松田聖子

54歳の松田聖子がひばりさんを越える頃

出典:http://www.wakushika.jp/

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いつまでもお若い松田聖子さん。
御年54歳。今までの54歳っていうイメージを覆すというか、いろいろいろいろ努力しているとはいえ、単純に奇麗ですよね?

まあ、一時期から顔のむくみと年齢もあってシワが目立ったり、顔が大きく見えたりしていますが、それでもanan的に言うと”大人可愛い”ですよね。

 

でも彼女も確実に年齢を重ね、”老い”と共に生きています。その影響は歌にも現れているのかもしれません。

⇒2015年の紅白歌合戦での松田聖子

 

そんな54歳の松田聖子さんが、あの美空ひばりさんが亡くなった年齢52歳を過ぎ、2つも年上になってしまいました。聖子さんはひばりさんより長く生き、歌い続けているのです。

以前、美輪明宏さんの「オーラの泉」に聖子さんが出演した時、彼女のオーラについて美輪さんが

 聖子さんのオーラはひばりさんと同じものを感じる

とおっしゃっていたのを思い出し、ひばりさん50歳の時と、聖子さんの50歳の時について、振り返ってみたいなと記事にしてみました。

 

美空ひばりさん

ひばりさんは1937年5月29日生まれ。

50歳

ひばりさんは1937年生まれ。1987年に50歳となりました。
その2年前、肝硬変そして大腿骨壊死の進行がすすみ、その療養のため入院していたひばりさんが復活したのが1987年の50歳の年だったのです。

その年に「みだれ髪」のレコーディングをしたといいます。

不死鳥の如く蘇ったかに見えたひばりさん。

 

「お酒は止めても、歌は辞めません」

そう強くおっしゃっていたといいます。

 

 

みだれ髪

「みだれ髪」は作詞:星野哲郎&作曲:船村徹コンビの作品。

ひばりさんの悲願だったにも関わらず実現できなかったこと・・・それが塩屋崎に行きたい、というものでした。塩屋崎はみだれ髪の舞台となり、ひばりさんの死後、歌碑が立った地です。でも残念ながらひばりさんの願いは実現することなくこの世を去ったと、聞いたことがあります。

 

亡くなった年齢

ひばりさん

美空ひばりさんがこの世を去ったのは52歳の頃。

50歳で復活した後も、病気の進行は続き、歩くのがやっと、ともすれば立っているのもやっとという状態の中、コンサートを決行し歌い続けていました。

東京ドームコンサートでは楽屋が病室さながらの状態だったと言います。「人生一路」は元気のある応援ソング。スタッフも家族も動きながらの歌唱は「無理だ!」と当然のことのように思っていました。しかし、身体がくだけそうになる激痛の中、ファンが心配などする余裕もないくらいのポーズを決めたのです。この動きを、歌う姿を見せられたら、病気は治ったと錯覚してしまいます。

ただ、珍しく音がフラットしたり、息が続かなかったり、息が不安定になっていたりしています。時折見せるグッと堪えたような仕草。自分に喝を入れるかのように歌う姿。

歌に命をかけて生きる・・・そんなことを感じる映像です。

 

松田聖子50歳

聖子さんは1962年3月10日生まれ。

2011年紅白

聖子ちゃんが50歳の頃と言ったら3度目の結婚をし、歌では竹内まりや作の「特別な恋人」を発売する頃。

50歳

その頃(2011年末)の紅白では、確か「特別な恋人」ではなく、娘の沙也加ちゃんと「上を向いて歩こう」を歌った記憶があります。まだカウントダウンライブをしている頃で、NHKの中継が東京体育館に入りました。その場にいたのですが、中継前は「まだ大丈夫?まだ大ジョブ?」「みんなよろしくね、緊張してない?」など、普段のすっとぼけた(本人曰く”どんくさい”)聖子ちゃん炸裂だったのを覚えています。

てっきり、まりやさんが作った「特別な恋人」を歌うんだと思っていたんです。なんてったって竹内まりや作ですから。なのに、「上を向いて歩こう」になったんですね。

年が明けて2012年、聖子さんはコンサートツアーで再婚を報告していました。

 

上を向いて歩こう

この映像は紅白の映像ではなく、翌年2012年に東京国際フォーラムでの行われたJAZZ FESTIVALでの映像です。「上を向いて歩こう」を歌っています。

先日の紅白で口パク疑惑がありましたが、生で歌うと実に生き生きした声であることがわかります。

 

聖子52歳の頃

seiko2014

デビュー35周年。記念の全国ツアーコンサートを行っていた年ですね。

年末の2014年紅白で初の大トリで「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」を歌いました。そしてお嬢さんの神田沙也加が『アナと雪の女王』の挿入歌でブレークし、紅白でも「生まれてはじめて」を歌った回でした。

放送事故とまで言われた「あなたに逢いたくて」。

 

・なんであんなに溜めるの?
・演歌みたい
・声出てない
・下手くそ
・普通に歌えないの?

そんな声が飛んでいました。

 

それでも、必死に、歌っていました。美空ひばりさんが生きた52年を超えて・・・。

 

リアルタイムな松田聖子

幸い、聖子さんはまだまだ若い。それになにより生きている。聖子さんが歌いたくないならその道を選んで欲しいし、歌手という道を歩いて行くなら、どこまでも歌う人であり続けて欲しい。

私のブログにコメントをくださった方の中でこのような気持ちを綴ってくださった方がいます。

 

”私は松田聖子にアンチエイジングなんて望んでいない。ただ、歌手として真摯に生きてる姿が見たい。松田聖子の歌が聞きたい”

 

憧れられる人であり続けることは、私が想像もできないほどのストレスがあるのかな?と想像します。また、若い頃の歌=松田聖子というイメージを保ち続けなくては・・・という観念も、聖子さんを追いつめているのかなとも思ったりします。

こういうことを書くと、ある方のコメントのように ”あなたに松田聖子の進退について提案する資格は微塵もない” と言われるかもしれませんが、松田聖子はまだまだ進化できると思っているんです。

アルバム「パイナップル」を出した頃、松任谷由実さんが聖子さんにこんな内容の言葉を贈ったことがあります。(以前の記事でも載せているので重複しています)

 

「今まではトップのスターになるための歌を歌って来た。でも、ここからは”聖子さんが表現したい世界”を歌う時期に入ります。そこでどれだけのファンが残るのか?・・・そこで本当のファンになってくれる人たちが誰なのかがわかるでしょう」

 

聖子さんが、いつも”リアルタイムな松田聖子”として表現したい世界を表現できる歌い手であり続けて欲しいと思っています。

 

 

番外編〜この人も54歳

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出典:amazon

 

磯野波平 fromサザエさん

【原作での生年月日】:1895年(明治28年)9月14日
【年齢】:54歳

そうなんです、設定では波平は54歳。まあ古い時代の54歳像なんですけれど、でも世間には54歳ってこんな感じに映っていたんですね〜。

波平さんと言えばおじいちゃん。

 

 

波平と言えば・・・

こんなキャラクターがあったのを覚えているでしょうか?

%e3%82%a2%e3%83%a0%e3%83%ad%e6%b3%a2%e5%b9%b3出典:http://www.webzakki.com/z061221.shtml

 

 アムロ波平 です。

 

当時、安室奈美恵さんが大ブレークしていて、アムラーが謳歌していた時代。Namie と Namihei が似ている音だったことからこんなキャラクターが生まれたようです。

 

これはTシャツのデザインだったのですが(もしかしたらタオルなんかもあったかもしれません)、私は江ノ島で初めて見ました。

 

まとめ 

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「オーラの泉」というTV番組の中で美輪明宏さんが「聖子さんのオーラはひばりさんと似てる」とおっしゃっていたことを思い出し、お二方について振り返っています。

 

美空ひばりさんがこの世を去ったのは52歳の頃。その2年前、50歳の時に難しいと思われた状況の中、復帰し「みだれ髪」をレコーディングしました。「酒は止めても、歌は辞めない」

 

松田聖子さんが50歳の頃には紅白歌合戦で親子で「上を向いて歩こう」を歌っていました。そしてひばりさんが亡くなった52歳、紅白歌合戦で初の大トリを任され「あなたに逢いたくて」を必死に、顔を歪め、演歌のように溜めて歌いしかできなくても必死に歌っていました。

 

そして、聖子さんはひばりさんが亡くなった年齢を超えて今もなお歌っています。松田聖子はまだ進化できると私は信じています。

松田聖子とYOSHIKI 紅白2016は成功?ネットでは賞賛の声? 

