でも、自分という楽器が、一番楽に歌える歌を探すことは

とても大切なことです。

 

例えば、トライアングルに、トランペットの曲を奏でろ! と言っても無理な話です。

ピアノに、ギターの音を出せ! と言っても、それは無理なんです。

 

トライアングルにはトライアングルの、

ピアノにはピアノの、

音色、響きがあります。

得意なジャンルも違います。

 

 好きな歌、に左右されない

 自分という楽器が得意とする歌、曲を見つける、、、

 

最初はつまらない歌に聞こえるかもしれません。

でもいつかその歌が、あなた力をくれることがあるのかもしれません。

 

歌って、こんなに楽に歌ってもいいんだぁ

 

って・・・。

 

 

今日の歌が上手くなる方法

matome

1.息が続かない、肺活量がないなぁっていう時は。。。?

☆階段を昇ってバラードを歌う

 

2.リズムに乗れないなぁ。。。と思った時は?

☆歩きながら聴き☆

 

3.歌が上手くなる方法ーブランディングー

☆30回 歌詞を読む☆

 

4.歌が上手くなる方法ー究極の方法ー

上手く歌える歌を歌う

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「歌が上手くなる方法」を前半と後半、
2回に渡ってご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
歌い手にとって、最終的には”自分にしか歌えない歌を歌う”ことが理想なんだと思います。
それがブランディングの確立です。
でも、テクニックは大切です。
個性的なら下手でも構わない、とは思っていません。
ただ
何をテクニックとするか?
なんだと思うんです。
歌は謳うもの。
次回は、そもそも歌が上手いってどういうことなのか?
についてお話しして行きたいと思っています。

歌が上手くなる方法~トレーニング嫌いの方に贈る9つの術<前半>

歌が上手くなりたい!

と思っていらっしゃる方いますか?

 

今回はカラオケ前でもできる付け焼き刃的な方法から、歌そのものへの取り組み方まで、私が実践し、1回でも役に立ったこと、そしてその中でもとてもシンプルな方法をご紹介します。

 

れんきんじゅつ?

Majo&Neko

そう、錬金術かも♪

歌が上手くなる方法
~トレーニング嫌いの方に贈る9つの術
<前半>

歌が上手くなる方法~トレーニング嫌いの方に贈る9つの術<後半> はこちら

 

歌うぞ!”って力んじゃってる時は。。。?

☆手足ぶらぶら
腕脚ぶらぶら
手首足首くるくる回し
ついでにお首もぐーるぐる☆ がオススメ

力んだり、緊張すると、結構関節に疲れが溜まったり、無理がのしかかるんです。

ほら、水泳の選手も飛び込む前に ぶらぶら やってるでしょう?

手足ぶらぶら
腕脚ぶらぶら
手首足首くるくる回し
ついでにお首もぐーるぐる♪

力を抜いて!リラックスして!

って一言で言っても、なかなか抜けないんですよねぇ。

そんな時は是非

☆手足ぶらぶら
腕脚ぶらぶら
手首足首くるくる回し
ついでにお首もぐーるぐる☆

 

口がまわらない響きがよくないなぁ。。。と思った時は?

☆くちびるぶるぶる体操☆ がオススメ

アヒル口

アヒル口を作って、息を思いっきり強く吐くと

ブルブルブルブルブルッ

と唇が振動しますよね?
あれです。

この、”くちびるぶるぶる”体操は顔のリラックス唇のリラックスと共に、呼吸のリラックスにもなるんです。

この方法、音大なんかでも教えている方法なんですよ。それからあのバークリー音楽大学でも!知人がバークリーの夏期講習に行った際、このエクササイズをしてから歌のレッスンになったとのこと。

ライブ前の緊張を解く意味でも、結構使える方法ですよ。

地声と裏声の間でなかなか声が安定しない時は(1)。。。?

☆・・・ながら歌い☆ がオススメ

何らか、身体を動かしながら歌ってみる・・・
そうすることで、歌うこと1つに集中していた鎖がほどけ、ちょっと身軽になります

例えば、それまで地声と裏声がうまく繋がらくて、声がひっくり返っちゃってイライラしてしまっていたとします。
でも☆〜ながら歌い☆してみると、

あれ?今歌えてた?

