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ちあきなおみ 私の好きなオススメの歌はこの2曲

私の好きな歌
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今朝、10月8日の朝日新聞広告で大きく「ちあきなおみ」と出ているのを見ました。

ちあきなおみさんは私も大好きな歌い手さん。コロッケさんのモノマネで『喝采』が有名ですよね。

昨年だったか、一青窈さんが『雨に濡れた慕情』をカバーなさって、ドラマの主題歌だったか、なっていた気がします。

この新聞広告では「ちあきなおみ 歌の世界聞きくらべ」として10枚のアルバムを収録しているセットらしいのですが、私の超オススメの曲がどちらも入っていなかったんです。

 

目次

ちあきなおみの歌

ちあきなおみさんの歌唱力

そもそも、ちあきなおみという歌手はソウルなんかを得意としていた方なんです。どうりで、ちょっとやそっとのリズム感じゃないと思っていたんです。

でも、日本で歌手としてやっていくには演歌を歌った方がいい、演歌を歌ってくれ、とプロデューサーだったか、事務所から依頼されて演歌を歌うようになったと聞いたことがあります。

この新聞の中にある曲で「さとうきび畑」の歌があります。
もう、あの曲を思い出しただけでちあきなおみさんの歌声が聞こえてきそうな気がしませんか?

もちろん、森山良子さん素敵ですよね。彼女も米軍基地で仕事をしていたお父上から、英語の発音を厳しく指導され、また米軍が身近にあったから、彼女の美しい声と相まって彼女にしか歌えない歌に、どの歌でも変えてしまえるんだろうなって思うんです。

そしてちあきなおみさんも、ソウルという、ちょっと血なまぐさいような世界で、魂の解放を歌った歌がおおいジャンルにインスパイアされたこと自体、ソウルリズムの血が引き合ったんだろうなって想像します。

 

ちあきなおみ 私のオススメの曲1「始発・・・まで〜暗いはしけ」

作曲:Velho-Ferreira 日本語詞:吉田旺 原詩:Velho-Ferreira

原曲は映画「過去を持つ愛情」の歌としてアマリア・ロドリゲスが歌ったもの。日本語版として吉田旺さんが詩を書き、ちあきなおみさんが歌っています。

ちあきなおみさんは、ポルトガル民族歌謡であるFADO(ファド)を日本語詞でよく歌っていました。『霧笛』もそうですね。

このシンプルな楽器、でもシンプルなだけにべたーっとした音楽になってしまうこともあり得る曲。

こういう曲を歌うと、歌のデッサン力が活きてくるんですよぇ。

バックがシンプルだと、歌い手でそこでどう歌うのか、どんな世界にするのか、どんな主人公として生きるのかが明確であればあるほど、聞き手にどんどん映像や、風や、温度が生まれてくる。

これは技術じゃない。

そう、声をだす技術やビブラートをかける技術はあります。でも、例えば

「ここでデクレッシェンドかけたら物悲しく聞こえるよ」

なんてもんじゃないんですよね。

カメラの絞りってあるじゃないですか。その絞りをまず心に装着する。そして、心と声帯をつないで、その絞りを心からかけていく、、、そうすると心の絞りに連動して声も変わってくる・・・そんな感じかな?

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余談ですけれど、中島みゆきさんが作ったこの曲を思い出してしまいました。
LALALA/研ナオコ

 

 

ちあきなおみ 私のオススメの曲2「雪」

作詞:吉田旺 作曲:池毅

この曲、”女”が彼女の言った言葉のところ、全然違うんですよ。「負けた」という言葉の女性と。はっきり違うんです。

何を言ってるのかわからない!ってお思いになったら、ぜひ聞いてみてください。

この曲は、詞や曲が素晴らしいのは言うまでもないのですが、ちあきなおみさんの女らしさや女として生きてる覚悟みたいなものがね、感じられるかのようです。

「霧笛」では自分のものにならない相手を毒殺する女を、

「雪」では存在すら気づかれずに孤独に切り刻まれるかのような女を、

それでも、その時を痛々しくも生きてる姿がそこにあるように思えます。

そして、生きていくしかない自分に、踵を返すことで自分で背中を押しているような、そんな世界が見えてきます。

さよならは、言えないまま。

 

ちあきなおみさん自身が好きだった歌

NHKの歌番組を見ていたら、作曲家のすぎものまさとさんが出ていらっしゃいました。すぎもとさんが作曲した歌『冬隣(ふゆどなり)』を、ちあきなおみさんがとても好きだったというお話をなさっていました。

この歌は、逝ってしまった人が置いていった寂しい時間が描かれています。

奇しくも、ちあきなおみさんが、この歌の主人公と同じ境遇になってしまうことになり、彼女はステージを下りました。

 

 

ちあきなおみ 私のオススメの曲〜おまけ「伝わりますか」

作詞作曲:飛鳥涼

この曲、初めて聞いたのは飛鳥のセルフカバーアルバムでした。「伝わりますか」の他には中森明菜さんに書いた「予感」なんかも入っていました。

で、すっごく良かったんです。当時、20代になるかならないかの頃だったのかな?すっごく想っている方がいたんですけれど、それ以上にはならなかったんです。この曲を聴くとその人を思い出します。
・・・
そんなことを言っていたら、なんと夢に彼が登場しました、びっくり(笑)

そういえばASKAさん、オーケストラとコンサートされるようですね。
仙台、札幌、東京のチケットはまだあるようです。

ホイットニーを思うにつけ、薬物を使用すると声が出なくなるのかな?と。一時的にはガンガン張り上げられるんですけれど、それこそ筋肉や声帯が疲弊してしまうような印象があります。
でもASKSさんが白か黒かはわかりませんが、あの伸びやかな声が聞けることをお祈りしています。

 

さいごに

ちあきなおみさんのオススメ曲2曲とおまけの曲をご紹介しました。

1曲目:「始発・・・まで(暗いはしけ)」
2曲目:「雪」
番外編:ちあきなおみさんが好きだった歌「冬隣」
おまけ:「伝わりますか」

おまけの「伝わりますか」は飛鳥Verもご紹介しました。

もともとソウルを歌っていただけのことはある!今も錆び付くことのない名曲。私がご紹介した曲は有名な曲ではないと思いますが、確かにちあきなおみさんの歌唱力や歌手、そして人としての生きっぷりをうかがわせるような気がして、大好きな歌です。

ぜひ、みなさまのちあきなおみコレクションに加えていただけたら嬉しいです。

 

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