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2016年の紅白歌合戦。
松田聖子とYOSHIKIのコラボが実現したわけですけれども、私のブログにも多くの方が訪れてくださっていることから、みなさんの関心の高さが伺えます。

ご訪問ありがとうございます。

今回は、ネット上のある記事から、ちょっとひねくれた考えが浮かんだのでそれについて書こうと思います。

 

口パクは仕方なかった?

YOSHIKIの都合

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 紅白リハキャンセルの経緯

 なんでも、12/29YOSHIKIの香港公演当日のこと、プロモーターから公演にあたって提出しなければならなかった申請書類が提出されておらず、開催許可が下りなかったとのこと。既に集まったファンはもちろん、YOSHIKI自身も呆然とし、涙さえ流す場面もあったらしいのです。

 そんなこんなで、当日、YOSHIKIのプライベートショーという形でコンサートを決行したいと現地で交渉をした結果、12/30夜なら開催許可が降りるとの回答を得たことから12/30に無料公演(本来のコンサートチケット代金は返金し、別途無料ライブに同伴者1名を含めご招待というスタイル)を開催し、同時に紅白のリハに参加できなかった・・・という経緯がありました。

 松田聖子とのコラボもさることながら、X-JAPANのリハもYOSHIKI抜き。まあ、話によるとYOSHIKIの遅刻癖は有名らしいですね。

 ぶっつけ本番のリスクを回避?

今回の紅白での演出は、正面ステージにYOSHIKI、客席内の特設ステージに松田聖子が立ってYOSHIKIとは離れて歌うというものでした。生ピアノと生歌、アコースティックスタイルの場合、こうやって離れて同時演奏するには相当息があっていないと難しいですよね。ほとんどの場合、楽器が歌い手の呼吸を感じて演奏するので、だからこそ生きた音楽を奏でられるんです。

 でも、普段から一緒に演奏することがなく、しかも紅白のぶっつけ本番、しかも離れてるっていう構成だと・・・んんん〜、リハなしは厳しいのかな?YOSHIKI側がね。

 などの理由から、YOSHIKIの演奏が録音音源を使用し、本番は当て振りになった可能性があります。

 

松田聖子の都合

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 YOSHIKIのリハキャンセル

 一部報道では、「YOSHIKIが紅白のリハをキャンセルしたことで、芸能人としては先輩である松田聖子が怒り、今後YOSHIKIとは共演NGの可能性が高くなるほど緊張感が高まっていた。」なる記事が出ていました。

 ・・・これはどうでしょう?

たかだか、リハが出来なかったことで ”技術的、能力的に松田聖子が怒る” ってことはないと、私は思います。ただ、演奏には ”お互いの呼吸を合わせる” ことが一番大切なので、リハなしで本番に生演奏することがリスクを高めるなら、ピアノ演奏は録音にしましょうとなった可能性はあります。

 

 YOSHIKIに便乗という可能性

 YOSHIKIが当て振りだったことは仕方ないとして、では松田聖子が口パクをする必要があったか?というところですよね?

 正直、伴奏が録音音源であったとしても、基本的なテンポ、リズムが一定であれば歌えます。歌番組ではそうやって歌っているんですから。ただ、今回、松田聖子が口パクだったとしたら、

 ”YOSHIKIさんのピアノが録音なら、歌も同じく録音すればお互いにリスクは減りますよね”

って話になった可能性はあります。なので、予め録音してあるYOSHIKIのピアノ音源に聖子ちゃんが歌を吹き込んだなどの作業があったのではないか?と推測されます。

 

 どっちにしても口パク?

 これは考えたくはないのですが、YOSHIKIが生演奏しようがしなかろうが、口パクをするつもりだったかどうか?です。

 自分よりもキャリアのある石川さゆりや天童よしみなどの先輩が歌う環境の中、恐らくそれはないとは思うけれど・・・。

 でも、此処数年の歌唱力、声量、音域の低下を見るにつけ、以前からTV番組では口パクをしてきているってこともあった、口パクを疑わざるを得ない状況です。

⇒SONGSでの松田聖子

 

口パクでも賞賛の声が続々!

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松田聖子、器の大きさ

2ちゃんねるなどを見てみると、

・YOSHIKIが遅れたくらいで怒る人ではない
・80年代に成田空港のデッキや電車のホームから生で歌える聖子が、リハなしくらいで動じるわけがない
・紅白のラストでYOSHIKIと「あら?こんにちはぁ〜」的に話しかけて握手していたんだから、器が大きいなって感心した

などの声を多く見かけました。

周りの事態に動じない、松田聖子の肝っ玉の据わり具合に感心した方が多くいたようですね。

 

口パクでもいい!

・前年、前前年を見ていると、今回あんまりにも奇麗に歌っていたからちょっと不安だった
・聖子ちゃんの歌唱力が戻って来たと喜んでいたから残念。
・口パクでもいい!

などの声を見かけました。

「口パクでもいい!松田聖子がまだ現役で登場して歌える姿を見ることが出来れば・・・」

そんな声に、私、とても反省しました。確かに、歌い手にとってリアルタイムで歌が歌えるということは最低限の条件だと思っていたんですね。

 

口パクでもいい!生で歌ってもらえたらもっといい!

 

そんな風に思えたらいいなと思います。(でも本音はやっぱり、松田聖子の生声で生きた歌が聞きたい(笑)

 

まとめ

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1.2016年紅白歌合戦の松田聖子とYOSHIKIの『薔薇のように咲いて、桜のように散って』について、私が疑問に思っている ”どちらも録音音源だったのではないか?” ということについて書いています。

2.YOSHIKI側の事情として考えられるのは、コンサートが12/30に延期になったため紅白のリハーサルに参加できなかったことで、ぶっつけ本番を避けたのではないか?という可能性です。特にYOSHIKIは正面ステージ、松田聖子は客席内の特設ステージと離れているという演出だったこともあり、リスクを避けた可能性があります。

3.松田聖子側の事情として考えられるのは、YOSHIKIがリハに参加できなかったことで当然彼女と合わせる時間が取れなかったため、ピアノが録音音源を使用するなら歌も一緒に録りましょうということになった可能性です。

4.今回YOSHIKIがリハに参加できなかった状況にもかかわらず、彼女が堂々としていたことに”さすが器が大きい”ネットや2ちゃんねるなどでも松田聖子への絶賛の声があがっています。

*****

今後も、松田聖子ファンとして、独断と偏見での考察をしていきたいと思っています。

紅白での松田聖子 口パクの真偽 これで最後?

※この記事は、あくまでも私・ゑり音独自の経験値と分析で綴られています。もし内容に事実とは違うことがありましたら申し訳ありません。※

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昨夜行われた、2017紅白歌合戦。

YOSHIKIのピアノで歌うという、私が望んでいた構想は叶いましたが、でも、それは”見かけ”だけのことで、内容は涙も出て来ないほど、残念すぎるものでした。

 

歌手”松田聖子”

紅白で口パク

今回、聖子ちゃんは今年初めて導入された中2階で歌い、正面ステージでYAMAHA  KAWAIが作った、透明なYOSHIKIモデルのピアノで奏でていました。
 ※[1/6追記] ピアノはKAWAI製でした。ぷくさん、ご指摘ありがとうございました※

でも・・・

 

 あれ?声がまんべんなく奇麗に出てる・・・まるでCD音源みたい。しかも苦しそうな表情もしてない。

 まさか、YOSHIKIがピアノ弾いてるんだし、まさかそんな失礼なことは、、、しないで欲しい。

 

でも、私の判断が間違っていなければ、松田聖子は紅白出場以来初めて口パクしたと思われます。
※[1/6追記] 過去「あなたに逢いたくて」を生で歌えなかったと、BBさんから情報いただきました※

 

 声質も不自然でしたが、スムーズに歌っていました…紅白での聖子ちゃん。SONGSなどの動画を見ていただくと、みなさんが指摘されていたような演歌調の”溜め歌い”をしています。また、比較的低い音域でも息がかなり混じった声になっていますよね?