って、難しかった箇所が いつの間にか通り過ぎていた なんて。

これは声の大きさ地声裏声とのバランスに関係しているのだと思います。
動きが出ることで、声の大きさはただ歌っている時より抑えめになります。
地声にめいっぱい使っていた力が分散されます。
すると、換声点あたりで裏声に変わる時、地声に対して弱めの裏声との声量の差が少なくなる・・・。

私はそのように分析しています。

それでは2種類の☆ながら歌い☆、ご紹介しますね。

 

拾いながら〜
床に本などできるだけ散乱させておきます。
軽い本、重い本、小さな本、大きな本…

そしてそれらの本を拾いながら歌うんです。
拾う時は中腰ではなくて、できればしゃがんで拾ってみてください。

 

手脚ぶらぶらしながら〜

Ⅰ-1でご紹介した”ぶらぶら”しながらの方法です。
ちょっと歌い難いのですが、本を拾うより、複雑な動きをしてみるんです。

動きながら歌う練習にもなるので、是非試してみてくださいねっ。

 

春限定☆ながら歌い☆

これからの季節、桜が咲く頃には桜の花びらを両手でつかまえながら歌うのもいいかもしれません♪

好きな人を想いながら

両手で“パンッ

桜の花びらをはさめると、願いが叶うっていう話も聞いたことありますよっ。

 

☆ながら歌い☆をしてみると、もしかしたら
こんな風に、力を抜いた歌い方も、私イケてるかも
なんて新しい発見もあるかもしれません。


なかなか思うように声が続いていかないときには“ながら歌い”で、

ちょっと歌との距離をとってみましょう。
momo-sakurapool

地声と裏声の間でなかなか声が安定しない時は(2)。。。?

発声練習ではなんとかうまくいくんだけれど、
歌詞をつけるとうまく歌えなくなるんだぁ・・・

って場面ないですか?

 

そんな時は、一旦歌詞から離れて

で歌ってみてください

だけで歌ってみるんです

 

発声練習は「あ」で行うことが多いと思うんですが、

「あ」という発音は、舌が上に上がりやすいので
声が通り難くなるんです。

 

まずは「」で口の中の空間を保ち、喉との通り道を作ることで声の通りをよくしてみましょう。

 

O-HappyGirls



高い音が歌いづらい時は。。。?

曲の結構聞かせどころで登場することが多い高音部分。

地声で引っ張って、でも上がりきらなくて、結局喉の痛みだけ残ってしまった・・・って経験ないですか?
裏声にすればいいんだろうけれど、オリジナルを歌っている歌手のイメージが耳に残ってるから、どうしてもそのイメージをしようとしてしまう。

そもそも、その音が高くて自分の音域以上の音ではないなら
この方法が使えるかもしれません。
それは・・・

オクターブ下で歌ってみる

なーんだ、それなら簡単じゃん!
そうじゃなくて高音が歌いたいんだ!

とお思いになるかもしれませんね…

でも、

歌の中で、今まで高音を出すつもりでいた音を1オクターブ下げて歌うって、結構難しいことなんです。

そしてその高音だったけど1オクターブ下げて歌った音が過ぎたら、すぐに元の高さに戻る

 

これは、今まで自分の中に出来てしまった
高音で歌うイメージ → 高音で歌ったら出しづらく、苦しかった →あの歌の、あの音は出しづらいっていうイメージ → その歌を歌おうとする → 無意識に「あの音は、苦しんで出すもの」と決めてしまう → 結果、あの喉がしまるような音を出すのがあたり前になって、慣れてしまう

 

この一連のイメージ、思考回路、動作を変えたいんです。

そして「苦手なところを楽に歌える回路」を作ると、1オクターブ下げた音をもとの高音に戻しても、前に歌ったときと違った感じで歌える可能性が高いんです。

もちろん、楽曲によってはこの方法が使えないことや、オクターブ下げたら低過ぎて歌えない、ということもあるかもしれません。

でももしチャンスがあったらトライしてみてください。

 

今日の歌が上手くなる方法

matome

1.”歌うぞ!”って力んじゃってる時は。。。?

