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ホイットニーヒューストンの映画来春公開 48年間の絶望と希望

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WhitneyHoustonの映画が2019年1月4日から日本で公開されます。

「Whitney」

です。

こちらの写真は、映画の中でも紹介されている1991年、スーパーボウルでの国歌斉唱の最後のシーン。両腕を高く上げて選手や国民の栄誉を称えています。

本当に素晴らしい歌声です。純粋でおちゃめで、どんな場所だろうが、どんな格好だろうがWhitneyという歌い手でいることの自信に満ち溢れた姿。

その映像はこちらでご紹介しています。

 

目次

映画「Whitney」

ホイットニーって、48歳で亡くなったんですね。時代を揺るがすほどの声と歌唱力を持った彼女。

その彼女の栄光とスキャンダルを描いたのが今回のドキュメンタリー映画。


ホイットニーに、ホイットニーの歌声にあまり感慨深いものを持っていなければ、きっとドライに見られるんじゃないかと思います。

幼少期の傷も、ドラッグ中毒のことも、まるでえぐるかのように撮っている映画であることが伺えます。

たいてい、亡くなった後って、いいことにスポットを当てて描くじゃないですか?でもこの映画を撮ったケビン・マクドナルド監督は容赦なく彼女の人生を掘り起こしていったようです。

 

絶望を描いた理由

この映画のプロデューサーであるデイビット氏と、ホイットニーの義理の妹で財産を管理する立場にあるパット・ヒューストンの二人にはこのような意図がありました。

 

Whitney Houstonの苦難な人生をありのままに伝える映画を作りたい

 

また、スポンサーなど外野が口出しせず、最終判断をも監督に任せるという条件で撮影は始まりました。

第三者、しかもホイットニーに関心のなかったからこそ、マクドナルド監督はあえて彼女やホイットニー一族の傷をえぐることができたのではないかと推測されます。

 

★加害者

この映画で特筆しなくてはならないのは、ホイットニーに何らかの危害を加えた人物を実名で公表していることです。

幼い頃から虐待を受けたホイットニー。その傷はどれほどのことだったのでしょうか。

 

★秘蔵映像

マクドナルド監督は、1992年に撮られた秘蔵映像からかなりの情報を得たとのこと。その中にはホイットニーが薬物との葛藤するシーンも含まれていたそうです。

 

★ボビーブラウン

元夫のボビーブラウンもインタビューを受け、彼女との楽しかった思い出を語っているそうです。

ただ、ドラッグの話になると頑なに黙ってしまったとのこと。この部分はどう描かれているのか、とても気になります。

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なぜなら、私はホイットニーがドラッグに手を染めた理由がボビーだったからと思っているからです。ボビーがドラッグに誘わなければ、暴力を振るわなければもしかしたら、、、なんて思ってしまっているからです。

でも、ホイットニーは心底ボビーに惚れていました。それはあるライブ映像からも垣間見ることができます。ホイットニーはボビーに離れて行って欲しくなかったんです、きっと。必死になって、歌手人生をかけてまで。

→Whitney Houstonが歌う「Natural Woman」

 

★ポーラ・アブドゥル

歌手でダンサーのポーラ・アブドゥル。映画の中で、彼女が1990年に歌いヒットした曲について「ピッチが悪い」とこぼしているシーンがあるとのこと。

私、結構好きで聞いていたんですが、歌手っていうよりダンサーとか振付け師っていうイメージが強いんです。

かっこいいですよ〜、PVは。

 

見るべきか見ないべきか

ホイットニーの歌が、彼女の歌声が好きな人は、敢えて見る必要はないんだと思うんです。関係ないから、彼女の歌とは。

これを好んで見る人は、ゴシップ好きな人か、もしくは、そんなホイットニーの姿もひっくるめて愛せると腹を括ってる人なんじゃないかなって。

しかも現代の若者は、”WhitneyHouston”なんて知らないだろうし、それよりテイラースイフトとかガガの方が身近なのでしょう。

ただ、命がけで生きてた、命をかけて歌ってた歌い手がいたっていうことを、この映画は伝えてくれるのではないでしょうか?

もしかすると失笑してしまうほど、愚かな姿かもしれません。

それを覚悟で、私は見たいと思っています。

 

 

まとめ

1.WhitneyHoustonの48年間を描いたドキュメンタリー映画「Whitney」。日本では2019年1月4日から、全国TOHOシネマズで公開されます。

2.この映画はWhitneyの栄光を賞賛する映画ではなく、苦難に満ちた人生をありのまま伝えたいという意図が込められています。

3.監督はケビン・マクドナルド氏。

4.映画の中では幼少期に虐待をした加害者の実名を公表されていたり、元夫のボビーボラウンにも触れています。

5.Whitneyの栄光の象徴として、1991年のスーパーボウルでの国歌斉唱の様子が取り上げられているようです。

 

さいごに

どうして、彼女の闇の部分を描く必要があったのかなぁ、、、もしかしたら、Whitney家の金銭的な事情が絡んでいるのかなぁ

ってのは私の勝手な想像です。ゴシップの方が人が飛びつきますから。

私としては、彼女の歌の才能とか、声が出なくなってもその音楽的才能でフェイクをしまくり、ステージで歌っている姿とか、そういうのが見たかったな。

この映像は、見る影もなくなったと酷評を受けた時代のものでしょう。でもね、うまい!笑っちゃうくらいうまい。キーを下げようが、張り上げられなかろうが、いやいやうまいです。

よろしければご覧くださいませ。

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コメント

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