 

それが、実に奇麗に、そう、奇麗すぎるほど奇麗に歌っていたのです。

 

口パクについて

口パクか否かについてはいろいろと判断基準があるので、聴いた方によっては”聖子ちゃんは紅白で口パクはしていない!”とおっしゃっている方もいます。

 

※[1/6追記] SSSさんからの情報で、NHKホールのワイヤレスマイク音声を傍受なさっていた方が”松田聖子は歌っていた”とおしゃっていたとのこと。(詳しくは”コメント欄”をご覧ください)※

※[1/21追記] ワイヤレスマイク(送信機)からワイヤレスマイクの受信機の電波をキャッチしていたのなら、松田聖子はあの会場で実際に歌っていたのでしょう。ただ、受信機をミキサーなりアンプに接続せず、スピーカーから流れたのは予め録音した音源だったのではないかと推察できます。興味のあるところは、会場、ないしTVで流れた歌声と、電波を傍受した際に聴こえた歌声が同じだったか?という点です。

 

コンサートに何十回と行き、TV出演番組も多く見ている私の経験値と言うか、感覚で判断すると、今回の紅白では生で歌っていたとしても、スピーカーから聴こえていたのは録音音源だったと思っています。

”腹筋を使っているから歌っているに決まってる!”とおっしゃる方もいますが、身体の”動き”と実際に声を出していることとはイコールではありません。聖子ちゃんは自分のライブでもTVでも、その時々に録音し直しています。そしてそれに合わせて声を出さずに息で歌を歌っています。

コンサート会場で聴いていると、確かに年々録音技術が上がり、ちょっと聴いただけでは録音音源だと判断が難しいこともありました。でも、実際に声で歌った声がスピーカーから流れてくると、わかっちゃうんです。「あ、あれは口パクだったんだぁ」と。口パクの歌と実際に歌っている歌とで音圧が変わります。

 

AKBと同レベル?

ジャニーズも口パクだと言われたことがありましたが、現代で口パクの常習者はAKBや乃木坂などのグループですよね。あれは、どう考えても歌っていない。もうその時点で

 歌手じゃないだろう?

って思ってしまいます。パフォーマーであることは間違いなく、そういう意味で魅力的なグループなのですが・・・。

 

・・・・

 

ということは私的には、歌番組、しかも紅白歌合戦で口パクをした松田聖子は”歌手じゃない”と言わなければなりません。

 

例えば、自分のコンサートでなら、まあ、何をどうしようといいでしょう。でも、新旧さまざまな歌い手さんたちがいる紅白で、あんなに堂々と口パクした人を、私は見たことがありません。あの放送を見ている時には残念な気持ちと悲しい気持ちが大きかったのですが、時間が経ってくると怒りにも似た気持ちになってきます。

YOSHIKIも?

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そうそう、それでYOSHIKIのピアノなんですが、ちょっと音と指の動きが合っていなかったように思えるのですが・・・みなさんの目にはどう映りましたか?

 

聖子ちゃんの伴奏している時にはそんなに感じなかったのですが、『紅』のイントロ部分で”あれ?”って思ったんです。若干ずれていませんでしたか?私の勘違いならいいのですが、そうだとしたら、聖子ちゃんの伴奏も録音だったんじゃないか?と腑に落ちたんです。

もしかして、ピアノは当て振り?
当て振りとは、エアーギターなどのような、予め流れている音源に合わせて動きを合わせると言うことです。口パクの楽器版ってところですね。

 

だったとしたら、YOSHIKIのピアノが当て振りだったとしたら考えられる理由は

・聖子ちゃんとのコラボでは、録音の歌に合わせて生ピアノを合わせることは非常に難しいということ。なので、予めYOSHIKIのピアノ音源に聖子ちゃんが歌をかぶせた音源を使用したのではないか?という憶測。

・『紅』のイントロはYOSHIKIのピアノ。それからドラムに移動してバンド演奏という動き。通常、NHKは生演奏をあまり好みません。楽器を使うと楽器依存の事故の確立が上がるからです。紅白なのでバンド演奏はOKとしても、楽器から楽器に移動するという動きがリスクがあるということで、ピアノ音源は録音にして動きだけ採用したのかなぁという憶測。

 

”松田聖子”という職業

私の職業は”松田聖子”です

「私の職業は”松田聖子”です」・・・これはある取材に対して聖子ちゃんが言っていた言葉です。

彼女は10代の頃から「絶対に売れてみせる!」と必死にレッスンを重ね、睡眠時間2−3時間というスケジュールをこなし、自分歌だけでなく、TV番組でカバー曲を収録するため、一晩で覚えるだけでなく作品として披露できるレベルに仕上げ、厳しい歌唱指示を上回る歌唱力で歌手として走り続けてきました。

そうやって”松田聖子”というブランドをずっと作り続け、生き続けて来たのです。

あれほどまでに、”自分=松田聖子”という存在を使いこなし、スキャンダルを操作して注目を集め続けようとした女性歌手がいたでしょうか?

 

 

”松田聖子”の限界

2014年、2015年と紅白連続で歌い、世論からかなり激しいバッシングを受けた聖子ちゃん。確かにあの歌唱は見ているだけでも辛く悲しさを感じさせる姿でした。

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非常に残念ですが、松田聖子がコンサート以外の生放送で生歌を歌うことは、もう無理なのかもしれません。まして、彼女は本当にとても上手い歌手です。声質もいい、リズム感もずば抜けている、言葉を歌として表現する感覚が天才的。

 

世間は、そういう松田聖子に慣れ過ぎていて、現状の松田聖子を受入れられない現象が起きていると私は考えています。そう、松田聖子は上手過ぎた。スキャンダルが糧にできたのも松田聖子が松田聖子として歌唱力があったからこそ。

 

 今の松田聖子を苦しめているのは、かつての松田聖子

 

スキャンダルで週刊誌をにぎわしていたころが懐かしい。きっと松田聖子はスキャンダルとして取り上げられることの力やパワーをわかっていたのでしょう。スキャンダルがある=注目度が高い、、、だから松田聖子は生きているスターである、というような・・・。

 

恐らく今の松田聖子に恋人ができようが、離婚しようが、週刊誌も世論もあまり興味を示さないのではないかと思います。いかがでしょうか?

 

松田聖子なんて大っ嫌い!

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松田聖子がスキャンダルまみれで週刊誌に追いかけられていた頃も、もちろんデビュー当時も

 

松田聖子なんて大っ嫌い!

 

と思われていたことが、とてつもなく多かったと思うんですよね。売れている芸能人の傾向として、”好き”と言ってくれる人と同じくらいに”嫌い”と言う人が多い。大っ嫌いなんて言われたらめっけもの!

今も、”松田聖子なんて大っ嫌い” って言われること、多いのでしょうか?時代もあるとは思うのですが

「松田聖子?興味ない」

って言われる方が多いんじゃないかと思います。でもその中で、こうして紅白での歌の酷さや口パクなど、話題になるのなら、芸能人としてはまだいいのかもしれませんね。

でも歌手としては、悲しい現実ですね。

 

まとめ

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1.2014年、2015年と紅白での歌唱にバッシングがあった松田聖子。2016年YOSHIKIとのコラボは、映像や音声からは口パクの可能性が濃厚と私は判断しました。

2.口パクである理由は、あまりに音質が奇麗過ぎたことと、どの音でも声が均一に聴こえていたということ。また、眉間にしわを寄せる等、苦しそうな表情ひとつしていなかったことの3点から、生で歌ってはいないと想像できます。

3.紅白でのYOSHIKIのピアノも、音と指の動きがずれていたように見えたことから、もしかしたらピアノ音も事前に録音していた可能性も・・・

4.自分のコンサートではなく、紅白歌合戦という場で口パクをしているようでは、松田聖子という歌手の今後にも関わってくるかもしれません。

 

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この記事の内容、松田聖子が紅白で口パクを行っていたという私の判断が全て間違いであることを、心から願っています。

松田聖子の「林檎酒の日々」を歌って・・・

「林檎酒の日々」を歌ってみました

 

地声と裏声のバランス感

初めて歌ってみたのですが、交響曲のようなこの歌は、声を張り過ぎてもダメ。地声に偏り過ぎても、裏声に偏り過ぎてもダメ。

 