☆手足ぶらぶら、腕脚ぶらぶら、手首足首くるくる回し、ついでにお首もぐーるぐる☆

 

2.口がまわらない響きがよくないなぁ。。。と思った時は?

☆くちびるぶるぶる体操☆ 

 

3.地声と裏声の間でなかなか声が安定しない時は(1)。。。?

☆・・・ながら歌い☆

 

4.地声と裏声の間でなかなか声が安定しない時は(2)。。。?

☆「お」だけで歌ってみる☆

 

5.高い音が歌いづらい時は。。。?

☆1オクターブ下で歌ってみる

 

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この前半では、主に発声に関わる部分について、うまくいかない時に使える方法をご紹介しました。
例え、この5つの中のたった1つでもお役に立つことができればとても嬉しいです。

また、この中の方法を組み合わせることでブレークスルーできる場面もあるかもしれませんっ。

そんなみなさんの体験談も、是非教えてください!

 

歌が上手くなる方法~トレーニング嫌いの方に贈る9つの術<後半>では、歌、そのものに取り組む際に、今でも私が心に留めている方法をご紹介します。
今回のように即効性のあるものとは違い、仕込みの時間が必要となるものが多いのですが、みなさんの歌ライフにきっと役立つものだと思っています。

それでは後半もご期待くださいっ。

地声と裏声を使う”ミックスボイス”を手に入れる方法、教えちゃいます♪

歌う声喋る声話し声、みなさんは同じ声を使っているでしょうか?
使っているっていうより、出ている声かな?

喋り声や話し声の多くは“地声”を使っていると言われています。
逆を言うと“裏声ではない”声です。

私はその“地声”と“裏声”との間で途方に暮れることが、なんと多かったことか。
今日は私が体験、体感した地声裏声ミックスボイスについてご紹介します。

 

sanmiittai

えりまきーず

三位一体

 

地声、裏声、ミックスボイス〜レッスン風景〜

私が師事していた、教授であり、声楽家であり、ボイストレーナーである
弓場徹先生とのレッスン記録です。
通常、レッスン中は出来ないことを曝け出す時間なので大変お恥ずかしいのですが...
地声(表声)と裏声の混ざり具合で響きが変わる感じが、もしかしたら感じていただけるかもしれません。

ビブラートが奇麗に聞こえる音はミックスボイスを発声できてる音です。
もうこの音源くらいしか残っていないですが、今考えると宝物ですね〜。
それにしてもあたし、頑張ってる!

 

 

私の”地声”と”裏声の間で起きていたこと

地声と裏声の間というのは、地声でも裏声でもない声、または地声でも裏声でも出せる声。

なーんにも考えずに自分が出せる一番低い音から、だんだん音程をあげて声を出していくと、

「うっ、キツい!首が絞まるぅ!」

と感じる音域にぶち当たります。
ちょうどバイオリンがギーギーゴーゴーと痛めつけられてるような痛々しい感じに似ています。

 

でも、そこでいったん息継ぎをして声を出し直すと・・・
あら、なんて楽に声が出せるんでしょう!
裏声を使ってスタートする方が楽な音域だったんです。

 

喉の状態を地声モードから裏声モードに起き直す、まあギアチェンジってところかな?

この乗り換え地点のことを“換声点(かんせいてん)”と呼びます。

あの世とこの世の狭間のような、地声と裏声の狭間。
まあ、そもそも裏声の“裏”って言い方も不思議な気がします。地声のことを“表声”と表現されている方もいるので、裏に対しては表っていうのが、反対語としてはしっくりくるかなぁ。

 

ま、それはさておき、この地声と裏声の中間点は、

地声でも裏声でもどちらで歌ってもOK!