この歌の歌詞はどこに向かって描かれているのか

とか、

この旋律(メロディ)は、どこに繋がって行くのか

 

など、そういった曲全体としての描写を身体にしみ込ませていないと力負けしてしまうような歌でした。

 

なんてことはないスローバラードですが、バラードだからこそその背景に刻まれているリズムをガッツリ掴まないと演奏に飲まれてしまうような、そんな難曲です。

 

私が描いた曲のデッサン

私は歌っている時に、こんな情景と物語が浮かんできました。

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出だしはピアノから始まり、歌詞もバックも静かに過ぎて行きます。淡々と、一緒に過ごした部屋の最後が描かれています。そこに感情を表す言葉は書かれていません。

気づけばゆっくり荷物を詰めている私。さよならは告げることと、さよならと背を向けることがこんなに違うなんて。

そしてオーケストラの演奏へと場面は転換します。走馬灯のように流れるピアノの旋律。所々で奏でられる弦楽器の音。この部屋のどこを見てもフィルムのようにあなたが映し出される。笑顔も怒りも、ひとりじゃ生まれなかった。そんな想い出が胸を押し上げ瞳いっぱいになります。涙が溢れ流れた後、目の前に広がっていたのは「さよなら」がもたらした未来。

ほんの少しの後悔も、私をとどまらせることはできない。そう言うかのようにオーケストラの音は重厚さを増して行きます。それでも、私は生きて行くね。こんな愚かな私と一緒に。あなたのぬくもりさえ涙に溶かして・・・

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アルバム「Citron」

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収録曲

全曲作詞:松本隆
プロデュース・作曲・編曲:DevidFoster(デビッド・フォスター)
1998年リリース

 

  1. Blue
  2. Marrakech(マラケッシュ)
  3. Every Little Hurt
  4. You Can’t Find Me
  5. 抱いて…
  6. We Never Get To It
  7. 続・赤いスイートピー
  8. No.1 (Album Version)
  9. 四月は風の旅人
  10. 林檎酒の日々

 

10曲目ラストに収録されている曲「林檎酒の日々」を今回歌ってみたのです。
聖子さんがライブで最後に歌ったのは2003年でした。
⇒2003年 CallMeツアーでの「林檎酒の日々」

 

桑田さん絶賛!

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2曲目の「マラケッシュ」については、『夜のヒットスタジオ』で歌った際に、桑田圭祐さんが

「この曲はいい曲ですね〜、いいですよ〜!」

と絶賛していたのを覚えています。
確かに中近東テイストを盛り込んだアレンジで、聖子さんの声質にもピッタリ!そしてリズムも難しい歌だけに、ますます聖子さんの魅力が光った歌でした。

 

続・赤いスイートピー

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この曲を書いて、松本隆さんは聖子陣営から離脱しました。

「今までは”とにかく売れるもの”を作って来た。そして聖子を大人の歌手にするということを目指して作って来た。またきっといつか一緒に組んでやるんだろうけれど、でもそれは、いい曲ができた時。」

というようなことをおっしゃっていました。聖子さんとの出会いは、

 

「CMから ♪エクボの〜♪(裸足の季節)が聴こえて来た時、『あ、この人の声は僕の詞に合う』って瞬間的にわかったんだよ」

 

聖子さんを大人のアーティストへの押し上げた曲「赤いスイートピー」。そしてこの曲のその後を描くことで、聖子を一人のアーティストとして新しい作詞家や作曲家との作品を生み出すきっかけとなりました。

聖子さんと松本隆さん、お二方とも”卒業”だったのかもしれませんね。

 

*のちに『永遠の少女』というアルバムを共に製作しました。また最近では「永遠のもっと先まで」というシングルを、作詞:松本隆さん+作曲:松任谷由実さんという黄金プロジェクトにより製作されました。

 

聖子とDevidFoster

聖子さんはインタビューでアルバムの全曲の作曲とプロデュースを手がけたDevidFoster(デビッド・フォスター)について、

とにかく怖かった。『One more time』『One more time』と何百回言われたことか!夢の中でまで『One more time』と言われ続けてうなされるほどだった」

と言っています。

「今でも先生にお会いすると”ピシッ”と(気をつけ!のような姿勢)なって緊張してしまうんです」

ホントに厳しい方で、きついとか、乱暴な言い方とかそういうことではなく、細かい発音、ニュアンス、声の出し方など、徹底的に指導と指示を受けたそうです。

「Citron」というアルバムは、全曲日本語詞なのですが、日本語の響きや流れを完全に把握していたのではないかと想像できます。

 

DevidFoster(デビッド・フォスター)

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作曲家でもありプロデューサー。日本人アーティストではMISIAの歌唱力も高く評価していたと聞きます。

有名どころでは、シカゴの「素直になれなくて」、マイケル・ジャクソンの「Earth Song」、そして聖子さんの「抱いて・・・」の作曲をしています。

数年前、DevidFosterにゆかりのあるアーティストが集まってのイベントがあり、聖子さんのほか今は亡きナタリー・コールも参加し、東京国際フォーラムで盛大に行われました。

YOSHIKIとのコラボ然り、また聖子さんがどんどんこういう方々と一緒に音楽を謳歌できる日がくればいいなぁと思ってしまいます。

 

まとめ

matome

  1. 松田聖子さんのアルバム「Citron」の中から「林檎酒の日々」を歌ってみました。
  2. スローなバラードですが、しっかりとしたリズムの中で曲が刻まれています。さすが聖子さんだからこそ、簡単そうに、軽やかに歌うことができた曲なんだなと痛感しました。
  3. 歌う上で、私が描いた「林檎酒の日々」のデッサン=背景や情景をご紹介しています
  4. アルバム「Citron」の収録曲をご紹介しています。
  5. 松本隆さんが聖子陣営最後に提供した曲について、また桑田圭祐さんが絶賛したエピソードをご紹介しています
  6. 「Citron」をプロデュースしてるDevidFoster。聖子さんとのエピソードをご紹介しています
  7. DevidFosterが手がけた曲で、日本でもよく知られている曲を簡単にご紹介しています。

最後に・・・

「林檎酒の日々」を聖子さんがライブで歌う事は、もしかしたら、もうないのかもしれません。そんなことを考えながら、それでもこれだけの楽曲を提供してもらえる歌手であるということへの尊敬の気持ちを込めて歌いました。

これからもそんな想いを持ちながら歌い継いで行きたいと思っています。

松田聖子 パクリじゃないよね?似過ぎてる歌ーGone with the rainー

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松田聖子の楽曲で Gone with the rain という歌があります。
これがとてもいい曲なんです。
いい曲なんです。

初めて聴いた瞬間

「あちゃーーーー><」

と思ったほど、いい曲であるあの曲に似てる

 

私は松田聖子のファンです。
その私もさすがに これはちょっと恥ずかしいかも・・・ と思ったほどでした。

 

Gone with the rain

どんな曲?

これは松田聖子作詞、松田聖子&小倉良作曲となっています。ではどうぞ・・・!

 

いい曲ですよね〜。

ま、これも口パクですから、歌もきちんと聴こえますね。

 

あ〜、この曲だ!

ではこの曲に酷似している超有名な楽曲をご紹介します。どうそ!

 

どこが似てる?

ギターアレンジ(特にイントロ)

こればっかりはねー。
ギタリストの小倉さんの憧れでわかってて弾いてるのか、わからないと思って弾いてるのか、聖子ちゃんのわがままでクラプトン風に弾いているのか・・・

小倉さんがクラプトンへのリスペクトの意味で弾いてると信じたいですね、、、ほんとに。

 

ChageTheWorldバックにGoneWithTheRainが歌える

まったくそのままではないにしろ、歌えません?

いやね、わかるんですよ。大好きな曲の一旦を思い出しながら作り始めると、もうその曲モードになってしまって似たような曲になってしまうって。よくあるんです、よくあるんですよ〜。

でも、そこんとこを、チーム聖子のメンバーはどうしようもできなかったのでしょうか?ビート感まで同じって、ちょっと残念過ぎます。

 

歌の力〜BabyfaceとClaptonの競演

もうね、これ好きだわぁ!
とにかくかっこいいので、3分ちょっとと短めなので、最初で最後だと思って聴いてみてくださいませ!

 

聖子楽曲と似ているその他の洋楽

20th Party

デビュー20周年に合わせて作られた「20th Party」。
「裸足の季節」から「旅立ちはフリージア」までだったか、歴代のシングル曲のタイトルとわかるフレーズ(キーワード)を歌詞に盛り込んでいるかたちです。

ではどうぞ!(最初、「これ、カラオケ映像?」と思ってしまうほどチープ感満載ですが、大丈夫です、聖子ちゃんのPVです)

 

グロリア・エステファン「1.2.3」

聴いた事ありましたか?

「1.2.3」より、「20th Party」の方が賑やかで華やかですねっ。

 

聖子楽曲以外で、似てる曲同士ってある?

「なんたって18歳」

これは「なんたって18歳」という、昭和40年代頃のドラマの主題歌です。このイントロ、あのアニメの曲に似てません?

 

「花の子ルンルン」

 

裁判事例

パクリという言葉でまことしやかに噂されているというケースから、裁判沙汰にまでなるケースなど、今までさまざまな事件があったようです。

でも、厳密に盗作だと判断する基準はないようですね。

私が以前聞いたことがある内容は、

 

 曲の場合、コード進行が3小節だったか5小節同じならば盗作と判断できる

 

というもの。音楽仲間から聞いた情報なので定かではないかもしれません。今調べても、なかなかわかりやすい情報もなかったので・・・。

槇原敬之VS松本零士

槇原敬之が松本零士の「銀河鉄道999」原作の一部をケミストリーへの楽曲「約束の場所」に使ったと言う罪状。具体的な歌詞については控えますが、「夢は君がかけてきた時間を裏切る事はないよ」というような内容。ま、「夢は叶う」という応援ですね。

 

  1. もともと槙原さん自身は「銀河鉄道999」の原作は読んだ事がなく(わたしもありません、、、宇宙戦艦ヤマトなら持っていますけれど^^;)、指摘された言葉が記載されていることすら知らないとのことで、真っ向から盗作を否定。 
  2. 一方松本零士さんは「原作本はおろか、自分にとって大切な主題であるからこそ講演会でも幾度となく話をしている。その内容が耳に入ってもおかしくない」との主張で、盗作されたと引き下がらなかった。 
  3. 槙原さん側は「盗作したと言うなら、こちらが盗作した証拠を提示して欲しい。そうでなければ損害賠償を請求する」

 

とこんな流れだったようです。結局、和解へと終息したようですが、なんとも後味が悪かったでしょうに。

 ※この裁判についてはもっと詳しい内容がこちらでまとめてくださっています。

 

おまけ

夢、時間、未来というようなキーワードでしたら、こんな歌はいかがでしょうか?

 

小田和正「Time Can Wait」

http://recochoku.jp/song/S1003143602/
*動画が見つからず、レコチョクの試聴になります。最後の一番いい部分が流れるので是非聴いてみてください〜。

 

 

まとめ

matome

  1. 松田聖子の「Gone with the rain」はEric Clapton「Change the world」に酷似している
  2. 「Gone with the rain」以外で、「20th party」という曲はグロリア・エステファン「1.2.3」に似ている
  3. 盗作の疑いで裁判になった事例があるが、確固たる判断基準はまだない様子
  4. 槇原敬之が松本零士から盗作したと訴えられたものの、決定打がなく、結局和解に終わっている

最後に・・・

作り手の立場から言うと、自分が作る曲や詞に対して、常に誰かのものじゃないかと疑心暗鬼になるなんて現実的ではありません。革新的に拝借した、確信犯であるなら話は別ですが、どこまでがオマージュで、どこからが盗作であるか、、、なんて、結局人の判断が介すということは、それだけ先入観にも世論にも左右されるということです。

作品は作り手にとっては命を削って生まれた産物。不当に使用され、しかもあたかも自分が作った作品のように見せかける等言語道断です。

でも、、、たとえばルパン三世のテーマ。鳥肌ものの映像と音楽を、どうぞご堪能下さい!!

 

もう、どんなにアレンジしても、きっと誰かにパクられてても、原曲のすごさに敵うものはなく、それどころか、原曲がどんどん変化して行くこのスゴさ!!

こんな骨太な、エッジのきいた音楽をずっと聞いていたいものです。

 

聖子、紅白でも口パク?YOSHIKIとコラボ

2

大前提として申し上げます。

私は20数年来の聖子ファンなので、無駄に聖子批判は致しません。
コンサートに長年行っていた人であれば、口パクも慣れっこです。

ですが、キタサンブラックが1着になるたびに「祭り」をアカペラで歌うサブちゃんこと北島三郎さんを見ていると、本当に尊敬の気持ちがわいてきます。特に今年の2016年ジャパンカップでは東京競馬場で聞いていたもので・・・。

そんな想いもあり、聖子ちゃんと口パクについて、新曲を通してご紹介したいと思います。

 

 

『薔薇のように咲いて 桜のように散って』

SONGS

『薔薇のように咲いて 桜のように散って』はXーJAPANのYOSHIKIが作詞作曲の歌。
NHKのSONGSで聖子ちゃんの特集が組まれた際にも歌っていました。

その時の映像がこちら↓の動画になります。

歌が始まるのは13:13頃〜。

でもその前に、YOSHIKIとコラボするきっかけとなったエピソードを聖子ちゃんが語っていますよ。

『薔薇のように咲いて 桜のように散って』は口パク?

上記の番組の中で聖子ちゃん、歌ってますね〜(動画内13:13頃)。
奇麗な声で、音が低くなっても高くなっても透き通るような奇麗な声で歌ってますよね。

しかも歌っている最中、とても奇麗なお顔と表情、そして奇麗な首すじを見せてくれています。

 

・・・聖子ちゃん、やっぱり・・・

 

去年の紅白での多くの方からの批判、みなさん覚えていますか?

・演歌みたい
・普通に歌えないの?
・下手くそ

などなど。

 

でも、この動画では、そんな批判をみじんも感じないのではないですか?

 

SONGSでは全て口パク?

では、SONGS内で歌った曲は全て口パクだったのでしょうか?

それがわかる動画はこちら↓です。

風立ちぬ♪を歌ってます。
この動画の中では

・キーが低い
・高音が届ききってない
・低い音になると声が太くなる
・しゃくりができない
・高音に行くところで溜めが入る

などなどの要素から、これは口パクではないなとわかります。

 

久保田利伸提供曲も宝の持ち腐れ?

 

口パクだと奇麗に聴こえる理由は?

恐らく、レコーディングに近い状態で録音していると思われます。レコーディングスタジオなら反響もあるし、エコーも十分にかけられる。マイク音量を最大限に上げる技術もあるし、ミキサーの効果も十分活かせる。

小さな声でも声の厚みを出す加工もできるし、録り直しもできるし。

じゃなければ

 

♪ルゥリラ〜、ルルゥリラ〜♪

♪・・・(溜めて)ドゥリラ〜、・・・(溜めて)ドドゥリ ラッア♪

 

みたいになりかねない...ちょっとわかりづらいですね、ごめんなさい。

4

 

紅白はYOSHIKIと共演?

これは私の勝手な憶測というか、希望的観測なのですが、今年の2016年の紅白では

 

YOSHIKIのピアノバックに聖子ちゃんが歌う

 

という映像を妄想しています。

聖子ちゃんはもともと歌がうまいんです。
・音程
・リズム感
・語感
・音感
いずれもずば抜けてうまいです。

なので、そんな天性の天才である聖子ちゃんの本領発揮してもらえたらいいなぁ、、、と切に願っているわたしです。

 

もしYOSHIKIのピアノバックなら、オーケストラやバンドの音に気負う事なく、もっとのびのびと、自分の出せる声量で歌ってもらえるかなぁと。

 

⇒2016年 紅白での起死回生 汚名返上なるか?

 

・・・逆に気負っちゃうかも^^;

1

 

 

聖子ちゃんの口パク伝説

ヘッドセットマイクが!!