・・・なんですが、たいていどっちで歌ってもしっくりこない><。
座りが悪いって言うのか、釈然としないって言うのか・・・。
特に、この地声と裏声の切り替え地点を主に使っている歌、私にとっては中音域をよく使う音で作られた歌の場合、

地声を使うか裏声を使うか迷うんです

曲の始めから終わりまで、歌うながら迷うんです。
迷おうが迷わなかろうが、結果、
地声ではかなりキツいんだけれど、
裏声だと力がなく、
どっちにしても苦しい
って状況に陥るのが常...。

 

この私にとって最も歌い難い、中音域をご自分の得意な音域とされているのが、松任谷由実さん。そして古内東子さん、男性では角松敏生さん。このお三方のキーは本当に難儀しました。

まるでバランスボールの上につま先立ちしてるかのような不安定な私の喉。
果敢に歌ってみる、チャレンジしてみるのですが、その度に返り討ちにあい、ほとほと悲しくて情けなくて、いつも自己嫌悪にさいなまれておりました。

 

そこで活躍するのが“ミックスボイス”。
一般的には地声と裏声を一度に両方使う歌い方、喉の使い方です。

 

sanmiittai

えりまきーず
三位一体

 

地声と裏声とミックスボイスと換声点、例えて言うなら・・・
自転車に乗る時、右足をペダルにかけて左足で蹴りながら左足でまたぎますか?それとも左足をペダルにかけて右足で蹴りながら右足でまたぎますか?
私、両脚できるんです。だからどっち側からでも乗れるんです(←ちょっと自慢ン)。

もし、どちら側からしか乗れなかったとしたら
ペダルにかける足の方に回り込まなくてはなりません。回り込んでからじゃないと足がかけられないので、当然
走り出すまでに時間がかかります。

 

でも、左足からでも右足からでも乗れるようになれば・・・
わざわざどちらかに回る必要がなくなり、楽チン
タイムロスがなくなり走り出すまでに時間が短くて済みますねっ。
そんな感じに近いかもしれません。初め、慣れるまではちょっと練習が必要ですが、慣れてしまうと「どうしてできなかったんだろう?」と逆に過去の自分が不思議に思えてくるかもしれません。

ミックスボイスという論理

ミックスボイスという名称が定着したのはそんなに昔のことではないと思います。20年ほど前に通っていたボーカルスクールでは“ナチュラルボイス”と呼んでいました。

私は低音の地声と高音の裏声が得意
でも中音域になるととたんに制御不能となり、強い声で歌えたと思ったら、急に力が入らなくなる状態で、地声と裏声の間で弄ばれておりました。

「今日は喉の調子が悪くて・・・コホコホッ」

なーんてごまかすにも限界があり
特にカラオケに友達と行くと、素人の友達の方がガンガン地声で押し通して歌っているのを聴くにつけ、とても自己嫌悪に陥らないではいられませんでした。そして、

 

よく泣いていました。

Tear

 

それに加え、得意のはずの高音域にでは、確かに声は出ているのですが、とても癖のある発声になっていたようで、一部のボイストレーナーからは

気持ち悪い声。どうしてそんな声が出せるの?どこかおかしいんじゃない?

と非難され、びっくりするは傷つくはで、

 

そしてまた泣く私。
Tear

 

まあその話はまた別の機会にとっておくとして、色々な歌う上での障害をなんとかしたいとずっとボイストレーナーを探し、入門しては辞め、探しては入門し・・・を繰り返し10名以上のボイストレーナーについてきました。でも、納得いかなかったんですね。その方と同じような骨格、筋肉の付き方、指向をもってる方には合うのですが、残念ながら私には理解できませんでした。頭ではわかるんです。でも体感できない・・・。

 

私が強く求めたものは

 

対象となる人を選ばない、誰にとっても再現性の高い方法と論理”でした。

しかも“シンプル”であること。
音楽の分野の中で、”声を出す”、”歌う”ことに関してはまだまだ明らかになっていないことがあり、歌唱法は確立されていないと聞きます。何せ人の体を楽器として音を奏でるわけですから・・・。

何人も何人も、本を出版なさってる先生や、歌を聴いてこの人かも!と思ったところに問い合わせ、押し掛けるように習ってみる。でも、いざ習ってみると納得がいく解説をもらえない。

自分はできたから、あなたもできるようになりますよ

そんな回答が多かったですね。

でもずっとずっと探し続けました。

 

必ず、シンプルでわかりやすい声を出す論理があるはずだ!