私は直接見ていないのですが、大阪城ホールだったか、コンサートでの出来事。聖子ちゃんは大好きなダンスダンス!をしながら歌っているときの事。あまりにダンスが激しかったせいか、ひょこっと、ヘッドセットマイクのマイク部分が顎の下に下がってしまったらしいんです。
なのになぜ、

・・・・・・・歌声が聴こえる・・・・・・・

それまで、その方も聖子ちゃんの口パク論には否定的で、聖子ちゃんは生で歌っていると信じていました。
ところが、目の前で、聴こえなくなっているはずの聖子ちゃんの歌声がコンサートホール一杯に響いているんです。

「え!うそっ・・・」

彼女なりにショックだったようで、その出来事はコンサートの前半だったのですが、後半になっても乗りきれなかったと言っていました。

 

ダンスしながら録音!?

聖子ちゃんの口パクへのこだわり、、、

と言っていいかわからないですが、ダンスしながら歌う場面ではほぼ100%口パクです。ファンとしてはダンスなんか見たいとは思わなかったとしても、マドンナみたいになりたい聖子ちゃんのコンサートはダンスが必ず入るんです。それがヒップホップベースなのかバレエベースなのかの差はありますが、コンサートにダンスは必須科目となっています。

で、コンサートのダンス時間に口パクをすること前提で、ダンスしながら歌った音源をコンサートでは使っていると聞いたことがあります。(もちろん本人からではありません)

その音源には息が上がったような声も入っているとのこと。

普通に歌って1回録音したらそれでおしまい!というスタイルでは済ませない、これも聖子ちゃんならではのこだわり...なのかもしれませんね。

 

口パクする理由

諸事情あるとは思うのですが、そもそも口パクをせざるを得ないということは

 1.コンサートが多すぎる=体力の限界
 2.私はマドンナ
 3.思ったように歌えない

こんな背景があるのかな?と推測されます。

コンサートが多すぎる=体力の限界

女性の体力で全国ツアーを行うにはかなり限界があります。大黒摩季さんなんかも一時期、婦人科系の病気を患っていらっしゃいましたが、その原因のひとつが、過密なツアーでの過労だったと言われています。

男性でもある年齢になれば厳しい全国ツアー。売れているからこそ実現できることなのですが、その一方、売れる時に売ってしまえ!的、ある意味量産的な過密スケジュールで体力、気力、そして声までも失いかねない時代...それが80年代〜90年代の音楽最盛期。

ここぞ!という時に生声は残しておきたい。。。と思っても、仕方なかったのかな?

 

私はマドンナ

「私は日本では”日本のマドンナ=マドンナのようなアーティスト”とみんなから言われています」

的発言をアメリカのインタビューでしています。当時、確か本田美奈子さんも”和製マドンナ”と自称して ♪マリリン♪ を歌っていたかと思います。そんな時代。

「いあいあ、誰が言ってるの?聖子ちゃん!気は確か?」

 

と激しく思った事を覚えています。どー考えても、おかしいでしょう?

そんなマドンナに取り憑かれた聖子ちゃんは、コンサートでもお世辞にも上手いとは言えないダンスを強行し続けます。でも、当然マドンナとは身体が違う!踊りながら歌うというトレーニングもしていないし、そもそもコアマッスルを鍛えるという地道なトレーニングすらしていないのですから、ダンスしながら歌うなんてできっこない

そんなあたりからコンサートのオープニングでは必ずダンス+口パクというスタイルが定着して行ったのです。

ダンスしなくてもいいからちゃんと歌声聞かせてよ

それがコンサートに行くファンの本音です。
でも、あの聖子ちゃんがダンスしたくてしたくて仕方ないなら、受入れる事もファンの勤めです。

 

思ったように歌えない

90年代に入り、聖子ちゃんはTVでも口パクをすることが多くなりました。

しかも番組を選び、私の記憶ではダウンタウンの歌番組ではほぼ口パクを通したように思います。

ツアー中は、コンサートの宣伝のために番組に出るのですが、それでも無駄に声は使いたくない・・・でも宣伝してチケットを売りたい・・・でもできるだけ声を温存したい・・・そんなループもあったのでしょう。

それともうひとつ、実際に声が出せなくなっていたんだと思います。これはすでに「白いパラソル」頃から現れ始めていた症状というか現実というか。過密スケジュールは確実に彼女の歌手としての輝きを蝕んで行ったのです。まさしく、人気の倍返し。

歌手の人生を考えず、量産的に売れる間に使い倒せ的な事務所の考え方も悪いですが、独立後、きちんと歌い手としてどうしていくべきかを見つめ直すことをしなかった聖子ちゃんにも非はあると、私は思います。

 

せめて紅白では・・・

5

冒頭にサブちゃんが東京競馬場でアカペラの「祭り」を歌った話題に触れましたが、本職の歌い手が、歌う場ではないところで、しかもアカペラで歌うって、結構勇気がいると思うんです。だって、

声が出ないかもしれない、音程がずれるかもしれない、ごまかせないかもしれない・・・

自分への自信と信頼がなければとてもじゃないけど、いくら機嫌が良くてもできませんよね。(とくにこの時、サブちゃんは病み上がりでした)
今や、自分よりも先輩が少なくなり、気を遣って緊張して歌う事が少ない環境の中、どうやって自分を律し、何にプライドをもって”松田聖子”を生きて行くか・・・口パクしない紅白で、どうやって松田聖子を貫くのか・・・

とにかく聖子ちゃんには 自信を持って堂々とかつ楽しく歌って欲しい と思うんです。
せめて紅白では、前年2015年、前前年2014年の悪評を帳消しにするくらいの歌声が聴きたいです、ほんとに。

 

まとめ

matome

1.聖子ちゃんは口パクしています

2.TVでも、コンサートツアーでも口パクは随分以前から恒例となっています

3.SONGSでも例外なく口パクしています

4.SONGSで収録時に実際に歌っているのは、キーを下げた昔の曲のみです

5.SONGSでのYOSHIKI作「薔薇のように咲いて 桜のように散って」は完全に口パクです

6.年齢とともに声が出なくなることに加え、若い頃の過密スケジュールのツケが倍返しの勢いで現れている

7.紅白でのYOSHIKIとのコラボで、起死回生となるような歌を期待しています

 

 

松田聖子の高音はもう出ない?紅白で歌った赤いスイートピーが酷かったワケ

注)私は、中学生の時から聖子ちゃんファンなもので、かなりひいき目にこの記事を書いております。

 

2014年、
そして2015年と
2年続けて紅白歌合戦のトリで歌った松田聖子さん。

2014年の紅白を終えた時、聴こえて来たのは

 ”高音が出なくて酷い歌!”

 ”あの溜めた歌い方、もう聖子も終わりだな!”

という批判でした。

 

紅白歌合戦での松田聖子の姿

2014年「あなたに逢いたくて」

一昨年の紅白歌合戦で聖子さんが歌った「あなたに逢いたくて」について、福山雅治がラジオ番組の中でこんな内容のことを言っていました。(完全なトレースとして言葉を起こせていなくてごめんなさい)

 

seiko2014

 

「紅白のトリは相当なプレッシャーを感じる舞台なんですね。あの松田聖子さんが声を震わせて歌っていたんですから。聖子さんって本当に歌が上手いんですよ。タモリさんにも『聖子さんってうた上手いですよねぇ!』って話したら『いあ、ほんっとに聖子ちゃんはうまいんだよ〜』って話になったんですよ。だから、紅白の、特にトリっていうのはすごく緊張する場所なんだなって痛感したんですよ。」

緊張している”という理由で 声が出なかった と、福山雅治がフォローしてくれてました。

そして2015年・・・

 

2015年「赤いスイートピー」

2回目ともなれば緊張も少しは和らぐんじゃないかしら?

だから、赤いスイートピー、期待していいかしら!

 

・・・なんてことはなく

恐らく彼女のファンは彼女より”緊張”していたのではないでしょうか?
頭をよぎる昨年の「あなたに逢いたくて」

seiko2015

恐らくこのショットは

「赤いイートピー♪」の 「」。

 

きっとね、すんごくキツイと思うんです。

こんなに頑張らないと 「スイートピー♪」って歌えない状況。

 

まるで100mを全速力で走った後で歌うような顔してますね。酸欠か、息切れ状態であるかのよう...

 

「なんであんなに溜めて歌うの?プロっぽく見せたいから?もっと普通に歌えばいいのに。」

 

というコメントを見かけましたし、コンサートに一緒に行った友人からも同じような言葉を聞いたことがあります。

いえいえ、カッコつけてるわけでも、演歌っぽく演出しているわけでもないんです。

そうしないと、溜めないと歌えないんです。

 

 ⇒今年、2016年紅白・・・どうなる?

 

松田聖子の声が出せない現状とは?

この頃はギリギリ高音を張って歌えていたんですね。

というか、松たか子さんは撮影しながら歌っていますけど、聖子さんは録音ですね、たぶん。

それでも 「シャツに」「咲いた」など、1つの言葉なのに、

 「シャ ツに〜」とか「咲 いた〜」って歌ってますよね。

元来、聖子さんって言葉を大切に歌う方で、よっぽど、それこそ走り回るライブでは1語内で息継ぎしたりはあったかもしれないけれど、不自然なブレスって、あまりしない方。

 録音でも続かないんだぁ、息・・・

って思いました。

Tear

高音を張って歌うためには、息を深く吸って、吸った息をお腹などの体の下の方におちつかせてから声にします。

そう、まるで凧を空にあげる感じです。

高く飛ばすためには、紐の端をしっかり掴んでおかなくてはなりませんよね?基点をがっつり定めないと、一緒に飛んで行ってしまいます。

今は、声を出すための仕込み時間が、普通よりかかるんだと思います。

また、高音部分まで地声で引っ張る歌い方なので、どうしても声帯と声帯の周りの筋肉が疲弊してしまいます。

高音ばかりか、比較的低い音域も、聖子さんは地声で歌うことが辛そうに見受けられます。

声帯の周りの筋肉が長い疲労の蓄積もあって、固くなり、伸縮が難しくなっているのではないでしょうか?

聖子さんがキャンディボイスになったのっていつ?

白いパラソル

私は初めて白いパラソルを聴いたとき、本当にびっくりしました。

今までの発声と全く違っていたからです。

『青い珊瑚礁』や『風は秋色』の頃は力強く声を張って歌っていました。ところが・・・

  ♪お願いよ~、正直な~♪

『白いパラソル』では、全体的に柔らかく、ちょっと地声を弱めて歌っているように聴こえます。曲のイメージや、新しい松田聖子というブランディングのためかなぁと思っていたのですが、どうやら、それとは違う理由もあったみたいです。

NHKの特別番組で藤井隆さんとのトークの中で、藤井さんが、聖子さんの歌い方や声について

「素敵ですね~」

みたいなことを言ったんです。そうしたら聖子さんが

「歌っていくうちに、だんだんだんだん声が思うように出なくなって、、、苦しかった」

というようなことを漏らしていました。

今聞き返すと、まず「白いパラソル」あたりで、松本隆さんが詞を手がけるようになった時を経て、そして『秘密の花園』あたりからキャンディボイスへの移り変わったように聴こえます。

恐らく、声が出なくなる過程で、松本隆さん初め、聖子プロジェクトチームが伏線をはりつつ、力任せに歌わない、歌唱力重視の大人の歌手へと育てようとしていたのかもしれません。

慢性的な疲れとの戦い

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★スーパーアイドルにもたらされる過酷な状況

当時のアイドルは、だいたい一日に2-3時間の睡眠しかとれず、それも車の移動中などが多かったとよく聞きます。

やはりスーパーアイドルだったピンクレディーの二人も尋常ではないほどの多忙を極め、売れている時代の記憶がほぼないに等しいほど、まさしく馬車馬のようにかけずり回っていたと言います。

 売れている時がんがん稼がせよう!

 売れている時にどんどん仕事がしたい!

事務所側も本人も、必死。

松本隆さんや大村雅朗さんらのプロジェクトチームも、ノイローゼになるほどの重責を背負い続けていたと言います。

ヒットして当然の仕事だったからです。

経営側も、作る側も、そして当然歌う本人も、ヒットして喜ぶまもなく次のシングルを売るための次の戦い”が始まる・・・聖子さん曰く

「毎日レコーディングスタジオにいた気がする」

というほどの生活だったと言います。

seiko35

また、女性の体力で全国ツアーに回ることが、実はとてもとても過酷なことだということはご存知ですか?

売れていなければ開催できない全国ツアー。

ですが、その仕込み、無理なスケジュール、移動、食生活、睡眠、気候・・・どれも安定しない中のコンサート。

普通の生活を送っていても体調、特に女性の場合には婦人科系器官への症状が現れやすいですよね。

中森明菜さんが一時期、情緒不安定のような状況だったと見聞きしました。またマライヤキャリーもです。

全ての女性歌手の方が同じとは言えませんが、芸能界という男社会、資本社会の中で”アイドル=女の子”として男性の仕事をしなければならないというのは、想像を超えた苦難があったと考えられます。

★睡眠不足で歌いつづけるということの弊害

ところで、みなさんは徹夜明けで歌ったことって有りますか?

徹夜カラオケでもいいです。

私は、夜勤の仕事を3日連続でした時、仕事から帰った朝、試しに歌ってみたんです。

3日連続の夜勤だったので、3日間、仕事明けの朝毎にです。

歌うって言ってもカラオケ程度ですけれど...

1)初日

私、結構元気だわぁ!歌える歌える!
と思っていました。当時40代だったのですが、まだまだ大丈夫!いけるいける! ってな感じです。
悠長なもんです。

2)2日目

多少頭と身体にだるさは感じましたが、それでも よしっ!! と気合いを入れて歌えました。でも、曲数が減ります。激減ではないですが、歌っていて楽しいと思えることが少なくなったように思います。

3)そして3日目

頑張りたいけど、頑張れない。とにかくだるい
声が出せる出せないではなく、声を出す気力がなくなりました。体中の気力がごっそりそげてしまったかのよう。

気合いだ!やる気はないのか!

そんな言葉が通用しない状況。とにかく眠い

Tear

もし20代なら、1週間くらい徹夜が続いても歌えていたかもしれません。

でも、

そんな状態が続けば続くほど、体力があればあるほど

声帯や声帯の周りの筋肉にかかる負荷は相当なものになります。年齢が進むと、その負荷は右肩上がり。疲れという利子をどんどんつけて膨れて行きます。

でも、コンサートとなると体力と気力で補えてしまう・・・そして利子がまた増えて行く。

私は何十年もコンサートで彼女の生歌を聴いてきました。

時には「口パク」と批判され、ファンの間からも「ダンスしなくていいから、すべての曲を生で歌って欲しい」との声も多く上がっていました。

しかし、長く、できるだけ長く歌手として歌っていて欲しいのならそれもいたしかたないのだと、今は思います。

80年代、90年代と、音楽に活気があった時代に彼女はずっと歌い続け、コンサートで全国を回り、新曲を出し続けてきたのです。

聖子singles

あの時代に歌手として活躍し、かつ今も活動し続けている歌手はどれくらい残っているでしょう?

売り物になろうと、プロの歌手であろうとし続けている人。

売れるから歌う、歌うから売れる。そのループの中に長く君臨すればするほど、身体にかかる負担は雪だるまのように膨れ上がって行く。

今の松田聖子さんが声が出なくなっているのは、もちろん加齢もあります。でも、大きくな理由はあの当時に使い切ってしまった声帯と声帯の周りの筋肉の疲弊が大きいのだと私は考えます。

声帯はなかなかよくなりません。

きっと聖子さんにもトレーナーはついていると思います、だからあの程度で済んでいるはずなんです。

まだ歌っていてくれるだけで幸せだなと、私は思います。

注)私は、中学生の時から聖子ちゃんファンなもので、かなりひいき目にこの記事を書いております。

キーを下げると、元に戻すことが難しくなる理由

seikobikkuri

曲調を変えるためや、その日のコンディションで一時的に下げることはあるにせよ、苦しくて下げるのであれば、それを元に戻すのは一筋縄ではいきません。

聖子さんも、そして松任谷由実さんも、ここ数年でキーを下げざるを得なくなってますね。

キーを下げること自体が悪なのではなく、キーを下げてしまうと、それ以上下げられなくなり、結果、曲が成立しなくなるのです。

地声を使いすぎたために声帯や声帯の周りの筋肉が疲れ、自力では伸びたり縮んだり、開いたり閉じたりという動きをする力が無くなってきてしまう

キーを下げることで、同時に裏声にスイッチしていく、裏声も使うという回路も作っていければいいのですが、

キー下げると楽チン!