 

そして20年近くかけて見つけたのが“弓場徹(ゆばとおる)”という声楽家だったのです。

 

Takarabune

 

ミックスボイスを手に入れる方法

 

弓場徹先生が研究し確立した声を出す理論

人間という生き物にとって普遍の論理

だと私は思います。
レッスンの中でよく使われた言葉は”地声(表声)裏声混ぜる割合”です。

もう少し表声を少なくして、ここは裏声を多めに!
あー、裏声により過ぎた、もう少し表声に戻して

といった具合です。(例えばこんなレッスンでのやりとりです。)

 

sanmiittai

えりまきーず

三位一体

 

 

自分にとって”何が地声”で何が裏声なのかがわかっていないと、その微妙な調合は正直難しいです。

 

大前提として、2種類の声である

 地声が使える

 裏声が使える

ことが基本になってきます。

 

 

また弓場先生の論理の中で「これはいい!」と私が感じたものは

腹式呼吸についての考え方です。

 

ミックスボイスを出すには、

 喉のコントロール力が必要になります。

喉のコントロール力とは出したい声質になるように

 地声裏声調合できる技術

です。

弓場先生の論理では、

 

 喉に意識を集中させコントロールすることに注力していれば、おのずと腹式呼吸になる。

 

だからわざわざお腹を意識しなくても動いてしまうから大丈夫!

 

という解説でした。

 

もしかするとこのブログを読んでいらっしゃる方の中には、

 腹式呼吸のトレーニングをしているのに上手く歌えない

というお悩みがあるかもしれません。

 

実は私も、今もって腹式呼吸、苦手です
しかも肺活量は2000mgに達しません。非常に少ないです。
でもロングテールの歌もある程度歌えますし、声量もそこそこ出ます。

もちろん、肺活量があればあるだけ、きっともっと楽に歌えるのだとは思います。でも、肝心なのは

 エネルギー効率

例え少なくても、吸い込んだ息にレバレッジを効かせ、長いフレーズや大きな声を出すことができれば、とってもお得ですよねっ。

それができるのはお腹ではなく、喉や声帯そして声帯の周りの筋肉

 

 力点は喉にあり、体はリラックスさせておく・・・。

 

腹式呼吸と歌との関連付けが今ひとつわからなかった私にとっては、まさしく「待ってました!」ものでした。

 

HappyGirls

 

現在、弓場先生がレッスンなさるのは関西方面の朝日カルチャーセンターなどだそうですすが、個人レッスンや東京近郊でのレッスンはお弟子さんがなさっているようです。

私は弓場先生の論理や技術はもちろんですが、何よりそのお人柄に本当に救われました。

 

「君ね、発声はいくらでも教えてあげられるけど、

 情熱=Passionは教えてあげたくても教えてあげられないんだ。
 でも、君はそれを持っている

だから発声のことは気にせず、女王様になったつもりで歌いなさい。発声は後から身につけられるから。」

 

そう言ってくださったおかげで、私は、それまで封印していた自分の殻を破ることができたんです。自分を出しちゃいけない、人と同じことをしないといけない・・・私をがんじがらめにしていた凝り固まった信念が、少しずつ溶かされていくような気がしました。だから余計にミックスボイスをはじめとした弓場先生の論理に納得できたのかもしれません。

 

歌い手は、

いかにリラックスして歌うかが、

実はとても大きなポイントです。
もし機会があればお近くの先生に発声のご相談をして歌う技術、ミックスボイスで体をリラックスさせつつ地声と裏声のコントロール力を身につけ、できたら弓場先生の直接レッスンを一度でも受けてみると精神的にリラックスできるんじゃないかなと思います。

 

さんみいったい

えりまきーず

三位一体

 

まとめ

・地声と裏声の間はどちらでも歌える中音域である
・換声点は地声と裏声の狭間で、ちょうど切り替え地点にある
・中音域は主に地声と裏声を適当な割合で調合したミックスボイスを身につけると楽に歌える
・ミックスボイスを習得するには、地声、裏声の両方の声をそれぞれ鍛える必要がある
・腹式呼吸が苦手でも、肺活量が少なくても十分歌える
・論理的な歌唱法を知りたい方は弓場徹先生の弓場メソッドがオススメ

 

歌に迷える方々の少しでも灯りとなれますように・・・