と、声帯と声帯の周りの筋肉が、あくまでも地声を使い続けることをよしとしてしまう。このさき、また疲労がたまり声が出なくなるとまた下げる・・・を繰り返す危険性があります。

本当は、土台作りから地道に、時間をかけて取り組みつつ、歌っていかれればいいのですけれど・・・。

商売となると、なかなか難しいものなんですね、きっと。

松田聖子が、本来の歌唱力のある歌手として活動していくために・・・

聖子shot

聖子さんがもともと持っている歌の才能。

声質、リズム感、記憶力、言葉のとらえ方、表現力・・・

それらを存分に生かすためには、私は 過去の作品を捨てる ということがとても重要だと思います。

 松田聖子に過去のヒット曲を歌わせない

ということ。

あの頃の曲は、すでに今の彼女には合ってないのです。音域も声量も、、、なんと言っても自分にとっても聴き手にとっても、その記憶とは完全に釣り合っていない

お互いに過去に縛られている。

80年代という、ある意味音楽にとってマンモス的な時代の呪縛を脱ぎ捨てる。いつまでも「赤いスイートピー」を歌わせることないと思うんです、私は。安泰路線を一旦は脱却する。

そういう意味でも、アメリカ進出はよかったんだと私は思っていました。成功するしないが重要なんじゃない。

例えば60歳を越えてからもなお、「赤いスイートピー」を原曲のキーで歌える歌い手であったら、どんなに素晴らしいでしょう!

歌が上手くなる方法<後半>でも提案した方法、

 自分が歌って、うまく聞える歌を歌う

という勇気が必要なんじゃないかと、私は思います。

永遠の

まとめ

長年、第1線で歌い続けてきた、本当はとても喜ばしい実績が、実は今の歌手・松田聖子を逼迫しているのではないかと私は考えます。

高音が出ない、声が出ないと紅白歌合戦の歌唱について批判を受けています。それは事実です。実際彼女は声を出せていません。過去の彼女と比べてというより、歌手として、声を出すということが苦しそうにすら見えます。

その点について否定するつもりはありません。

私は聖子ファンなので、松田聖子さんがありたい歌活動ができればそれで大筋いいのです。ただ、見ていて、聴いていて、今の松田聖子の歌唱が、必ずしも彼女が望んでいる状況だとはどうしても思えない。

松田聖子という歌手の功績も十分に認め、讃えるからこそ、ファン自身も彼女に対する姿勢や要望を考え直さなくてはならないのかもしれないと、そう思っています。

注)私は、中学生の時から聖子ちゃんファンなもので、かなりひいき目にこの記事を書いております。

東日本大震災後の大船渡へ松田聖子が歌った歌

今日、3月11日は東日本大震災が起こった日。

 

地震の起こる前、

空はまるで鉛のような、それこそノストラダムスの予言書にあるような

大王

が降ってきそうな重苦しい色。

異様な様相を漂わせながらその時を迎えました。

 

松田聖子さんの思い

「ありがとう」

アルバム『Cherish』の中に『ありがとう』という曲があります。

これは、震災の後、普通の暮らし、

好きな人を送り出し、そして迎える日常のあったかさ、そして大切にしたいという気持ちを歌った歌です。
「ありがとう」/松田聖子の歌詞
音源は既にYouTubeなどから削除されてしまい、試聴でしか聴けなくなっています。

 

けれど、この歌詞を読んでいただければ、

当時の聖子さんの気持ちが伝わってきます。

 

ボブジェームスとの大船渡コンサート

世界的JAZZピアノ奏者のボブジェームス

彼は「いわてジャズ2011」という、いわき市のJAZZバンドとの共演に向けて、曲を書いていました。

震災のため、そのコンサート開催も危ぶまれる中、自ら大船渡に足を運び、救い出された楽器とそしてJAZZ楽団のメンバーと開催を熱望していました。

 

確か、この曲はもともと楽器演奏のための作品で、「みんなでひとつになりゲンキに生きよう!」っていう、明るい曲調のもの。

しかし、彼のお嬢さんの提案で、その曲に詞をつけることになったのが、”歌曲”となったきっかけだったと記憶しています。

 

そのことから、日本人の女性シンガーとしてオファーを受けたのが松田聖子さんだったのです。

英語が堪能で、日本国内で彼女を知らない人はあまりいいないほどの知名度。そして素晴らしい声質と歌唱力。

それらの要素がオファーへと繋がったのです。

 

大船渡でのコンサートで、まず歌われたのがSUKIYAKI=上を向いて歩こう でした。

その模様の音源がこちらです。

 

 

そして、恐らくJAZZバンドとJAZZを歌ったのは初めてだったのではないでしょうか?

ボブジェームが大船渡のために作った曲 『Put Our Heart Together』 です。

 

聖子の歌唱力と声質と底力

『SUKIYAKI』と『Put Our Heart Together』、

この2曲を聴いて

 

松田聖子は歌が下手だ、酷い!

 

という方はいらっしゃらないのではないでしょうか?

 

紅白で歌った「赤いスイートピー」や「あなたに逢いたくて」で、目立って違和感を覚えたのは

 ”溜め歌い”・・・まるで演歌みたい

ほんとでしたね。

 

演歌のような歌い方になってしまう原因、理由は確かにあるのですが、

でも、

今回ご紹介した2曲『SUKIYAKI』と『Put Our Heart Together』をお聞きになったとき、

”溜め歌い”って気になりましたか?

 

「赤いスイートピー」や「あなたに逢いたくて」では、あんなに耳について酷かった溜めた感じが、曲を変えることで、そんなには気にならなくなる・・・

決してなくなったわけではないけれど、でも”ありかな?”って思える程度の感覚になってくるような気がします。

 

しかもジャンルも変わって、”JAZZ”っていう畑の中で奏でられていることも、功を奏してるんでしょうね。

 

彼女のオリジナルの曲は、みなさんに根強い印象を与えています。

かつての松田聖子ならこういう声で歌ってた

あの頃の松田聖子ならこんな風に歌ってた・・・

私たちは、自分の中にある 記憶 を聴いていることも少なくありません。

基本的に、CDが”正解”となって、私たちの耳にしみ込んでいます。

 

でも、例えばJAZZの場合はフェイクやスキャットといって、オリジナル曲のコード進行の中で、音を変えて歌う技術が存在しています。

演歌でも、いわゆる音符通りに歌うことが、逆に趣をなくし、情緒的ではない、感情がこもっていないなどという印象を与えることもあります。

例えば、森進一さんの「おふくろさん」。あの曲を、普通に楽譜通りに歌っていたのでは、全然魅力的じゃないですよね?逆に笑えるかもしれないけれど^^;

 

そういった背景もあって、『SUKIYAKI』と『Put Our Heart Together』の2曲を聴いている限り、聖子さんは、”自分の歌にする力と技術”ズバ抜けて優れているんだなぁとつくづく思います。

 

そして、演奏者や会場のお客様も含めて、自分の世界に引き込んで行く力も。

 

確かに、完璧というわけではありません。ところどころ、声も震え、音程も外れていたりします。

それでも、彼女が自由にのびのびと歌う歌を聴くことができたのは、なによりボブジェームスの寛大さ、技術によるところが非常に大きいですよね。

 

だからこそ、

聖子さんには今までのヒット曲から一旦離れて、違うジャンルを地味に歌って行くスタイルも、同時に持ってもらえたら・・・と想像せずにはいられません。

 

まとめ

東日本大震災でのショックな感情、一方で幸せなことへの尊さ。

松田聖子さんの中で一時は「音楽を続けていていいのか」という苦悩があったといいます。

それは他のミュージシャンも同じで、音楽が何になるのか?

という想いが否応なく押し寄せて来た東日本大震災。

そんな中、やはり自分には音楽しかない!と、また前へ進む。

聖子さんのように、思いがけず、外国アーティストからのオファーを受けることで、広く外国との繋がり、橋渡しをすることになったことは、ファンとしてとても嬉しく誇らしいことでした。

そして開かれた「いわき2011」というJAZZコンサートでの歌唱。

聖子さんの新たな可能性を感じずにはいられなかったコンサートでの歌唱。

今回は、聖子さんのオリジナル曲「ありがとう」そして、大船渡でのコンサートで歌われた『SUKIYAKI』『Put Our Heart Together』をご紹介しました。